自然の過給効果の話

今日は自然の過給効果の話。

普段何気に感じているようないないような大気圧。
数値で一番見かけるのは天気予報でしょうか。

高気圧とか低気圧。○○○hPaとか。
今日の話はこの大気圧の変化に伴いエンジンの出力が少なからず変わるということ。

それは気圧が変化すれば空気の密度も変化しているということ。

例えば大気圧が高くなると空気密度も高くなるということ。

と言うことはエンジンにとってみると気圧が高い時の方が沢山の空気が入り出力が上がるというとこです。

実際の名古屋でのここ1年の気圧変化を見てみました

黒い線がいわゆる標準大気圧(1気圧)で 1013.25 hPaの線です。
青い線が日々、時間毎の変動している線です。
高い時で1025hPaくらい
低い時で983hPaくらいと変動していることがわかります。

このグラフを標準大気圧に対する変化率で表してみました。

高い時で+1%くらい
低い時で-3%くらい
になっていることが判ります。
冬場の方が最高気圧が高く、1日の変動も大きい傾向にあるのですね。

NAではこの変化率のままとなりますが
ターボでは過給していますのでその効果は更に増します。

ボクは日によってエンジンが調子の良い時と悪い時があるなあとよく感じます。
以前から言っている出だしもっさりやエンジンへのアルミテープでの静電気抑制の時の良さの体感ももしかしたらこの大気圧が少なからず影響していたのかもしれません。
未過給時であれば2000ccが2020ccに相当する空気量が得られていますからね。
これについてはまだ検証できておりませんので今後やって見ようかなと(;^ω^)

日々エンジンの調子が変わるのは皆さんはあまり感じませんでしょうかね？
ボクだけかな？
ここ最近のもっさり感は半端なく気圧が低めだからかな(>_<)


今日のスバル君
獲物により目の丸さや真剣さが数%違う気がするのはボクだけですよね(*´▽｀*)