新型インプレッサのインプレッション

お待たせしました。
＞追記開始です。。以下

当日は、甲府市内の宿を10時に出て帰途につきました…
しかし、12時過ぎだというのに、もう中央高速の渋滞が始まり、有名な小仏トンネルを先頭に5kmの渋滞…
結局、レンタカー屋にインプを返却するのが14時で、超過時間分は自己負担（－－）

さて、気になるインプレッションですが、この新型インプ（GH3）を早速購入した友人もいますので、余り辛口にならないように記述しましたが、あくまで一個人の主観なので、参考程度にお願い致します。

車両は15S（FFの4速AT）です。

【パフォーマンス】
カタログ上は、1500cc（110ps/14.7kg）でトルクとパワーは十分にあるのですが、2500回転以下のトルクが細く、信号待ちからの発進は2500回転以上回さないと他の車両の発進加速についていけません。
また走行時も3000回転以下からの加速ではスグに動的にシフトダウンされてしまい、上りの勾配では一定の速度を維持するのに右足に力が入ってしまいます。
ところが4000回転から上まで回すと7000回転まで一気に回り、またパワーも盛り上がってきます。
要は速く走るには、4000回転以上を維持すれば結構楽しめる…と。

【内装】
先代の最終型インプ（GGA等）の内装が上級車にあたるレガシィ並みになっていたのに、新型は明らかに見劣りがあります。
荷室もセダンのトランクの搭載量よりは見た目で減少した事もわかりますし、車内も先代と比較して「広い」とは決して言えません。

【その他】
足は、多少固めのサスペンションで、ブレーキも普通に使う分には不足はありません。走行性能のレベルは非常に高く、コーナーが楽しいと思うスポーツ性があります。
しかし、リアのサスペンションがダブルウィッシュボーンなのに、路面が荒れていると「ぴょん」と跳ねてブレイクしますし、3000回転以下に落ちると加速が鈍るという絶対的な低中速のトルク不足が影響して、間違ってもサーキットを走りたい…とは思えない車です。
燃費は結局（トルク不足の為）回し過ぎてしまい、高速・一般道・街中をエアコン80%利用で11k/Lを僅かに切りました。

【総論】
以前乗った「エアウェイブ」と比較しても、後発モデルだけあって戴けません。
絶対的な不満はCVTを採用していない点です。
CVTを国産車で初めて搭載したのは、SUBARUの「レックス」ですし、SUBARUは、CVTの開発能力は十分あると思っています。
現時点では「1500ccなんだから…」と割り切っても、CVT搭載モデルの他社の1500cc（エアウェイブ、オーリス）を薦めますね。
せっかく上まで綺麗に回る良いエンジンを搭載しているのに、ATとの相性の悪さでドライブの楽しみが半減してしまいます。
もし機会があれば、同じ1500ccのマニュアルにも乗ってみたいと思います。
たぶん、ATとは違い、エンジンパフォーマンスについては余り不満は出ないかも…と思います。
そう言えば、最近の1500ccクラスで（カーゴを除いて）マニュアルが設定されている車種は極少数になっていますので、この点は非常に評価します。