
今回のブログは前回の予告通り
「S2000バッテリー交換」です。
前回のブログで

S2000のバッテリーがお亡くなり(充電不足ランプ点灯)になって
冬の間は乗れなくなったのでスタッドレスに交換しなかった事を書きました。
実際にバッテリー本体のインジゲーターを確認しても

充電不足でした。
うちのS2000、後付けの電圧計があるので確認すると

10.4Vしかありませんでした。
一応、この状態でも
セルモーターが弱々しく回りますがエンジン始動は出来ます。
ただ、バッテリーが限界に近い状態で走行する気にはなりませんでしたので
今年の冬は冬眠させることにしました。
ですが、
1月中旬に

バッテリー2個、買いました。
(1個はNーVAN用です。)
S2000用バッテリーに追加して

バッテリー寿命判断装置「LifeWINK」も購入しました。
梱包を開けると

中身はこんな感じ。
「バッテリー回収用伝票」、「安心サポートカード」も同梱されていました。
バッテリー回収伝票の下には

バッテリー本体。
いつもの定番、

カオス ブルーバッテリーです。

サイズは「60B19L」
バッテリー本体のインジゲーターを確認しても

新品なので「良好」ですね
ここから交換作業です。
バッテリーをそのまま外すと
CPUの学習機能などが消えてしまうので

メモリーキーパーを使用します。

モバイルバッテリーから電力供給して
接続方法はOBDⅡコネクターに繋ぐだけ。
以前はバッテリー端子にワニ口クリップで留めるタイプを使用していたのですが、
「クリップが外れる可能性」、
「プラスとマイナス配線の接触する事によるショートの危険性」
を考慮して、こちらに換えました。
モバイルバッテリーに繋ぐと

電源入力供給ランプが点灯します。
S2000は助手席足元のセンタートンネル側にOBDⅡコネクターがあります。
うちのS2000は

レーダー探知機をOBDⅡに接続しているので

外して

メモリーキーパーを繋ぎます。
OBDⅡに繋ぐと

車のバッテリー電力が入力されたことを示す中央のランプが点灯します。
この状態で交換準備が出来ましたので、

バッテリー端子を「マイナス」、「プラス」の順番に外します。
バッテリー端子を外すと

中央のランプ(車のバッテリー電力供給)が消えて
端の「モバイルバッテリーから電力供給中」ランプが点灯します。
画像はありませんが、このタイミングで
バッテリー固定ステーを外しています。
あとはバッテリーを外すだけ。
金属部分に当てればショートするので
バッテリーを外す前に

新品のバッテリーから外した「電極カバー」と
「カオスバッテリー用運搬用バンド」を装着して

バッテリーを車両から回収します。
ここで、もう一つ作業。
以前、購入していて、
バッテリー交換のタイミングで交換しようと予定していた物。

S2000用マイナスアース配線。
(バッテリーのマイナスとボディを繋ぐ配線です。)
流石に25年間、アース線を一度も交換していないので
「配線自身の硬化」と「電力供給ロス」があると思いまして
交換する事にしました。
ゴソゴソ(外す音)

ボディ側に10mm頭のボルトで留まっているので外すだけ。
外した配線は

予想した通り柔軟性が無く硬化していました。
電力供給もロスしていそうな感じがしましたが、
うちのS2000はアーシングしているので
その点はあまり変化が無いのかも?と思いました。

バッテリー新旧比較。
新の方は電解水用のキャップが剥き出しになっていますね。
あとは逆の手順で
「マイナスアース配線取付」、
「バッテリー搭載」、
「バッテリー固定ステー取付」、
「lifeWINKをプラスとマイナスに接続」、
「バッテリーへプラス端子接続」、
「バッテリーへマイナス端子接続」
以上の作業をすれば

新バッテリーへの交換作業、完了です。
上の画像でlifeWINKの右端の緑色のランプだけが点灯していますが
これがlifeWINKの初期状態です。
最初にエンジンを掛けた時の初期電圧を記憶して、
そこからの劣化状況で診断している装置らしいです。
余談:
lifeWINKは初期電圧を一度しか記憶しないので
他のバッテリーへの転用は出来ないみたいですね。
一度、エンジンを掛けると

左から右へ流れるウインカーみたいにゲージが延びて寿命診断が始まります。
交換後、エンジンを掛けた感想。
物凄くパワフルにセルモーターが回る様になりました。
前回、バッテリー交換した時にこんなに回ってたかな?
きっと、マイナスアースを新品に交換した事も効いているのでしょうね。
交換前は10.4Vしかなかった電圧は

ちょっと遠いですね。

14.3Vもありました。
(エンジン掛かっている時です。エンジン切った時には12Vちょっとでした。)
交換時の走行距離は

132,589kmでした。
忘れない様にうちにあるラベルプリンター「ネームランド」で印刷して

交換時の「走行距離」と「交換日」を貼っておきました。
これなら忘れませんし、
ボンネットを開ける度に交換時期確認の役に立ちそうです。
これで今年もS2000に快適に乗る準備が進みました。
あとは春までにオイル交換して準備万全状態にしないと。
なので近い内にオイル交換ブログを書きます。(笑)
ここからカーナビのお話。
結構前にポータブルカーナビを購入していたのですが
専用取付ステーでダッシュボード上に装着すると
フロントガラスの半分ぐらい占めるので前が見えない。
色々と考えた結果、
タブレット装着用のローアングルステーを見つけたので試してみました。
ダッシュボード上に

こんな感じで取付けます。

エアコン吹き出し口を半分ほど塞ぎますが、運転席側に向けて取付けてみると
フロントガラスの視界を塞ぐこともなく取り付け出来ました。

実際にこの状態で走行してみましたが
カーナビが落下する事も揺れる事もなく固定出来ていて完璧。
ただ、一つ難点も。
夜に走行する時、運転席に向けている事で、眩しいです。(オチ)
今度、角度変更して取付け直します。(笑)
このカーナビ、内部バッテリー式なので
電源配線も必要なく、充電もUSBなので簡単です。
ここからブログタイトルにありませんが、延命処置のお話。
S2000から外した充電不足の旧バッテリー。

充電不足で電解液が減っていると思って
補充液を準備してバッテリー内部を確認してみましたが

バッテリー液は減っていないですね。
ただの充電不足だけでしたら充電すれば使用できる可能性もあるので

うちのバイクに使用しているバッテリー充電器に接続して

充電してみました。
繋いだ直後にバッテリー診断するのですが、
「充電不足」表示でした。

バッテリー、パルス充電中。
充電完了したのでインジゲーターを確認してみると、

充電不足表示でバッテリーは復活しませんでした。