昨日、おはつな国から無事帰還。
今回は、体調崩さずに済みました。
写真は、空港にあった壁画。
2千年前に掘られたものだそうです。 (← 嘘です
初めての時は、驚きは付き物ですが、
今回驚いたのは、交通事情でした。
噂には聞いていましたし、Youtubeなどでも事故映像がアップされていますが、
とにかくすごい。
【ドライバー】
・ドライバーは、皆自分が中心という運転。
・ウインカーは自分が必要と思わない限り出さない。
・車線は単なる目安であり、破線をまたいで走行しても構わない。
・車線変更はいつでもどこでも。
・自分の近くの車両が車線変更など自分の妨げになりそうな予感がしたら
ホーンで威嚇。
・追い抜きは左からでも右からでもとにかく隙があるほうからどんどん。
・追い抜きの為の対向車線はみ出しは当たりまえ。対向車が見えていても、
どんどん対向車線に入って追い抜きをする。
(対向車も分かっているので、それをよける)
・左折(日本の右折)は直進車を止めて(塞いで)でもとにかく左折する。
など。
これらの行動が渋滞時に、全ドライバーがこういう運転になります。
ですが、事故を見たのは一件のみ。その一件は積雪後だったので、大目(?)
に見ると、 ほとんど事故は見かけなかった。
はちゃめちゃですが、皆の行動がこれで絶妙なバランスをとっているようで、
見かける車両は最新の高級車両から60万キロ走っている年季の入った
タクシーなど 様々ですが、ぼこぼこにへこんだまま走っている車両という
のはほとんど見かけない。
北米の方が、交通ルールはしっかりしているが、ぼこぼこ車両はもっと
たくさん見ました。
(車検制度が無いからかもしれませんが。)
【歩行者】
・横断歩道は使わない。
というか、基本的に横断歩道自体あまり見かけなかった。無いわけではないと思いますが。
・片道3車線あるような道でも、交差点ではないところで、どんどん人が
渡ろうとする。
中央分離帯に人がいる事はあたりまえ。それどころか、車線と車線の間
(破線の上)にも わたり途中の人が立っている。
という感じ。これは老若男女問わず、こうです。
この、ドライバーと歩行者の行動から考えても、
日本人は中国では運転してはいけないという企業ルールは正解です。
運転技量ではなく、考え方がまるで違う為、とてもこの人と車の交通の
流れに乗れるとは 思えませんね。
(時間をかければ慣れるでしょうが、何回事故を起こすか・・・?)
【車】
・様々な国の車両が共存。
日本や、韓国のように、自国の車両が大多数で、そこに欧州車がちょこっと混じっているという
感じではない。
・日本車はT社、H車、N車、M車が多く、Sb車、Sz車も見かける。
ちなみに、HVシステムを搭載した車両は皆無でした。
・韓国車も盛況。機内で見たTVCMなどもかっこいい。
残念ながら日本からは2回撤退したH社もかなりかっこ良いです。
ちなみに、機内でみたT社のクラ○ンのCMでは、ドリフトしていました。(笑
・欧州車はV社が圧倒的におおいが、Au社、B社、Bz社、J社など一通りいる。
空港などには欧州車が展示してある。
・中国車もそこそこ元気に走っており、どこの車か分からないエンブレムも多数。
・なんの為に作ったのか不思議な3輪車が存在。ベースとなっている(?)
4輪の車両もいたりして。でも、これも中国パワー、とにかくやっちまえ!
という感じですかね。
【道路】
・路面状況は、そこそこ整備されている。
・が、開発中の地域などに差し掛かると、突然オフロード部分がある。
・アスファルトの片側3車線くらいある道路でも、突然数センチの段差が
ある部分が出現することがある。
・マンホールの蓋が無いところがあり、その脇に大きな岩が置いてあったり
する。(避けさせる為らしい)
【食事】
・最終日の夜、現地の方との食事会ででた、噂のバイチュウ(白酒)が
きつかった。アルコール度数 48度 だったか!?
飲むほどに痛い。時間をかけて小さいワイングラス1杯分が精一杯でした。
・本場の中華を食べるチャンスは少なかったですが、
北の方はあまりおいしくないという前評判の割に、私としてはそれなりに
頂けた方でした。胃の調子が悪くなることもありませんでした。
短い滞在でしたが、とにかくこの国のパワーを目の当たりにでき、
大変勉強になりました。
GDPでアジア1位を獲得したこの国は、高度成長まっただ中。
日本は今大変な状態ですが、この国とはうまく付き合って、
互いに良い関係になるべきだと思いました。
Posted at 2011/03/27 12:33:39 | |
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