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赤眼の黒豹のブログ一覧

2012年10月22日 イイね!

高速

高速 やはり,,,、次はこれだ!

 ニトロ注入は危険につき、エアクリーナー&マフラーのライトチューンで首都高速トライアル!

♪首都高速トライアル
Posted at 2012/10/22 06:45:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | NISSAN DR30 SKYLINE | クルマ
2011年08月09日 イイね!

真贋

真贋 本物か偽物かと突然問われれば、その答えに窮する場合もあると思う。ことクルマに至っては、俺は本物志向を貫いてきた。カタログに丹念に目を通し、その本質を感じたいためにグレードやボディカラーにも拘ってきた。
 
 形ある物は、何れ滅びる運命にある。でも己の過失により特別なDR30スカイラインの1/400の命運を絶った過去に、ずっと呪縛の日々を送ってきた。だからRSを乗っていく上で、将来的に本来の希望であったガングレーメタリック/ブラックやあのガングレーメタリック/ワインメタリックへの色替えを検討した。

 だが、それは違う! 工場からラインオフされた実物ではなく、インタークーラーを搭載しパワーアップを果たしたターボC(贋物)なのだ。本来の姿でなくなった鉄仮面は、その変わり果てた己の姿に'心'で涙するに違いない。

 RSの声に耳を傾ければ...、「クールに乗れ。」とだけ訴えてくる。しかし「(日産)50周年の頂点を飾る記念限定車」であったRSは、その高級な佇まいで己の存在を主張していた。本気であいつの立場になって考えた結果、自ずと回答は導かれた。

 この星のこの国で同じ時代を生きた君は...、掛け替えの無い俺の恋人だ。決して、生涯忘れない。限定車の証しである3つの紋章(フロントカーバッジ・リアエンブレム・特製キー)は、何時までも大切に持っているから安心してくれ。思い出を、Thanks.

BGM:♪ICEHOUSE/NO PROMISES(1985)
Posted at 2011/08/09 20:15:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | NISSAN DR30 SKYLINE | クルマ
2011年05月16日 イイね!

情熱

情熱 眩しかった新緑も日増しにその色を深め、初夏の風が光を放つ季節が到来した。埃にまみれ寂しく佇むRSを見兼ね、その"勇姿"と対話するようにボディを洗ってやった。

 昨日は出勤の途中で、ツーリングに繰り出すZ PROJECTの一団と擦れ違った。先頭は、俺と馴染みの会長がサン  グラス着用で操るゴールドのUS 300ZXである。さながら機甲師団の隊列は、その一日をクルマ好きの眼を釘付けにする愉悦に浸るのだろう。

 ふと脳裏に浮かんだのは、もう何年も前に帰宅の途中で擦れ違った二台のRS。背後の紅に染まる夕空を渋いガンメタのボディに映り込ませ、ヘッドライトがターゲットを捉えているがごとくストレートを駆け抜けていった。それは紛れもなく、憧れであるグリルレスの鉄仮面だった。

 牙を抜かれたジャパンを世に送った1977年に開発がスタートしたR30スカイラインは、雌伏の月日を経て登場し「名ばかりのGT」と揶揄したライバルを駆逐した。孤高の4気筒であるFJ20ETエンジンは、当時"史上最強"のユニットとして認知され、RSターボはスポーツカーとして君臨した。

 俺のRSの心臓は?とボンネットを開ければ、無残に埃が付着したカムカバーと塗装が剝げ落ちた サージタンクは往時を見る影も無い。遠からず、真紅に輝く結晶塗装を施さなければならない。またHKSハイパーマフラーも、よりクールに乗るためにステンレスのデュアルタイプに換装したい。

 そしてブラック塗装された純正オプション(ADエアロフィニッシャー)タイプのリアスポイラーを装着すれば、ほぼ望み通りの仕様が実現する。それ以降は、新車以上のコンディションに仕上げるために現代の技術を駆使して維持していく覚悟が出来た。

 旧車って、本当に面白いモノだ。皮肉なことに、その大半が消滅した分存在感が際立つ。パワーを使い切る楽しみも、この時代のモデルならではのテイストである。RSよ...走りの季節だ。夢のまた  向こうでしか見られないその夢を、まだ見ぬ道を辿り一緒に見に行こう。

♪GLORIA ESTEFAN/CAN'T STAY AWAY FROM YOU(1987)
Posted at 2011/05/16 14:45:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | NISSAN DR30 SKYLINE | クルマ
2011年03月27日 イイね!

背反

背反 俺にはもう一つ、DR30スカイラインの物語がある。

 運転免許を取得する弟(漆黒の豹)のエントリーカーの選択を任され、「R30かR31で探して欲しい。」の希望に添うため 中古車のショップを巡っていた。そんな折巡り会ったのが、DR30唯一の特別仕様車である「日産50周年特別記念(全国400台) 50th ANNIVERSARY VERSION」だった。

 グロス190PSとはいえ、官能的なFJ20ETエンジンの吹け上がりとジェントルなエキゾーストノートが魅力のモデルだ。ボディカラーはモデル末期に人気を博すホワイトも存在したが、独特のムードを醸し出すツートンを選ぶのに時間は費やさなかった。

 絞り出されるピークパワーも"ビギナー"には必要にして十分なレベルにあり、それはパワーを使い切る陶酔をも招いてくれる。弟とは敢えてエアコンレスで灼熱のサマードライブ(←よくぞ熱中症に ならなかったものだ...。)に出掛けたり、ブログ「哀愁」でも触れたがサイバーCR-Xとの壮絶なバトルも演じた。

 終焉は、突如として訪れた。アイスバーンと化した橋脚の上で一回転して欄干に激突したRSへと、対向してきたミニバンが猛スピードで体当たりしてきた。しばらく気を失い、意識が戻って初めて目にしたのはRSのルーフトリムだった。直前の記憶が、まるでスローモーションのように脳裏で再生した。

 ご免な...、俺達兄弟でずっと愛していくはずだったRSよ。でも命運尽きてまで体を張って俺を守ってくれたお前のことは、生涯忘れはしまい。そしてお前と共有し得た時間も、ステアリングを握る度に...生きていく限りその感触を忘れまい。

♪LIME/SENTIMENTALLY YOURS(1988)
Posted at 2011/03/27 09:30:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | NISSAN DR30 SKYLINE | クルマ
2011年03月05日 イイね!

羨望

羨望 東北新幹線「はやぶさ」デビューの日、時の流れに逆らう ように旧世代のクルマを見に行った。燦然と輝くその名車は、コレクターズアイテムの中でも突出した存在感を放つKPGC10スカイラインGT-Rである。マニア垂涎のこの個体は880万円のプライスタグを掲げ、国道を行き交う多くの  ドライバーの熱い視線を浴びていた。

 ところが"不感症"と例えたら適当か、まるで心のざわめきが起こらない。静かな潮の満ち引きのように、親父が助手席に乗せてくれた2000GTへの少年の頃の昂りが去来するだけだった。当の親父も、「俺の2000GTの方が良かった...。」とぽつり呟いた。それは決して高嶺の花への僻みではなく、二人とは別の世界が招いた至極当然の結果だと思う。

 櫻井眞一郎さんは、"R"の称号に何を感じていたのか? R32で復活を遂げるまでの雌伏の時代に生まれたRSは、何を追っていたのか? 今更ながら、生前改めてお話を伺いたかったと悔やまれる。一方の自分にとっては、確実にこの70'sは領域外の代物だということだ。ピュアスポーツを選択するにしても、テクノの時代以前には返れない。

 正直、そんな自分がちょっぴり寂しく思えた。少年の頃輝く瞳に映した往年のスポーツカー達が、 遠い過去へと吸い込まれていく感覚だった。(滅びの美学ではないが)紅い黄昏を映し込む鉄仮面の赤いボディが、あたかも一層の陶酔を醸し出すムードを解き放っているようだった。

♪OFF COURSE/たそがれ(1985)
Posted at 2011/03/05 13:00:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | NISSAN DR30 SKYLINE | クルマ

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