
すでに開始されてから10年以上を経過したグリーン税制。
現在の車は特に燃費面で当時の基準をクリアした物が
ほとんどでありほぼすべての乗用車が減税対象になった。
まぁその数値が正しいのか嘘なのかは別として減税
しすぎで税収が足りなくなったというのは先日の報道で
聞いた方も多いだろう。
そこで基準を厳しくして減税を減らそうと言うことらしいが、
この制度が出来た頃に如何にして重課する車を決めるか
という会議等が開かれたかの資料があるのでここに
転載する。
全部載せると膨大な資料のため重課に関する部分だけ
とした。
本文中に 正論ならばとか 買い換え促進ではない とか
後々突っつかれないように言い訳を組み込んでいるところが
見られさすがに役人の作成した文書だと感心する。
また「大衆課税」と言う言葉もあるが、重課が少なくても多数の所有者に重課すれば
反発が出ることを恐れていること、11年でほとんどの車が廃車になり
その後所有する人はまれであるといいながら個々の車の環境負荷を測定することは
したくないと言う記述が見られる。
つまりは減税した分は少数派である旧車ユーザーから年式による一括重課で
お手軽に税金を集めることにしましょうと総務省都道府県税課 発
県自動車税事務所宛の文書にはある。
さて現在すでに旧車ユーザーの方、 将来の旧車ユーザーの方 どう読まれるか。
戦後すぐの旧車は訳のわからない理由で増税対象ではないものの
ここ30年くらい前の旧車には現在の車では代わりのないものが多いので
制度上こういったやりたい放題の増税に我慢するしかないんでしょうな。
余談ですが最近どさくさに紛れて 旧車は 重量税「も」増やされているのをご存じですか?
錆びると重くなるのか、それがどんな理由で環境に影響するのか、もうこうなったら
少数派に対してならいくらでも増税していいんだという悪意にすら感じるのは私だけ?
スキャナの調子が悪くて若干斜めなのはご容赦いただきたい。
なおこの資料は秘密文書でも何でもありません。
車種とナンバーでこの記事を誰が書いたのかは役所にとってバレバレですが
まあいいか 悪いことしているわけじゃないし。
Posted at 2017/01/28 16:39:47 | |
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