UMPCって言うと、
Eee PCと混同してしまいそうですが、UMPCの方がどっちかと言うとハンドヘルドに特化した仕様でしょうね。W ZERO3シリーズとEee PCの中間を取ったって感じで・・。そんあUMPCなんですが・・実はキーボードが付いているとは言え、ちょっと小さくて入力しにくかったりします。スライドしてキーボードが出るって点は評価出来るんですが・・やはりフルサイズのキーボードに慣れた私にとっては・・。
そんな中、韓国のwibrainという所のUMPCがなかなか良さそうなキーボードレイアウトのUMPCを作ったみたいですよ。
「韓国Wibrain(ウィブレイン)の「B1」は、個性的な外観が目を引くUMPCの新モデルだ。日本ではブルレーが販売を手がけている。横長の携帯ゲーム機を思わせるそのデザインは、今時であれば一回り大きなPSPという例えが似合うだろうか?
それでは、ミニPCを語るうえで重要な本体サイズから確認していこう。幅は192ミリ、奥行きは82ミリ、厚さは28ミリで、A5ノートPCの奥行きを半分にしたようなハーフA5サイズとも言えるフットプリントだ。フットプリントが小さく、奥行きが短いため、全体のバランスとしては結構厚く見えるが、28ミリという厚さはノートPCとして見れば標準クラスだろう。
重量は526グラムで、ノートPCとしては超軽量、UMPCとしてはまずまずと言ったところ。
主要コンポーネントは、VIAのUMPCプラットホームを採用。CPUは超低電圧版C7-M 772(1.2GHz)で、グラフィックコアのUniChrome Proを内蔵したシングルパッケージチップセットのVX700を搭載している。今回入手した評価機は、メインメモリがDDR2で容量1Gバイト、HDDが1.8インチタイプで容量60Gバイトの上位モデル(B1H)だ。メモリ容量512Mバイト、HDD容量30Gバイトの下位モデル(B1E)も用意されている。いずれのモデルもメモリの増設には対応していない。
なお、評価機のプリインストールOSは英語版のWindows XP Professionalだったが、実際の製品は日本語版のWindows XP Home Editionとなっている。
B1における最大の特徴は、入力デバイスの独創的なレイアウトにある。横長のボディ中央には、タッチパネル機能を備えた4.8インチワイド液晶ディスプレイ(1024×800ドット表示)を装備。その左右の上半分にQWERTYキーボードを2分割して配置し、左の下側には方向キーやマウスボタン、右の下側にはタッチパッドを備えている。いわゆる“両手親指打ち”を明白に意識したレイアウトだ。
左右に均等分割されたキーボードは5段配列で、数字キーも設けている。ただし、その数はギリギリまで削られており、記号の一部やファンクションキーもFnキーと同時押しで入力する仕組みだ。とはいえ、両手の親指で入力することをしっかりと意識した設計がなされ、ほかのキーとの併用が前提になるFn、Ctrl、Alt、Shiftの各キーは左右の両方に装備しており、片手の指で2つのキーを操作する必要を極力減らしている。
ポインティングデバイスの操作は、右手でタッチパッド、左手でマウスボタンを扱うことになる。このスタイルでは細かい操作が難しいが、Webブラウズや、アイコン、ウインドウ、ボタンなどを選択して動かす程度ならば、大きな不満を感じない。
細かいマウス操作が必要なときは、スタイラスペンを使ってタッチパネルの液晶ディスプレイに触れて操作するほうが便利だ。タッチパネルの機能は感圧式なので、専用のスタイラスペンが必要なわけではなく、指で押しても操作できる。左手で本体を保持して、右手でスタイラスペンを操作する場合も特に不便は感じない。
液晶ディスプレイは光沢パネルを採用している。画面サイズは4.8インチワイドと小さいながら1024×600ドット表示と解像度が高い。そのため、ドットピッチは狭いが、両手持ちで使用する場合には画面がかなり目に近い位置になるため、文字が小さすぎる印象はさほどない。
CPUの処理能力だけを見れば、それこそPentium III世代だが、アプリケーションの起動時などに体感速度への影響が大きいHDDは1.8インチとはいえ最新モデルだ。1.8インチHDDということで懸念されたWindows XPの起動速度も体感的には遅くてイライラするほどではなかった。今回使用したモデルはメインメモリが1Gバイト搭載されていることもあり、Webブラウザやオフィススイートも特にストレスなく扱えた。少なくともUMPCとしては必要十分なパフォーマンスだ。」
・・・QWERTY両手入力っていうのはいろんな意味ですごいです。しかも液晶を真ん中に見れるというのは慣れればすごいパフォーマンスが出せそうです。が・・一つ欠点が・・価格が13マソもするんですよね・・。まぁ1024×600というVGAの解像度を考えるとそれなりの価格なんですが、巷のUMPCとかを見ているとこの価格ではちょっと太刀打ちできないかもしれません。ただ・・全ての面に置いてかなり強そうなスペックなので両手打ちキーボードに魅力を感じたら購入するのも一つの手だと思いますね。
Posted at 2008/03/23 19:56:29 | |
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