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赤眼の黒豹のブログ一覧

2023年12月23日 イイね!

運命

運命 自分は物を大切にする性分で、基本的に壊れるまで決して処分しません。例え使い物にならなくても、思い出と思い入れのある物は記念に大事に取って置きます。
 19歳の時にお袋が「(学生には)ちょっと早いかな」と買ってくれた腕時計も、オーバーホールや数え切れないベルト交換を経て、現在もなお時を刻み続けています。安い時給で頑張って働いた母親が息子の自分に贈ってくれたプレゼントは、一生モノとして特別な意味があるから。


 突然ですが、皆さんは運命って信じますか? 「運命的な出逢い」というと、男女間に起こる理想的な出来事ですね。明日はクリスマスイヴ...望む全ての人達に、素敵な幸運が舞い降りますように!

♪少女フラクタル/巡る運命(2022)

 
 人生について、この命を運ぶ舟(命運)の行方をよく考えます。荒波や渦潮や流氷を克服した後の凪に浮かんで星空を仰ぎ、大航海時代の冒険家のように例え海の果てが滝となっていても抗う勇気をこの胸に抱いて。

 運命と命運、似て非なる言葉の意味。ゴルゴ松本が少年院で「魂の授業」(下記YouTube参照)として熱弁を振るう意味を、改めて日本語の奥深さを実感します。

 今日コンビニの前でホットコーヒーを飲みながら、(ご夫婦と思われる)男女のライダーが談笑する様子を微笑ましく眺めていました。「俺も自動二輪免許を取得して、風になるかな」とも思いますが、幼い頃に視た『人造人間キカイダー』の影響でサイドカーへの憧れが半端ないのも正直なところです。


親父が画家から直接譲り受けた中国躺平(TANGPING)の風景画
Posted at 2023/12/23 15:15:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | ESSAY | その他
2023年12月13日 イイね!

明暗

明暗 2023年も、残り僅か半月余り。皆さんにとって令和5年はどんな年でしたか? クルマ生活に関しては、人並みに様々な出来事がありました。





■暗の部

 セドリックの背後1m以内に貼り付いて煽った揚げ句、ハザードを灯して緊急避難で路肩に寄せた自分の真横に停止し、助手席の窓を開けて何かを喚いていたプリウスαの男。

 横断歩道の歩行者に手招きで通行を促して停車するも、パッシングで状況を知らせてもなお対向車線を素知らぬ顔で走り抜けて行く男と女。

 交差点で信号待ちをしたくない身勝手な理由で、店舗の駐車場を車線と変わらないスピードでショートカットする男。

 バイパスを狂気を以って制限の倍以上の速度で疾走し、後方から瞬時にムーヴをその風圧で沈み込ませながら、ウインカーも出さず車線変更を繰り返して消え去った女etc.

 赤眼の黒豹は神でも仏でもなく、生身の人間としての感情を持ち合わせます。行き倒れた人を見掛けたら救護する義務が生じますが、以前お話しした生涯結ばれるはずだった彼女の心と体に一生癒えない致命傷を負わせた奴に出くわしたら、「自業自得だ」と氷のように冷たい目で不屈の笑みを浮かべてその最期を見届けるでしょう。でもこの手で抹殺したいそんな奴にも、そいつを大切に想う家族がいるのです。

 20年以上前、交通トラブルで忘れ得ぬ経験があります。日が暮れて真っ暗な帰路、リトラのスポーツカーがバンパーが接触するかと思う位にピタリと背後に迫りました。そのシルエットからAW11型初代MR2と分かりやり過ごそうと路肩に寄ったところ、自分の真横に停止して運転席の窓が開きました。開口一番「何だ、テメエは!」と吐き捨てたため、自分は「こっちのセリフだ」と応戦。するとリトラの開閉とパッシングに加えて蛇行で自分の後方で挑発を続けた後、交差点でクルマから降りて自分のクルマのボディを蹴り上げ、くっきりと跡が残る位に肘でウインドウを叩いてきたのです。その目は、狂った殺人鬼のようでした。その男が信号無視をして猛スピードで去った後も、ブレーキペダルを踏む足は恐怖で震えが止まりませんでした。旧車乗り+クルマ好き=カーガイという方程式が、ガラガラと音を立てて崩れ落ちたのです。

□明の部

 早朝の横断歩道で待つ自転車の自分に、優しく手招きで通行を促す素敵な女性。

 対向車線の先頭で右折を待つ車両の後続のクルマの列が身動きが取れない状況で、パッシングで道を譲った自分に何度も手を挙げて感謝の意を表してくれた営業マンetc.

 この世の中は少なからず確実に存在する、正しく望ましい判断が出来る選良の人々によって辛うじて保たれている気がします。



♪幽閉サテライト/ダフネ幻想歌(2010)


 自分の全ての感情を受け入れてくれる相性がいい紫(ゆかり)のような女性(ひと)に、子犬のような目で甘えたいです。今更面倒な小娘でなく、包容力のある大人の女性に。男にはない肌の柔らかい感触を、置き去りにした遠い過去の記憶を呼び起こしながら...。

末筆ながら手術を受ける貴女へ
 決して気持ちで負けないで、病気に立ち向かってください。心より...無事に手術が成功することと、一日も早い完治を祈っています。
Posted at 2023/12/13 21:50:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | INSIDE | その他
2023年12月02日 イイね!

周回

周回 夜の月はとても美しいですが、ほぼ無彩色の闇から朝を迎えてなお浮かぶ純白の月は、青く澄んだ空に映えて見とれてしまいます。1969年アポロ11号計画で月面着陸の偉業を達成した人類は、半世紀以上経ってなお近いようで遠い月への距離を(宇宙旅行が現実味を帯びても)縮めていない気がします。



 明け方にクルマのウインドウが凍て付く季節が訪れ、冬将軍の到来も近いかも知れませんね。皆さん、お元気でお過ごしですか? 「early bird」は「早起きな人」又は「決まった時間よりも早く行動する人」という意味で使われる言葉で、あの哀川翔さんが早起きであることはご存知の方も多いでしょう。 

 赤眼の黒豹の毎週土曜日朝のルーティンは、お気に入りのコースを走ること。ビジネスライク(通勤&物流の波)を逃れた週末の道で、信号が少なくストレートの多いルートで決してスピードを出さず加速を楽しみます。セドリック&ムーヴ各1時間25kmの周回は、自分自身を見詰める大切にしている習慣。



 3代目ムーヴカスタムが誕生した2002年に発売されたワンダモーニングショットで眠気を覚ませば、研ぎ澄まされた赤く輝く眼光で確実にラインをトレースします。現実の向こうに見え隠れする幻想は、境界に阻まれて手が届きそうで到達しません。



♪少女フラクタル/幻想は儚く優しく(2020)


 「人生って、何なんですかね?」 20代の男性同僚から、先日不意に尋ねられました。思うままに言葉を掛けてあげたら、感極まって返す言葉に詰まってしまった彼。(人生は1000年ある訳じゃない。その瞬間の連続の中に、きっと君の答えがあるよ。青年!)と、感慨に耽る自分がいました。

 2004年にフーガに統廃合される形で、栄光の名も姿も消え失せた誇り高きセドリック/グロリア。宿敵だったクラウンが革新的な変貌により存在を主張する姿を横目に、不遇な己の運命の境界を越えて復活を果たせ。セダン受難の時代にあっても、きっと本物志向で理解出来る人々がお前を迎え入れるだろう。

Posted at 2023/12/02 09:05:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | DIARY | クルマ

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