![「別荘」からの退去 「別荘」からの退去](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/623/661/47623661/p1m.jpg?ct=d1afda6c419b)
3月で山形の「別荘」を引き払いました。
大学に通う息子のアパートを「別荘」と呼んでいました。広さに余裕があり2、3名なら無理なく宿泊できたので、家族で泊まりに行ったときは「合宿」とも称していました。この「別荘」への往復がここ数年の「定例ロングドライブ」で、しばしば低燃費・省エネ運転に挑戦しました。
コロナ禍の初期は、首都圏はあたかも汚染地域のように見られていたので、この「別荘」には泊まらず近くのホテルを利用し、会話ではマスクを着用しました。このころは「密を避け、おうちにいましょう(ステイホーム)!」でしたが、「人がいない辺境の地へ行くなら、誰も文句はないだろう」と判断して、東北の端に向けてドライブしました。
やがて旅行支援もスタートしましたが、山形から先はいつも「2台目デミオ」(DE型デミオ15C 5MT)で、遠隔地ばかりを目指しました。高齢の母を連れて蔵王の紅葉を見に行ったときは、「別荘での合宿」ではなくホテルを確保しました。
大学課程の修了を控えて息子は退去準備を始めましたが、こんな時期に引越業者はとても確保できません。大きな荷物はほとんどなかったので、洗濯機や冷蔵庫はそのまま、机、椅子、こたつなどは分解すれば、2台目デミオに載せることができました。ベッド、タンス、ソファなどがなかったのが幸いでしたが、大きな本棚だけは処分しました。家族が交互に同乗し、荷物運びを手伝いながら、デミオで4回にわたって搬出しました。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/068/152/261/8e9585036c.jpg?ct=88a74d464cb1)
写真では、洗濯機、こたつ、椅子、液晶テレビなどを積み込んでいます。成人用自転車はこれに載らないので、最後はわがアテンザも動員することにしましたが、冬タイヤを履いていないため、天候を見極める必要がありました。
大学の卒業式に来るよう息子から要請があったので、3月下旬に妻とともに参列しました。「学位記授与式」は30分ほどの簡潔なもので、挨拶や訓示などが長すぎることもなく、終了後の写真撮影でも卒業生は和気あいあいとしていました。基礎的な学業に加え職業訓練的な要素も含む長い課程には、それなりの苦労もあっただろうと思いますが、同志とも言える仲間たちとともに、それらを乗り越えるための濃密な経験ができたのだろうと想像しました。
私にとっては、このときが最後の「定例ロングドライブ」となりました。まだ降雪がありうる時期ですが、この両日だけは好天に恵まれました。復路はリヤシートを倒し、16インチの夏タイヤを4本並べ、その上に成人用自転車を寝かせました。慣れない荷物のため、高速道では大型トラックに混じりながらおとなしい運転に終始しましたが、車重増加のためか燃費(km/L)は期待を下まわりました。
帰り着いて見たら、ホイールキャップが一つ消えていました・・・。
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2024/03/30 19:52:58