• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

il pastor fidoのブログ一覧

2025年10月10日 イイね!

北海道2025:前期

北海道2025:前期 苫小牧から旭川へ移動したあと、稚内まで往復しました。
 苫小牧から旭川への移動は、道央自動車道です。道路が立派なのに交通量が少ないのが印象的でした。

【オロロンラインの北上】
 旭川空港で娘と合流し、遅い朝食のあと稚内を目指しました。彼女のリクエストで、留萌から海沿いの北上ルート。オロロンラインの名がありますが、小樽から稚内にかけて広い範囲の海岸道路がこう呼ばれているようです。
 新潟県村上市から山形県鶴岡市に至る海岸沿い(ブログ「日本海を眺めながら」)と同様に、ここも海のすぐ横を通る道路です。海の見晴らしはさらによく、交通量がごく少ない道路はとても快適です。留萌の道の駅やおびら鰊番屋に寄ったくらいで、あとはひたすら北上を続けました。
 天塩から先は海沿いの道道の北上です。右手はサロベツ原野のようですが、人間活動が全く感じられない原野がひたすら続いていました。左手には途中から利尻島が見え、運転中にも利尻富士が楽しめました。

【最北のマツダ店】
 おびら鰊番屋の駐車場でわがアテンザのマフラーの異変に気づきました。進行方向にあるマツダ店は稚内だけだったので、営業時間内に到着すべく先を急ぎました。「旅行中なんですが」と言って押しかけ、とりあえずの応急措置をしていただきました。

 お店の方の話では、販売車両の大半は4WDで、一年の半分ほどは冬タイヤを履いているとのことでした。

【ノシャップ岬】

 夕刻のノシャップ岬には日没目当ての人が集まっていました。西風が強く、少し冷えてきました。本曇りなのに海岸線のすぐ上だけ雲が欠けていたので、太陽が沈むところはしっかり観測できました。
 翌日午前は、雲はあるもののよく晴れ、利尻富士が見えました。


【稚内駅】
 北端の終着駅は侘しい古風な駅舎を想像していましたが、そこは真新しい駅ビルで、2011年開業のようでした。駅員が不在となる夕方以降は、ホームに立入ることができました。

 現行駅舎の開業時に少し南へ移動したとのことで、元の位置に「日本最北端の線路」のモニュメントがありました。近くの北防波堤ドームはかつては樺太に渡る要所として賑わっていたそうですが、今は静かな北海道遺産です。
 鉄道駅のはずなのに駅本体は一角だけで、なぜか「道の駅」が主役のようでした。せっかくなので土産を買いました。

【宗谷岬】

 海沿いの道路を経て到着した日本の最北端は静かなところで、当日の天候は穏やかでした。少し霞んでいるものの、樺太(サハリン)も見えました。モニュメントの近くでは鹿がくつろいでいて、この最果てにまでインバウンドの方々が来ていました。

【白い道】

 娘のリクエストで「白い道」を走破しました(冒頭の写真も)。ホタテの貝殻を敷いたという未舗装路で、みな同じ方向に走らせていました。水たまりもあったためタイヤだけでなく車体にも白い粒が付着しましたが、後日の雨ですっかり洗い流されました。
 宗谷岬近くの丘の上は過酷な気候の限界地かと思っていましたが、酪農が営まれるのどかな地域だったのが意外でした。

【サロベツ原野】

 サロベツ原野の散策は控え、サロベツ湿原センターに寄りました。このようなところにも来訪者がいたのは驚きです。利尻礼文サロベツ国立公園内であり、日本最大の高層湿原はラムサール条約の登録湿地でもあるので、もっぱら自然保護の対象だろうと思いましたが、屋外に古い浚渫船があったのは意外でした。ここの泥炭を土壌改良材などに加工して搬出していた時期があったようです。
 十分に時間がとれなかったので、いずれ再訪したいところですが、あまりに遠いのが難点です。

【旭川へ南下】
 ホテルの夕食に間に合わせるべく、旭川に向けて国道40号線を急ぎ南下しました。交通量が少ないのでそれなりのペースを維持しましたが、轍に沿った路面舗装修復痕が多いので、車体へダメージを心配しました。轍を外して左にずらすと路側帯に一部入った走行になるので、他の車両から奇怪視されたかもしれません。
 Google Mapのナビ機能を併用しましたが、このときのペースでは到着予想時刻がほとんど動かなかったのが驚きでした。
Posted at 2025/10/10 01:24:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年10月06日 イイね!

北海道2025:プロローグ

北海道2025:プロローグ わがアテンザをフェリーに載せ、9月半ば過ぎに北海道へ行きました。
 昨年の北海道旅行の結果、「マイカーを持ち込んで北海道一周するより、レンタカーをそのつど借りる方が合理的かも」と思いましたが、1年たたずに気が変わり、一週間超の旅程を組みました。

【旅程】
 フェリーの発着は苫小牧です。妻は全行程一緒ですが、息子と娘が旭川空港で出入りするので、旭川をハブとしました。
前期:苫小牧から旭川へ移動。旭川空港を経て、稚内へ往復。
中期:旭川空港を経て、美瑛、富良野方面。
後期:小樽、積丹、泊、洞爺湖などをまわり、苫小牧へ。
 前期の旭川・稚内往復はロングドライブへのチャレンジですが、それ以外は余裕を見込みました。

【車両の変更】
 より新しいMAZDA2で行く前提で、荷物をスリム化したつもりでした。息子と娘の現地合流により最大で4名乗車するので、荷物はラゲッジルーム(VDA280L)に収める必要がありますが、当日になって荷物を眺めると、とても載せきれそうにありません。急遽アテンザ(VDA492L)に変更したところ、問題なく収容できました。給油と空気圧チェックを済ませ、「故障しないでね」と念じながら出発しました。

【フェリー】
 大洗・苫小牧間の商船三井「さんふらわあ」です。カーフェリーはほぼ40年ぶりで、前回(川崎→日向)は後半波が荒く船酔いしましたが、今回はとても穏やかでした。ゆっくりした揺れは感じられても船酔いとは無縁で、起きていれば快適に過ごせました。
 船室の簡易ベッドでは、横になると細かい縦の振動が気になり、眠るのに苦労しました。復路のまともなベッドでは振動が吸収され、十分安眠できたので、ベッドの選択が重要と思えました。
 食事や風呂もそこそこ良好で、船内では二度にわたってショーが開催され、デッキでは強風を避ければ快適な陽気であるなど、船旅の非日常感を満喫できました。時間を持て余すこともなく、持ち込んだ本や新聞はほとんど読まずに終わりました。

 苫小牧には30分ほど早く着きましたが、下船までには少し時間がかかりました。
Posted at 2025/10/06 01:03:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2025年09月29日 イイね!

タイヤの選択

タイヤの選択 マイカー2台を質素にフルノーマルで維持する中での唯一の贅沢が、プレミアムコンフォートタイヤの選択です。一般道なら、激安の大径・偏平タイヤにするより、小径・非偏平のプレミアムコンフォートタイヤがお薦めです。

「アンチ大径化・偏平化」としての経緯
 わがアテンザは195/65R15サイズです。新車装着タイヤはそれなりにロードノイズがあり、後輪側からよく聞こえていました。換装検討時に「このサイズなら、タイヤで贅沢しても大して高くない!」と発見し、REGNOを選択しました。前後輪で交換時期がずれたので、交換時は前輪に新品を履かせ、継続タイヤは後輪へ移すパターンで、2009年暮れにGR-9000から始めました。この選択により確実にマイルドかつ静かになり、乗り味がよくなったことが、このアテンザに乗り続ける動機の一つです。

アテンザスポーツ(2022年1月装着)
 後輪のGR-XTが古くなったので、GR-XIIの新品を前輪に装着し、前輪が履いていたGR-XIを後輪に移してもらいました。
 少しだけ静かかつマイルドになったように感じつつ、当初は大きな違いではないと思いましたが、その後は一貫していい乗り味です。路面の状態によらず穏やかで安定した乗り味が維持されており、この換装でだいぶよくなったと結論づけました。

MAZDA2(2024年5月装着)
 中古車購入後すぐにタイヤ交換できるのはいいタイミングです。新車装着のままと思われるタイヤは溝が浅くなり、ひびも見られました。こちらもREGNOを候補にしましたが、その時点では185/65R15サイズのGR-XIIIは未発売のため、GR-XII にしました。
 換装すると劇的な変化でした。
①常に耳に入っていたロードノイズは、滑らかな路面ではほぼ消えた印象で、粗めの路面では低く聞こえます。低回転域でもエンジン音がわかるようになり、常にエンジン音を楽しむのにいい条件です。
②サスペンションによると思われる上下の揺すられ感が抑えられ、凹凸ある路面で跳ねる感触がなくなりました。

[2025.11.11追記]
 本記事のタイアップ企画が終了して1か月経過したので、記述を一般化すべくタイトルや本文を一部変更しました。
Posted at 2025/09/29 21:15:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | タイアップ企画用
2025年09月17日 イイね!

5ドアハッチバックの連載

5ドアハッチバックの連載 GAZOOのサイトに「懐かしい日本の5ドアハッチバック」の18話が載りました。全長が長めのハッチバックで、20世紀のモデルが対象です。

第1話 トヨペット・コロナ 5ドアセダン(冒頭の写真)
 小学校に入ったころ近所にありました。「バンみたいな形なのに、5ナンバーなんだ」と当時思いました。

第2話 トヨタ・コロナ リフトバック
 コロナには5ドアモデルがそれなりにありました。この6代目より、FF化した8代目をよく見ました。

第3話 日産スタンザ リゾート
第5話 日産スカイライン ハッチバック
 いずれも実車の記憶がありません。スタンザの写真は、サニー(4代目)の一種かと思いました。

第4話 ホンダ・クイント
第9話 ホンダ・コンチェルト
 いずれもシンプルでまとまったプロポーションに見えます。セダンより少し短めなのがいいのかもしれません。

第6話 トヨタ・ビスタ
 カムリ/ビスタの5ドアは、これが唯一でしょうか。

第7話 フォード・テルスターTX5
 マツダのミドルクラスは欧州指向で、何代にもわたって5ドアモデルがありました。兄弟車である4代目カペラにも、途中で5ドアが追加されました。この世代より、5代目カペラCGの方がよく見ました。

第8話 トヨタ・カローラ/スプリンター
 FF化したカローラ/スプリンターは、前はスラントノーズ、後ろは高く短いリアデッキのセダンで、意図してバランスを崩したプロポーションでした。この5ドアも高めのリアデザインで、ちょっと違和感があります。

第10話 三菱ランサー
 この時期はランサーが5ドアで、ミラージュにセダンがありました。この全長で高めの全高では、いずれもプロポーションが難しいと当時思いましたが、今見るとこの5ドアは悪くありません。

第11話 三菱エテルナ
 セダンボディのギャランは売れていましたが、5ドアのエテルナはあまり見なかったようです。

第12話 マツダ・ファミリア アスティナ/ユーノス100
 BG型ファミリア系列で、低い全高、リトラクタブルヘッドライト、短めのリアと、特徴あるデザインでした。私のマイカー選びでは実用性を重視したので、同じBG型のセダンにしました。5ドアの後継はランティスで、これも個性的でした。

第13話 ダイハツ・アプローズ
 セダンにしか見えないデザインで、なぜハッチバックにしたのか疑問でした。

第14話 日産パルサー
 5ドアセダンと称していたようですが、記憶に残っていません。

第15話 アンフィニMS-6
 バブル期ワイドバリエーションの中の一つで、マツダクロノスの5ドア版でした。この流れを汲むのはGG型アテンザスポーツですが、デザインテイストがだいぶ違います。

第16話 日産ブルーバード オーズィー
第17話 日産・プリメーラ
 どちらも輸入車だったようですが、見た記憶はありません。このプリメーラは欧州で走っていました。

第18話 三菱・ギャランスポーツ
 大きなバンパーガードを装着してSUV風でしたが、今見ると均整のとれたデザインと感じられます。

まとめ
 4ドアセダンと2ドアクーペが中心だった時代には、全長が長めの5ドアハッチバックはマイナーモデルばかりでした。セダンを見慣れていると5ドア車は後ろが重く見え、背を低くしたところで2ドアクーペのスマートさにはかなわないなど、デザイン上の訴求ポイントがなかったのでしょう。
 わがGG型アテンザスポーツは、マイナーモデルばかりの5ドアハッチバックの中では、成功した部類であったと思えます。
Posted at 2025/09/17 20:23:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2025年09月17日 イイね!

奥多摩方面

奥多摩方面 息子と娘がキャニオニングのため奥多摩へ行くことになりました。私もこの地域に行ったことがなかったので、現地まで送り届け、待っている間に奥多摩湖方面へ足を延ばすことにしました。

キャニオニング
 以下はCopilotが表示した説明です。
 「キャニオニングとは、渓谷や渓流を歩いたり泳いだりしながら下るアウトドアスポーツです。主に、岩でできた自然の滑り台を滑り降りたり、滝つぼに飛び込んだりするアクティビティが含まれます。ウェットスーツやヘルメット、ライフジャケットを装備し、自然の中での冒険を楽しむことができます。」
 彼らは御嶽駅の近くで参加しました。2時間ほどのプログラムの内容もこのようなものだったようで、このときの参加者は女性が多かったとのことでした。

奥多摩湖と小河内ダム
 多摩川沿いを国道411号が通っていますが、谷が深くて川は見えません。奥多摩湖はダム湖であるので、最初に遭遇するのは小河内ダムです。

 まずは奥多摩水と緑のふれあい館に寄りました。ここは東京都水道局のPR施設と銘打っており、小河内ダムを解説しています。1938年に着工し、戦時中の中断を経て、完成は1957年だったとのこと。だいぶ時間がかかっていますが、犠牲者87名はずいぶん多いと感じます。

 この日は静かで、やや蒸し暑い天候でした。奥多摩湖は静かでしたが、貯水率は半分以下になっていたようです。画面左が小河内ダムで、遠い方の白タワーが展望塔になっていました。奥多摩湖とダム下流側の両方とも眺望良好でした。展示されていたジオラマによれば、湖畔の丘の上に人工降雨発煙所があるとのことですが、貯水率が増えるほど雨を降らせることができるのでしょうか。

山梨県小菅村
 奥多摩湖からさらに上流側へ進むと、山梨県に入りました。都県境が分水嶺でないためか、簡単に山梨県側へ入れるのが意外でした。向かった先は道の駅こすげ。小菅村の中心から離れたところですが、東京側から来たと思われる観光客で賑わっていました。

 ここで遅いランチとして、「源流レストラン」で石窯ピッツァを食しました。地元野菜のトッピングが特徴のようです。
 この村も含む広いエリアを大多摩地域と呼ぶことがあると、今回初めて知りました。

所感
 ここは都内であり、連休の中日でもあったので、渋滞はないものの交通量が多く、自転車を含む二輪車の多さも印象的でした。道路沿いの土地は狭く、食事処はどこも満車であったため、山梨県側の道の駅まで行きました。さすがに奥多摩湖より先の道路はすいていましたが、道の駅こすげの賑わいは意外でした。
 小河内ダムの成り立ちを想起すれば、切り立った谷の途中に国道を通したものとわかります。それゆえ、国道沿いに広い土地がなく、多摩川が深い谷底を流れていて道路からは容易に見えないということなのでしょう。駐車場に余裕がないのも仕方ありません。
 奥多摩への往復とも、カーナビは中央道回避を指示し、関越道と圏央道を経由しました。千葉からはそれなりに距離がある地域ですが、迂回路のためさらに行程が延びました。

 近年は東北にばかり足を運んでいたので、首都圏の混雑ぶりは若干不慣れでした。
Posted at 2025/09/17 12:55:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

il pastor fidoです。  クルマのデザインはメーカーオリジナルのフルノーマルがバランスいいと思います。Value for Moneyのため、国...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/12 >>

 12345 6
7 8910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

愛車一覧

マツダ MAZDA2 マツダ MAZDA2
 MAZDA2初期型15S PROACTIVE S Package(6MT)です。   ...
マツダ アテンザスポーツ マツダ アテンザスポーツ
 GG型アテンザスポーツ20F(前期型、クラシックレッド)です。  2003年1月に納 ...
マツダ デミオ 2台目デミオ (マツダ デミオ)
 デミオDE後期型15C 5MT(サンライトシルバー)です。100km先の店で購入したも ...
マツダ デミオ 1台目デミオ (マツダ デミオ)
 デミオDE後期型Sport 5MT(アルミニウムメタリック)です。2019年7月~20 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation