![減るMT選択肢 減るMT選択肢](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/679/599/46679599/p1m.jpg?ct=5c0f50f1073b)
残念なことに、マニュアルトランスミッション(MT)車の減少が続いています。2023年1月時点で気付いたものを挙げてみます。
●4代目フィット(2020年発売)には、MTは設定されませんでした。それまでは、1.5LのRSだけでなく、1.3L車にもMTがありました。2022年10月のマイナーチェンジでRSグレードが復活しましたが、MTは登場しませんでした。
●8代目アルト(2014年発売)では、途中からアルトワークスが加わり、5MTが設定されていましたが、2021年発売の9代目アルトにはワークスモデルはありません。
●12代目カローラシリーズ(2018年発売)では、1.2Lターボエンジン車に6MTが設定されていましたが、2022年のマイナーチェンジでこのエンジンは消え、6MTもなくなりました。
MT車の設定が多いマツダでも、最近は減ってきています。
●3代目アクセラ(2013年発売)には、ハッチバック、セダンともに6MTがありましたが、その後継であるMAZDA3では、ハッチバックのみに設定されています。3種のエンジンに6MTがありますが、グレードは減っているように見えます。「セダンの20Sシリーズに6MTがあったら、購入の最有力候補」と考えていましたが、登場しませんでした。
●4代目デミオ(2014年発売、現在はMAZDA2)では、多くのグレードにMTが設定されていましたが、最近は設定グレードが半分ほどに減ってきています。特別仕様車にはあまり設定されないようです。6MTのみだった「モータースポーツベース」グレード(15MB)は、最近なくなりました。
●グレードが整理されたCX-3では、2機種に6MTが残っていますが、設定に疑問を感じます。タコメーターすらないXDは、一体だれが買うと想定しているのでしょう。XD Touringでは、6ATモデルではメーカーセットオプションである5群の装備(計418,000円)が、6MTでは全て標準装備となったためその分価格が上がっており、明らかに「抱き合わせ販売」です。
●CX-30には2種のエンジンに6MTが設定されていますが、20Sシリーズは1つのグレードのみの設定に減りました。
●3代目アテンザ(2012年発売、現在はMAZDA6)では、ディーゼル車に6MTが設定されて注目されていましたが、2022年12月のマイナーチェンジでついに消えてしまいました。
●CX-5には6MTが設定されていますが、2022年に新登場したCX-60にはありません。
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2023/01/15 00:49:50