第一印象、第二印象ともMTが中心だったので、今回はそれ以外の印象です。
エクステリア
DJ型(デミオ→MAZDA2)は仕様・デザイン変更が2回あり、これは第2世代です。GJ型(アテンザ→MAZDA6)最終モデルやKF型CX-5初期モデルとの共通性も感じられるフロントデザインはノーブルな印象で、DJ型3世代の中で一番のお気に入りです。赤いボディ、黒のグリル、シルバーアクセントの3要素の組合せがよく、控えめデザインの黒いエアロパーツもバランスよく収まっています。
ソウルレッドクリスタルメタリックは「ふつうでない赤」で、ソリッドカラーと異なりボディの陰影が強調されます。直射日光で眩しく輝く一方、曇天では沈んだ色になるなど、光によって異なる表情を見せますが、撮影するとふつうの赤に見えるのが意外です。
サイズ感
DE型デミオよりも少し大きくなりましたが、運転時のサイズ感はほぼ同じです。車重が1000kgを超えたので、重量税は高くつきます。全高が1.5mに達したことで、空気抵抗が増えているかもしれません。全長が4m超えるとフェリー料金が高くなる場合もあるようですが、私が候補と考える区間では該当しなそうです。ベルトラインが高いので、DE型デミオやGG型アテンザと比べると、開放感は控えめです。
想定外の装備
PROACTIVE S packageは上級側グレードで、新車購入ならもっと下のグレードを選んだ可能性があります。エアロパーツ、アルミペダル、ウェルカムランプ、アクリルバイザーなど、自分では選ばないようなオプションが満載なのは中古車ならではです。目を引く装備が多いのにタイヤ&ホイールはノーマルのままで、ディーラー営業担当氏は「初めは他県ディーラーの試乗車だったのでは?」とのお見立てでした。当面の課題は交換すべきタイヤの選定で、ほかに追加、交換などの見込みはありません。
インテリア
メーカーは「
前輪ホイールハウスを前に移動し、理想のドライビングポジションを確保」と主張しますが、それをしていないDE型デミオでも問題はありませんでした。足元が拡がり、シートを外側に配置したためか、フロントシートとドアの間に雨傘を置くスペースがありません。ここに傘が置けないマイカーは初めてで、大雨の時は苦労しそうです。
フロントシートのベストポジションは、引き続き模索中です。クラッチペダルに合わせてシートを前出ししたため、後席足元は広くなりましたが、室内空間はDE型と同等でしょうか。ラゲッジルームは、形状、大きさともDE型にそっくりです。
インパネ、コンソール、ドア内張などの多くはハードプラスチックですが、合成皮革のデコレーション、エアコンダイヤルの材質などのおかげで質感よく見えます。私は赤黒派で、インテリアのネイビーはあまり選ばない色ですが、センスよくまとまっておりこのままでいいと思います。
乗り味
一般市街地や高速道では、MT操作感やハンドリングに違和感ありませんでした。山間部やワインディングは未経験なので、まだわかりません。MT車ではエンジンとシフト操作に気をとられるので、ハンドリングに向ける意識は相対的に少ないかもしれません。
標準の15インチ65%タイヤを履いているのに、低速ではよく跳ねる印象で、時折上下の揺すられ感があります。この世代のフロントデザインがノーブルで落ち着いているのと対照的であり、車検代車だったCX-3(DJ型と共通プラットフォームのはず)のしっとりした乗り味とも異なるので、「コンセプトモデルが
跳(HAZUMI)だったからか?」との皮肉も思いつきます。この揺すられ感はサブ所有のDE型デミオでは感じず、車検代車のDJ型デミオ2台でも記憶にありませんが、レンタルしたロードスター(NC型、ND型とも)では印象に残っています。現在のところ、これが減点要素でしょうか。
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2024/05/02 12:56:34