疾如風！のブログ一覧

実家で新車を購入することになり、今まで乗っていた車が
不要となりました。
クルマは画像のジムニーです。
走行距離は結構いってますが、各部機関は絶好調で
廃車にするには惜しい車両です。
ということで、譲り受けることとなりました。
通勤に近場の買い物にレジャーにと活躍して貰う予定です！

トランスジャパンアルプスレースをご存じでしょうか？

その名の通り日本アルプスを移動する山岳レースですが、その全容は。。。

富山湾をスタートし、北・中央・南アルプスの縦断を経て駿河湾をめざす、総距離415km、累積標高差27,000mという、実にフルマラソン10回分と富士登山7回分をリミット8日間で駆け抜けるレースです。

大会のスケールが一般の大会とかけ離れているため、参加基準も高く、書類選考で問われる実力は下記の3つ
・標高2000m以上の場所で2回以上のビバーグ経験があること。
・日本山岳耐久レース(71.5km)レベルの大会において、11時間10分以内で完走できること。
・フルマラソン完走3時間20分以内あるいは100kmマラソンを10時間30分以内に完走出来る体力を　有する事。

書類選考を通過し、今度は実際に山岳での行動/知識/危機回避能力を試す実技選考を通過した、選ばれし者だけが参加を許されるのです。
2年に1回開催される本大会は、昨年2012年の8月に開催され、命知らずの冒険野郎28名が、己の真意を胸にスタート地点に集結し、8日間のレースに挑みました。

画像の書籍は、昨年NHKスペシャルにて放映された「激走!日本アルプス大縦断」が書籍化されたものです。
本大会に賞金・商品は一切なく、ゴール地点の静岡大浜海岸にも手作りの小さなゲートがあるのみ。自分の限界を試す事が目的のレースというストイックさに心惹かれるものがあります。

何故走るのか？自分自身走る事が好きなのですが（車で走る事も、自分の足で走る事も）その行動に対する明確な理由が未だ不明確です。何故走るのか。。。明確にする必要もないのかもしれませんが。。。

シューズを新調しました。
今まで履いていたのは画像の赤いシューズで2008年に購入。
adidas製で軽量でありながら、ソールが適度に厚く、初心者でも膝を痛めない優れたモデルでした。
今回購入したシューズもadidas製になりますが、
フルマラソンをサブスリー以内での完走をめざすレベルの
選手が対象のモデルの様です。
ソールが薄くなり、膝への負担が気になりますが、
兎に角軽量で重さを殆んど感じません。

いつもの練習コースで5km試走したところ、今まで4′15″/kmだったのが、3′58″/kmとなり、
なかなか越えられなかった4′00″/kmの壁をあっさり更新出来ました。

次のマラソン大会は6/2の八ヶ岳クロスカントリー。
スパフランコルシャンのオールージュや深い森を彷彿させるコースです。

良い記録が出そうな予感！

あやしい車のHPに富士チャンピオンレース第2戦がUPされました。
上位グループは混戦模様で実に楽しげです。
競り合いたっかたなぁ。。。

20年程前に高校生だった頃、何をどう間違えたのか柔道部に入部しました。
当時の顧問は鋭い眼光に角刈りで、大柄な体格では無いにも関わらずベンチプレス120kg以上を軽々上げる方で、目が合うだけでチビリそうな貫禄のある先生でした。
そんな感じの先生でしたが、指導を仰げば的確に教えて下さり、経験の浅い私も技量が右肩上がりに向上して行ったのであります。
しかし、技量が向上しても、メンタル面が弱かった私は、大会に出てもさしたる成績も残せず、高校部活の集大成、総体県予選を迎えたのであります。
最後の試合（県予選通過すれば最後ではないが）指導頂いた恩義を形にして返そうと、頭の中は「優勝」の二文字のみ。
初戦、二回戦ともに一本勝を納めて迎えた3回戦、相手は同クラスで優勝か常に上位の選手。
いつもなら負けるイメージが頭を過りますが、「勝ち」しか考えていないので、悪いイメージは微塵もありません。
試合開始直後の組手争い。組めば相手の強さ、懐の深さが感じ取れるもので、レベルの違いが分かりますが、今回はレベルの差が感じられません。
そして絶好のチャンスと判断した時、十八番の「内股」を仕掛け、相手の体を宙に浮かせた！！と思いきや、倒されたのは私の方でした。技を返されるのを恐れ、相手に対する踏込みが数cm不足し、こちらが跳ね上げた足をすかされてしまいました。立ち技から寝技へ。
寝技には多少自信があった為、動揺は全く有りませんでしたが、そこに隙が。。。
完璧と思っていた防御はあっさりと破られ、腰締めで頸動脈を締め上げられる事態に。
まだ、完全には決まっておらず、観戦していた同期から「立て」との怒号が（締められていても立ち上がれば、締めは無効）朦朧とする意識の中、立ち上がろうとしますが、首付近に人一人を抱えたまま立ち上がるのは至難の業。。。役員席から先生が見ている中、畳を2回叩き、ギブアップという何とも中途半端な幕切れで、私の3年間の部活動は終止符を打ったのでありました。

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時は流れ、2013年5月19日の富士チャンピオンレース第2戦へ参加。
昨年の同レースでロードスターカップへデビューし、リザルトは2位。今年の開幕戦も2位。

過去2戦は共に2位。自分自身の欲もありますが、それ以上に協力して頂いている方へ「優勝」を捧げたいとの思いが強く、気持ちが前に行き過ぎたまま迎えた予選は3クラス混走28台中9位。

私の参加したクラスは5台のエントリーですが、レースは混走の為、クラスポールの車両と私の間には6台の車両がいます。初期段階に他車をパスして追いかけないと、差を縮める事が難しくなる為、
スタートがとても重要。過去2戦ともスタートは上手く行っているので、多少の自信がありましたが、
そこに隙が。。。シグナルが消灯する前に自分の気持ちと同様に車が前に進んでしまいました。
スタートミスの動揺からAコーナーまでに2台に抜かれ、Bコーナーで1台抜き返すも、
既に心ここにあらず。
そして2周目のコントロールラインで、私のカーナンバーと共にジャンプスタートに対する、
ドライブスルーペナルティが提示されました。
自身の競技歴で初のペナルティ。。。60km/h制限の富士のピットロードは長く、ピットに立っている
クルーには合わせる顔がなく。。。

スプリント8周レースに於いて、ドライブスルーペナルティによるタイム差は、レースを争う権利を失うことに他ならず、ドライバーのミスでスターティンググリッドに付くまでに行った準備や努力を全て
台無しにしてしまいました。

レースを争う権利を失っても、ファステストラップを狙う事は出来る為、気持ちを切り替え様と
心見ますがますが、スタートミスの動揺が消えず、走りも全く纏まらず、ファステストラップも
取れぬままに、ドライブレクチャーを頂いている古谷さんとメカのHさん、ガレージのクルーが見ている中、チェッカーフラッグと共に私の富士チャンピオンレース第2戦は終止符を打ちました。

ご協力頂いた方には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、
これが今の私の実力であるという現実を受け止めるしかありません。
ローカルレースと言えども、勝つための条件がそろわなければ、やはりトップを獲るのは難しい。
（技量よりもメンタル面が弱い様な。。。高校から成長が見られないとは。。。）

今回のレース経験により、自分に何が足りないのか知る事が出来ました。
リザルトは過去最悪ですが、逆に得たことが最も多かったレースだったと思います。

協賛、ご指導、応援頂いた皆様ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
また、一から出直します。

※レース画像はswallow-121さんよりお譲り頂きました。