疾如風！のブログ一覧

本日クルマ好きの親戚の叔父が自宅に来訪。
何の知らせも無しに来たので、うちの外にうるせぇバイクがいるなと思って
外を見たらデーハーなクルマがうちの庭に突入してきました。
で、乗ってきた車はこちら。。。

ちなみに叔父は66歳。65まで隼に乗っており、
流石にバイクは危険だからと昨年からセブン乗りとなったナイスなオヤジです！

クルマはスーパーセブンのR500。
自分スーパーセブンは知っていますが、R500がどんなスペックなのか知りません。
ですがクルマ好きとしては、乗らない手はありません。
乗ってもいい？と聞いてみたところ、いいよ～と軽いお返事。試乗する事と相成りました。


こちらがコックピットとなります。
ドアなんぞありません。ナンバーは付いていますが、これは乗用車では無くレーシングカーですね。
そういえばロータスセブンの生みの親コリン・チャップマンは「軽量性を装備する」との言葉を残しているとか。ケータハムにもその言葉がそのままに反映されていますね！


クラッチもアクセルもステアも遊びは皆無です。
自宅から公道に出たとたんに笑みが。。。
「こりゃ～1/1の乗れるオモチャだぁ～」と言葉に出てました。
低速トルクは全くありませんが、そういう系統のクルマを所有した事のある人であれば、
街中の運転も不便には感じません。周りからの視線はエスニ以上に感じます（当たり前か）
運転に不便は感じませんが、エアコン・オーディオ・パワステレスで快適性は皆無です。
でもこのクルマに快適装備など必要ありません。必要なのは軽量性ですから。

で、お待ちかねのワインディングロードへ。
街乗り3000～4000rpmで回していたエンジンを8000rpmまで引っ張ってみると、暴力的な加速力。
速度もあっという間に。。。
Sタイヤ装着車両なので、そのままの速度でコーナー進入してもオンザレール。
コーナーの姿勢も安定しており、一切不安は感じません。
是非ともサーキットで走らせてみたいクルマです。
終始ニタニタしながらの試乗も無事終了。最後は桜の下で記念撮影して戻りました。


戻ってから聞き忘れたSPECを確認。聴けば車重460kgで230馬力。。。
パワーウエイトレシオ2.0kg/psというモンスターマシンでした。そりゃ～速いわなぁ～


そう言えばエスニの開発コンセプトにネイキッドスポーツを揚げていたそうです。
他車両ベンチマークの場で最も楽しかったのがスーパーセブンだったとか。。。
ネイキッドスポーツが楽しく感じる要素は2点で一つは軽量、もう一つは応答性だそうです。
エスニは国内の法規制やら何やらで重量面ではセブンと同等に出来なかったそうですが、
応答性は同等に出来た様です。(参考文献；エンスーCARガイド S2000)
確かに両者の乗り味には通ずるものがありました。
という事はエスニを460kgまで軽量化出来れば、速さも同じになるのか？？？
まあ物理的に無理ですが。。。今日は良い経験が出来ました！未だに興奮が醒めません。

天下のトヨタ様がお出しになった特許を拝見しました。
内容は巷で噂の放電チューニングについてです。

知人からアルミテープを貰ったので、モノは試しにやってみました。
実験車両はH42V ミニカ～

先ずは操作性が良くなると巷で噂のステアリングコラムへの貼り付けにチャレンジ！！
でもこれタイトルの特許の中には記載がなかったのですが。。。
まあ細かい事は気にせずに続けます。
コラム下に貼れば良いのですが、見栄えが悪いのでコラムの内側に施工する事にしました。

特許を見ると、放電はアルミテープの角部が多い程効果が高いとの記載があるので、
トヨタ様純正部品同様な形状に加工しました。

実際に施工した画像がこちら！

へ？先に加工した形状と違うって？
わたくし欲深いモノで更に角部を増量してしまいました。。。

元に戻してイザ実走～
これはビックリ！何となくステアリングが重く感じます！！
これが巷で噂のステアリングが据わるというヤツか～















てップラシーボ！！
残念ながら効果が合ったとは言い難いです。

そもそも特許の内容は車両に沿って流れる空気が摩擦で帯電して乱れ、
本来のエアロダイナミクス効果を損なっている。
帯電した空気を放電する事により乱れた流れを正し、損なっている効果を正常に戻すというもの。
何でも本来のエアロダイナミクス効果を発揮すれば、
ダウンフォースが増し、旋回性能が向上するとか。。。

つ～こんで、検証ぞっこ～
ミニカは走行中リアがバタつくので、
効果が出た場合に分かり易いであろうリア周りにアルミテープを施工。
先ずはリアタイヤのホイルキャップ裏にペタッ！

続いてリアリアタイヤ前のボディ内側にペタッ！！（金属部より樹脂部の方が効果があるそうだが）

そしてリアバンパーの内側にペタッ！！！


元に戻してイザ実走～
こいつはビックリ！リアのバタつき(微小な振動)が収まっています。
更にコーナ中のリアの粘りが増した様に感じます。
コラム下施工の効果は感じられませんでしたが、
リア周りの施工による効果は確実に感じられました。

今月のMOTOR FANにアルミテープに関する面白い記事が載ってました。
今回の特許はトヨタ出願のモノなので、トヨタには縁もゆかりも無い欧州車で効果があるか確かめるという企画。結果はなかなか興味深いものです。気になる方は確認してみては如何でしょうか？

私はオカルト系チューンは一切信用しておりません。
今回の内容もそれに近いものがありますが、出元がトヨタである事とアルミテープ貰った事から
ちょっと試してみました。
実際に効果がみられたので、フロント回りでもう少し遊んでみようと思います。