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なまよみのブログ一覧

2015年09月13日 イイね!

ゴルフGTE試乗(9/14追加コメントあり)

 前述のI氏が308の1ヶ月点検。
 まだ、納車から1ヶ月しか経っていないのかと驚き。その間に、個人的にもいろいろと周辺事情の変化があったもので、なおさら驚き。

 その間「まだ、一度も高速道路に乗っていない」と聞き、では隣県のVWまでドライブに行くことに。目的はGTEの試乗。なぜ隣県まで行くかといえば、近場でGTEが入っている店が無いから。田舎は辛いのです。

 高速巡航中の308コクピット。

 100km/hで2,000回転。
 3気筒のエンジン音は回すとちょっと癖がある。しかし、この程度の回転数ではそれほどうるさくもない。むしろトゥーランのほうがうるさいかな?

 で、I氏の蛇行運転に酔う。
 レーン左に寄りすぎたら右へ。右に寄りすぎたら左へ。8ビット機ベーシックでIF~THENなAIレーンキーピング。レーン内を左右にカクンカクン。それでコーナリングをされると、まさに「多角形コーナリング」。BGMがマンウィズだからって、そこまで「狼」にこだわらずともw



 で、やや酩酊しながらも目的地へ到着。



 GTE全景。

 とくにGTE独特の強烈な個性があるわけでもなく、そこがまたVWらしくて良い。

 フロント。

 VWの方向性が「青=エコ」なんでしょうね。黒ボディと相俟って、なおさら地味さを盛り上げています。じっさい、このあと試乗しても、街中で誰も振り向いてくれない。それくらい、当たり前のデザイン。

 いざ試乗。
 街中ながら、バイパスメインのけっこう長いコースを走らせてもらいました。

〓Eモード〓
 正直、想像以上でした。感動すら覚えた。
 100km/h手前あたりまで難なくグイグイ加速します。モータだけで国産コンパクトカー(役物除く)をあっさり置いてゆくだけの性能はあります。
 モータとDSGの連携で、インバータのような加速音が楽しめますので、私のような電車オタクも大喜びでしょう。

〓ハイブリッドモード〓
 いちばん「フツー」でした。TSIエンジンとモータの連携が素晴らしい。素晴らしすぎてハイブリッドカーに乗っている感覚がまるでない。それだけ良く造られているということなんでしょうね。
 でも、街乗りだけならEVモードのほうが楽しいかもしれません。

〓GTEモード〓
 初期加速は「?」という感じ。遅くはないんだろうけれどちょっとモタモタする。体感的に2秒くらい「もっと加速してくれよ!」と思ってしまう。でも実際には、その間にもちゃんと加速している。メータを見れば、あっという間に60km/hを越えている。
 そして楽しいのはそこから。中間加速のモリモリ感は200馬力超の性能によるもの。巡航速度からの追い越しなどはメチャクチャ得意そうに思えました。ぜひ、高速道路で試してみたかったですね。

 でも!
 やはりハイブリッド。GTの名を冠していても、GTIやRの眷属だと考えたら拍子抜けするかと思います。ハイブリッドのメリットを楽しみながら、必要充分以上に楽しめるゴルフと考えるべきでしょう。

 ちなみに、試乗者はすでに20人以上にのぼるものの、まだ契約がないそうな。
 良い乗り物だとは思うんだけれど、乗った瞬間に「欲しい!」と感じる車ではないのでしょうね。試乗して、家に帰ってカタログを見て、いろいろ考えてから購入に至る。そんな車なのかも。
 乗り出しも500万円超え。

 複雑な機構を考えれば高くはないのかもしれませんが、私には高嶺のフラワァ。
 金銭的に余裕のある人のセカンドカーってイメージです。


 最後に、I氏もオマケでショートコースを試乗させていただきました。
 担当Kさん、本当に有り難うございました。

 あ、帰りは酔いたくなかったので、安定した走行方法の指導かたがた、途中まで私が運転いたしましたw


■■■■■9/14追加コメント■■■■■
 ハイブリッド走行時には電力回収を積極的に行うモードも選べ、Dレンジからシフトノブをポンと下に1回入力するだけで強烈な回生ブレーキがかかるようになります。降坂時などに便利そう。通常モードへの復帰も同操作でできるので、扱い易かったです。

 乗り心地は極めて良かったです。オプションの18インチを履いていたのですが、まるで突き上げがない。I氏の308よりマイルドな感じでした。おそらく車重のせいでもあるんでしょうね。
Posted at 2015/09/13 19:10:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗・展示会 | 日記
2015年07月18日 イイね!

新型シエンタ展示車&新型パサート試乗車

 まずは、新型シエンタ見てきました。

 スペック的には期待することもとくになく、試乗欲もないので見るだけで充分です。「7人乗り」という部分にだけ興味を示した、まさに「冷やかし」的訪問でした。
 しかし、これがなかなか侮れない部分もありました。
 ミニバンの3列目シートへの要求は、大きく分けて2タイプ。
「緊急的な用途として3列目を割り切る」
か、
「常用として3列目を使う」
か。
 新型シエンタはその辺が見事です。車格から考えれば座り心地が秀逸。170センチの大人で膝の裏が少し浮く程度。頭の上もギリギリ拳1個。脳天直撃トゥーランやグランドピカソより優れています。これならば、実家のジジババが1時間座っても大丈夫でしょう。

 3列目の居住性を倍単価の舶来モノと比べても――
トゥーラン ≦ グランドピカソ < グランツアラー ≦ 新型シエンタ < シャラン
――といった感じで、よく出来ていると思います。

 とくに感動したのは2列目をタンブルしてのアクセス。床が「完全なフラット」になって素晴らしい。この部分に関しては、安っぽい鉄アングルが剥き出しになる輸入車ミニバンが劣って見えます。
 何度も書いていますが、こういった居住性や実用性の部分において、国産ミニバンは輸入車ミニバンを遥かに凌駕していると思いますね。

 その他の装備を見ても、家族的実用性に重きを置いた造りに、トヨタ的な巧さを感じます。こりゃあ売れるんじゃないでしょうか。カブキ顔も見慣れればどうということもないし、あえて言うのならばクマドリ部分の表面処理はピアノブラック調でも良かったのでは。
 冗談抜きでオーリスの1.2Tのエンジンでも積んだG'sを出したら、マニアックな人が食いつくかも。



 ネッツで遊んだあとに、本命の新型パサート内覧会とやらに。

 どうせ田舎なので試乗車なんぞあるまいよ、と舐めてかかっていたのですが、ありました。
 いつもの担当さんが商談中だったので、若手の営業マンと試乗してきました。
 で、寸評。

1・先代パサートよりストレスの無い低中速域。
 アクセルが軽くなっています。あの大きさのセダンが、難なく発進~初期加速します。

2・でもやっぱ1.4L
 アクセルを軽く踏んだだけで盛り上がるトルクに期待をして「ベタ踏み」すると「あぁ、1.4Lだったんだなぁ」と正気に戻される高回転の物足りなさ。
 このへん、170馬力トゥーランのほうが面白いですね。

3・一発でパサートと解る外観。
 低くて幅広になったけれど、車に詳しくないと先代との違いが今一不明。
 でも、サイドのキャラクターラインが恐ろしくシャープでクールです。ここには惚れました。

4・足回りは先代よりコンフォート
 ちょっと「しょっぱめ」だった先代の足回りより良い感じです。


 市場コースの大半は若手営業クンとの雑談だったので、いまいち記憶に残るシーンが無かったのも事実。それだけ「フツーによく出来たセダン」ということでしょうね。
 雑難中に一番盛り上がった話題が「T社ハイブリッドのPによく煽られます」でした。ちなみに彼はゴルフ7乗り。T社のAとかPに煽られているのは私だけじゃないんですねw
Posted at 2015/07/19 23:38:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗・展示会 | 日記
2015年07月06日 イイね!

友人をそそのかし中←その後

 前回のブログの続き。

 まずは時系列。

6月25日(木)夜
 ・宅飲みで集まった際に、I氏に試乗を奨める。
   ↓
7月2日(木)
 ・試乗車の確認で各ディーラーに電話。
 ※友人が乗り換えを検討中と伝える。
  VW=担当外出中で別の人に名前を告げ試乗車の確認。
  ネッツ=N師匠に試乗車の確認。
  プジョー=担当者休日なので他の人に確認してもらう。
  スズキ=担当者に直接電話するが、スイスポは無いとの回答。
   ↓
7月3日(金)
 ・試乗お誘いの電話があったのはネッツのN師匠だけ。
 ※この時点では、個人的にネッツ押し。
 ※VWの担当者は期待していただけにガッカリ。
 ※プジョーは私が所有してるわけでもないし、こんなもんでしょう。
   ↓
7月4日(土)
AM
 ・ネッツでオーリス試乗~見積。
 ※N師匠が推薦した営業S氏は納車で立ち会えず。
昼頃
 ・担当M氏の案内でプジョーで308シエロ試乗。
 ※その後担当氏は納車アポがあり、一時退散。気付けば、この日「大安」。
午後1
 ・スズキで担当Y君の案内でフツーのスイフトを試乗。県内にスイスポAT無く×
午後2
 ・再度プジョーで見積。M氏の強いラッシュ。
 ※なんでかGTラインが見積もり対象にw
 ※M氏「明日は今のお車の査定をさせてください」とアポ詰め。
      ↑次の面会を提案するのが優秀な営業マンの証。
   ↓
夕方
 ・我が家で反省会の後に解散。
 ※装備、オプション、性能の比較等でアドバイス。

   ↓
 ・I氏宅にプジョーの担当M氏が「308で」夜訪したらしい!
 ※他はネッツの本来担当予定だったS氏から電話があった程度。
7月5日(日)
昼過ぎ~夕方
 ・I氏単独でプジョーへ。
 ※2時間に渉るM氏の猛攻から辛うじてI氏撤退に成功。
 ※ここで、私に先晩からの進捗の報告あり。
 ※「焦らずノンビリ選べばいいんじゃない」とアドバイス。

7月6日(月)
 ・私の家にM氏から手書きのお礼状。
 ※昨晩、I氏にご成約頂きました。
 ※お電話しようと思いましたが、遅かったのでお手紙で、との内容。
 ※ご成約のお車は――






















   ――GTラインです。


 ……ぅおいw
 昨日の夕方から夜の間に、なにがあったwww

 I氏に聞けば、M氏、その晩に再度夜訪特攻をかけたらしい。

 お礼状の消印は「7月5日の夜」。商談が終わってからハガキを投函していたんだとしたら義理堅いし、それともあらかじめハガキを書いてから訪問したのか? いずれにせよ、かなりの覚悟でI氏の家を同日夜訪したんだろうなぁ。だからか、ここでは書けないくらいの値段で勝負に出てきてました。
 ホント、たいした営業さんだと思う。
 正直、地元VWの担当も、これくらいエネルギッシュであって欲しいと悔しく思うくらいです。それくらい、凄い営業さんだと思いました。

 誠心誠意頑張ったM氏の営業力。
 僅か2日で人生初の新車かつ人生初の輸入車を決めたI氏の決断力。
 それらに乾杯して、今日は寝るとします。

 納車は約一ヵ月後。
 今後、良い関係が築けるといいですね。
Posted at 2015/07/06 21:53:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗・展示会 | 日記
2015年07月04日 イイね!

試乗・友人をそそのかし中w

 宅飲みの際に、友人「I氏」が微妙に車の乗り換えを意識していたので「それなら試乗すんべ!」と提案したら、なんと居合わせた5人中4人が「一度も試乗をしたことがない」と発言。つまり、私以外、車を買うときは試乗をしないというのだ。

 で、週末に数店舗を巡ることを決定。私がw

ちなみにI氏の方向性は――
1・車は試乗して買ったことがない
2・展示車は買ったことがあるが新車購入の経験なし
3・性能より、まず見た目
4・長い車は嫌い
5・SUVは乗っている知人が多いのでちょっと遠慮
――とのこと。
 I氏の現行車はヴォルツ。渋いなぁw
 調べてみると、なんと車幅が1775mmもある。この数値はMクラスミニバン最大のビアンテよりまだ5mmも大きく、ノアヴォクからは80mm(煙草1本分!)もワイドなのだから恐れ入った。さすがトヨタとGMの変態合作車。日本市場なんて意識していない。だからか、国内ではほとんど見かけない。
 以上の点から、彼の意向に合うのは、モロにCセグってことで。

 となると、
トヨタ「オーリス」
VW「ゴルフ」
プジョー「308」
 辺りがターゲットになりました。
 Bセグになるんだろうけれど、いちおう
スズキ「スイフトスポーツ」
 も最初の候補に。あのスペックであの金額ならばお買い得だと常々思っていたので。

 で、事前に電話で試乗車の問い合わせをする。スイフトスポーツ以外は、すべて各店で試乗可能。
 ちなみに、日を改めてちゃんと「試乗お誘い」の電話をかけてきたのはネッツだけだった。さすがN師匠。異動で遠くに行っても頼りになる。

――閑話休題――

 いきなり、試乗当日。

 まずはネッツでオーリス。
 とうぜんグレードは120Tの壱択。

 I氏の趣味ではなく、私の独断で進行中w
 ただし、今回は助手席で「同乗者の視点」で大人しく楽しませてもらう。こういうのも悪くない。

 正直、甘く見ていました。Cセグは欧州車の独壇場と思いきや、悪くないです。
 ダウンサイジングターボゆえ低回転でトルクが発生しているので、CVT独特の「回しているのに進まない」といった不快感は皆無。150やRSを凌ぐトルクは伊達ではありません。
 足回りも硬めで好み……と思っていたら、バイパスのギャップでゴツッゴツッと突き上げる。揺れが1回で収束するのはいいんだけれど、入力に最初から抵抗している感じで、いまいち気に食わない。はたしてこういうのを「スポーティ」というのだろうか? ゴルフを目指したものの通り過ぎちゃって試行錯誤版って印象。
 0発進の加速性能はまぁまぁ。じっさい、I氏も交差点で対向車を過剰に見送らず、スィッと右折できていた。自分もたぶん同じタイミングで行くだろうが、助手席に乗っていると怖くも感じる。なるほど、運転を客観的に見るというのは面白い。
 車内はほどほどの質感。ただウッド調のダッシュパネルしか選べないというのは切ない。指で叩くとペケペケと音を立てる木目「調」になんの意味があるのか? まだカーボン調のほうが(私ならば)嬉しい。
 さて、当のI氏、けっこう気に入っていた模様。
「これで1,200ccって凄くないですか?」
「もう、オーリスでけっこういいなと思っちゃってますよ」
 とのこと。
 でも、他社の車も試乗せねば勿体無い。というか、私がそうしたいw
 ネッツでは定価での見積を貰い、まずは退店。

 次はプジョー。
 以前にグランドピカソの試乗でお世話になった営業のM氏に対応してもらう。
 最初は208から試乗したが、シングルクラッチ2ペダルMTに慣れず短距離で試乗終了。
「運転していて酔いそうになったのは初めてですよ」とI氏。
 そして本命の308へ。

 久し振りに見たが格好良い。
 これで1.4Lの160馬力モデルでもあれば、私もときめいてしまうかもなぁ。

 走り出した瞬間「おぉ!」と言った。
 私がw
 まったく、誰のための試乗だww
 そのくらい出だしが良い。オーリスも良いのだが、308は輪をかけて良い。
 最大トルクの発生は1,750回転からとオーリスより250回転ほど遅れるのだが、それ以前に最大トルクがまるで違うので、1,500回転の時点で、すでにオーリスのトルクを上回っていたりする。その余裕が生み出す恩恵は大きい。
 そして、ギャップの通過時……「おぉ!」と言った。
 私がw
 本当に、誰のための試乗だww
 揺れが1回で収まるのはオーリスと同じくだが、初期入力のいなし方が巧い。フニャフニャでないのに、ポンッとゆれてからスッと収まる。
 正直、日本の田舎道にあっているのはVWよりこっちなんじゃないかと思ってしまうほど。

オーリス=硬いバネを普通のアブソーバで締める。
308=硬くないバネを強めのアブソーバで締める。
 って印象を受けたが、真偽は不明。

 峠道の入り口まで試乗。軽くワインディングも流す。
 そして交差点右折はオーリスより対向直進車が近い状態でもグイグイ行ってしまう。それだけ308の性能を信じてのことだろうが、やはり他人の運転って怖いw
 一通り走り終わってのI氏の感想。
「ハンドルが小さくて運転しやすい」
「加速もいい」
「とにかく走り易い」
 と好印象。
 ここも見積を出してもらおうとするが、営業M氏が納車の予約立会で離席。気付けば、この日は大安だった。どうりで。
 再度立ち寄ると告げて、昼食を挟みスズキへ。

 今回のスズキのY君は、冴えが無かった。
 スイフトスポーツのAT車は県下全店でも存在しないのだから仕方がないといえばないのだが、それでもなんか覇気が足りなかった。
 いちおう、ふつうのスイフトを試乗するが、I氏は「フーン」との感想で、候補にも挙がらなかった。
 Y君は、私からするとソフトな対応で好印象の営業さんなんだが、やはりお客との相性やクルマとの出会いってのは難しいなぁ、と思わされた。

 で、スズキを出て、再度プジョーへ。 

 M氏の熱烈な押しを受ける。具体的な話題になってきたので遠慮して席を外す。フラっと戻ったら、いつの間にか「GTライン」が見積候補になってしまっているしwww
 いいよ、イケイケ。私も、どうせならばGTラインを見てみたいからw

 長期戦を乗り切って、見積を貰い退店。I氏も、今日決めるつもりで来ているのではないので。

 ここで本日は時間切れとなりました。
「もう、疲れたからゴルフは乗らなくていいです」とI氏w
 本命のつもりでゴルフを大トリに用意していたのが仇となった模様です。
 308にかなり心が動いている様子なので、無理に選択肢を増やさなくてもいいのかもしれません。私も同じ立場、同じ順番で試乗していたら、たぶん「308でいいや」と思う可能性が高いです。
 なにより、いちおうVWのオーナーが「友人を試乗させたい」と事前に問い合わせをしているのに、その後まるで無反応というのは「あまり売る気が無いんだな」と感じてもしまうのです。企業体力の差なんでしょうか。プジョーM氏の必死さが新鮮でした。


 さて、I氏がどんなクルマに乗ることになるのか?
 今後は、少し離れて見守っていこうと思います。
Posted at 2015/07/05 22:40:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗・展示会 | 日記
2015年06月21日 イイね!

VWトゥアレグ試乗


 本来は要予約だったのですが、前日の電話でのお誘いに「買うことはないからなぁ……」とアポ入れをしてなかった。
 で、昼休みにふらっとディーラーに寄ったら「ちょうど空いているので30~40分どうぞ」とのことで試乗。しかも「なまよみさんなら大丈夫なので、お一人でどうぞ」との展開。試乗コースを訊いても「もう好きなところを好きに乗ってらしてください」と超フリーw ぶつけたら2台下取りにして買えってことですねww
 ならば、と自宅周辺を周回する「普段使いコース」で試乗してみました。このルートならば、バイパス巡航も、渋滞も、狭隘路も試せるし。

 ということで試乗。
 デカいよw

 いっけん大振りに見えないのに、駐車スペースの白線と比較すると、ハミ出さんばかりにデカい。遠くから見ると「ティグアンかな?」と勘違いしそうになるが、実際の車幅はシャランよりワイド。駐車場を選ぶ――というか、駐車場に選ばれる――こと間違いなし。

 メータ周り。

 とくに面白味なし。VWらしい質実剛健さ。派手ではないが飽きもこない。車線逸脱警告まで付いているところを見ると、上位モデル車のようです。

 見切り。

 成人男性が普通に着座すればボンネットが見えるので、思いの外見切りがいい。ただ背の低い方が運転する場合には、シートをかなりアップライトにしないと「生首ドライバー」になりかねない。やはり、コーカソイドの乗り物なのですね。
 渋滞路を運転して思ったのは(自分ではなく周り目線で)遠近感が狂う車だということ。遠目には大きく見えないから片側二車線でエルグランドやらアルファードあたりが横に並ぼうとして、近付いてから躊躇するシーンがあった。国産ミニバンが「大きく見せること」に拘泥している中、まったく逆思想のデザインなんだな、と思わされる。
 じっさいに運転していても、大きさをそれほど感じないから不思議。狭隘路でも、思いの外スイスイと走れた。ヴェルファイアのほうが、周囲との距離に気を遣った記憶がある。

 ただ、当たり前なんだろうが渋滞には向かない。重量も影響して低速時でのSTOP&GOにもたつきを感じる。試乗開始直後から渋滞路だったので「トゥーランよりトロいな」と勘違いしたほど。かといってSモードにすれば(渋滞では)力を持て余し、カックンカックンした挙動になる。
 その代わり、少しでも前方が空けば別の車になる。ジェントルに乗る限り、8速ATもポンポンとシフトアップするので、回転数も上がらず静粛性もまずまず。それでもV6サウンドがほどほど車内に到達し、心地良い乗り心地。
 せっかく前方が空いたので、ちょっと踏んでみた。すると3600ccのパワーは2.2tの重量を物ともせずに難なく加速。ちなみに、Sモードではあっという間に(一般道ではないほうの)制限速度を突破しかねないので要注意。
 気になったのは、7速60km/hを1200rpmで巡航している時に、ハンドルにブルルルルルという不快な振動が発生したこと。何度も意図して再現出来るので、おそらく機構的な部分に原因がありそう。

 広々ラゲッジ。
 
 同じプラットフォームで7人乗りも作れそうな気がするんだけれどなぁ。そうすれば、万一にでも検討対象になるのだが……。あ、でも機関としては2.0Lでターボのが好みかなw
 ちなみに、ウチの近所まで行ったのでカーポートの横に付けてみましたが……入りそうになかったです。デカい車を買うなら、それなりの車庫も用意しろということですねw

 同プラットフォームのQ7やカイエンより、トゥアレグのほうが顔は好み。

 全体としては地味なのに、顔周りをアップにすると程好い品があっていいです。パサートに通ずる印象かな。

 FSI3600ccエンジン。

 大きめの機関なのにエンジンルームが広大なせいか、けっこう空間があります。猫避け必須ですね。
 ダウンサイジング思想にどっぷりハマっている身からすると、正直好みではありません。だって税金、高いんだもんw
Posted at 2015/06/22 11:35:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗・展示会 | 日記

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「[整備] #ゴルフトゥーラン 夏タイヤへ換装(センターキャップ補修付き) https://minkara.carview.co.jp/userid/2173505/car/1840166/6291210/note.aspx
何シテル?   03/30 14:59
 昭和生まれのオッサン。  クルマの外見にかける財力が欠乏中なので、見えないところから地味にイジっていこうかと画策中。コストパフォーマンス優先型……と宣言して...
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