
昼間、寝過ぎたら寝れません・・(汗)
土日は朝から工場入りなのに・
と?いうわけで東につられてヲラもちょっとヲタクなことやってみました。(謎)
うちの2号さん・・
壱号機と違って
トッつぁんセダンなクラウンアスリート。(笑)
V6 3.5L、6速ATです。
どうでもいいけど・
公称315馬力だけど、ヲラ的には遅っせ~w
で、この6AT。
まぁ、壱号機がMTなので2号さんはATでも良いのですが・
ちょっと前のトヨタのアッパーミドルクラス~レクサスあたりに搭載されてる
シーケンシャルシフト付6速ATです。

んで、最近のATでは機能にあると思うのですが・・
この6速AT、マニュアルシフトでシフトダウンした後に停車後、再発進時にマニュアルシフトアップしとかないとシフトダウンしたギヤまででホールドされてしまうのです。
なので・・・6>5>4>3>2とシフトダウンして停車後、2>3>4>5>6とシフトアップしとかないとギヤ、アタマ打ちなのです。(実際は6速は街乗りではギヤは入りませんが)
アリストの時はATが1速に入ると強制的にMレンジからDレンジに一時的に戻すといういわゆる「
自動D復帰」なんてのをコンデンサとリレーだけで作って付けてました。
が、この6速AT、DレンジからSレンジ(シーケンシャルシフトモード)にすると5,6速で走行中でも4速に入ってしまうのです。
まぁ、これはこれでDで走行中、シフトダウンするのに自動的に4速セレクトになるのでアリなのかもしれません。
でも、ヲラの場合は・・常にSレンジで走りたいのでSレンジに入れると6速セレクトにしたいのである。
まぁ、AT乗ってて積極的にマニュアルシフトしたがるのは生粋のMT乗りぐらいか・
クラウンやマークペケ、レクサス等でパドルシフトが付いてる(付けた)場合は
後付でそのようなことをやってくれるのは
2諭吉ぐらいで市販してます。
うちのはパドルシフト化してないのでアレですが・
元々MT乗りなのでパドルシフトよりフロアシフトのほうが好みです。
アリストの時は純正がパドルではないですがステアシフトでした。
前置きが長くなりましたが、要はこの機能を自作してしまおうと言うわけです。
マイコン屋さんに言わせればPICで回路組んでプログラム組んで・・
とチョロイのかもしれませんが、ヲラはマイコンはわかりませんし、製作環境もありません。
普段はPLC機械制御屋なので考え方もだいぶ違うし・
マイコンではなく只のオペアンプ回路ですが、
こんな程度なら自分でも作れますが・
電子回路、マイコン、パソコンは本業じゃないので・・
そんなわけで生業であるPLC制御で作ってしまおうというわけです。
ただ、産業機械の電気はDCは24Vがキホンです。
普段扱ってるのも電源、I/Oともに24Vです。
ごく一部に5V、12Vありますが・・
クルマに使うには都合悪く・・
DC12VからDC24Vに昇圧したり、インバータでDC12V>AC100VさらにパワーサプライでAC100V>DC24Vなんてのもアホくさいです。
I/Oも12V<>24Vでレベル変換しないといけません。
前のA/F計はDC12V>AC100Vやってたけど・
んでも、オムロンからこんなの出てます。
ZEN プログラムリレー
DC12V電源でI/Oも12Vおげ。小型で本体だけでプログラム組めます。
普段使ってる
SYSMACや
MELSECといった本格的なやつのようには機能も容量もありませんが、
おもちゃを作るぐらいなら上等です。
昔は三菱FXシリーズにも12V対応あったんだけど、廃盤・・
で、ヲクでゲット! 新品だといい値段しますが、ヲクで3900円♪ ポチりました。
パソコンでもプログラミング出来るけど、本体だけでも編集可です。
上等なやつのようにRUN中変更とか演算命令使いまくりとか出来ませんが、こんなちっちゃなのではプログラムもたかが知れてるので無問題。
さて、メモ書き程度に図面を書いて仮配線でつないで作ってみました。
外観こんな感じ。
在庫部品で組んだので暫定でDC24V電源でテストです。

どうせなら・・試しにということで、
ゼロクラウンの場合、200系みたいに降車時シート後退機能(イージーアクセスパワーシート)がありません。
まぁ、要らないといえば要らないですが、ついでにこれも制御化。
乗車時はスマートキーでドアあけるとポジションを再生するという機能は最初からありますが、乗る前に戻っては矛盾なのでエンジン始動でシートが戻るというふうにしようかと・
まぁ、考え方は単純です。
元来、純正はこういう制御は各部に配置されたMPXコンピュータがCAN通信で繋がってコマンド発行しながら制御されてますが、ユーザーレベルではそこに介入するのはキビシイのでスイッチやセンサ等の信号レベルを使って疑似入力してやろうというワケです。
AT制御は車速信号(このPLC、高速パルスは150Hzまでですがカウントできます)で停車を確認してシフトアップ信号(シフトレバーのアップ操作の代わり)を5発入れて6速セレクトにする。
あと、20km以下の状態である一定以上のアクセル開度でシフトアップパルス5発。
(シフトダウンしてコーナーリング後を想定)
これはアクセルセンサの電圧(電スロなので)を取り込んで何ボルト以上だったらパルス発生とか。
無駄パルスがイヤだったらマニュアルシフトダウン信号も参照すれば効率的か・
このPLC、0-10Vのアナログ入力も2点あるんです・
DレンジからSレンジに入れたときもシフトアップパルス5発。6速セレクトになります。
PLCの出力はトランジスタの無接点なので寿命も問題なし、6速にセレクトのままなら空パルスが入るだけ。
実際はセレクトが6速に上がるだけで適切なギヤは純正制御されます。
以上の制御はSレンジでのみ。Dレンジでは完全に純正制御にします。
SレンジでもECTモード標準の時だけでPWRモードは純正制御かな?
マニュアルシフトダウンしたらオートクルーズ解除も欲しいな。
純正は3速(4速だったっけ?)まで落とさないと自動解除されません。
(
アリストの時、やってました)
あとはSレンジでレバー長引き(+)で6速セレクトまで一気に戻しとか・
パワーシート制御は、純正のシートメモリ機能を利用します。
IG-ONでシートメモリSW1に信号入力。ドライビングポジに戻ります。
IG-OFFしてドアをあけたらメモリSW3に信号入力。シートが待避します。
都合のいいことにシートメモリボタンはIG-ON&PレンジまたはIG-OFFで運転席ドア開でいつでも操作出来ます。
IGN-OFFでの動作は常時PLC電源を入れることになってしまうので、IGN-OFF後一定時間でPLCも電源オフするようにしてみますか。
プログラムはこんな感じ。メモ書き程度の殴り書きですので、間違いも見受けられますw
おもちゃレベルなので即席です。5分ぐらいで書いてみました。
PLCのプログラムってこんな感じなの。ごくカンタンな例ですが・
本業の機械制御はもっと高度です。
書いたのは停車時の6速セレクト戻しと降車時のシート待避だけですが・
ちょろちょろとデバッグしてI/Oモニタで出力信号確認。
まぁ、いい感じ。
あと、なんかいいアイデア無いかなあ?(笑)
ギヤをバックに入れると左ミラーがちょっと下向くとか・(I/O足りない・)
ドアロック連動ドアミラー格納はマジェ流用で出来てる。
ちょっとヲタクなこと考えてみたので後日やってみようかと。