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赤眼の黒豹のブログ一覧

2025年04月22日 イイね!

合成

合成 先日放送されたNHK新プロジェクトX~挑戦者たち~のテーマは「情熱の連鎖が生んだ音楽革命 〜初音ミク誕生秘話〜」、2007年に誕生したボーカロイドのルーツに見入っていた。
 収益性や社会・文化への影響度といった"結果(成果)"が全ての風潮にあって、シビアなビジネスの現実に打ちのめされても抗い続けた開発者達の戦いのプロセスに脚光を浴びせた内容は自分の認識を瞬時に改めた。
 ミクと同じ歌声を奏でたくて努力をした末に、やっと不可能だった声域を手に入れたという無名ミュージシャンのエピソード。その波及効果は図り知れず、インターネットを始め電子情報媒体は時に2次元のサブカルチャーを主流として開花させる。

 初音ミクの開発に携わった方は独自の価値観で電子の歌姫の存在意義を捉え、地球規模で繰り広げられる民族音楽を含めた壮大なMUSICの世界の多様性と奥深さに敬意を表すると共に好奇心が尽きないと語っていた。

 音楽って...本当に素晴らしい。聴く人の想いやセンスと共鳴して、精神と肉体に宿ることで次への一歩を踏み出せと背中を押してくれる。例えアニソンに悪い意味で偏見を抱く輩から冷やかな視線を浴びようと、公然と「MIKUの大ファン♡」と言っていたい。

♪初音ミク/グリーンライツ・セレナーデ(2018)


以前お話した職場における理解者である年下の先輩女子との会話
「娘さんと歌うカラオケの十八番は"NG"で教えてもらえなかった。じゃあ自分が好きなアーティストは誰なの?」
「う~ん。ヒゲダンかな~」
「髭男dism!? 結構メジャーだけど、まともに聴いたこと無いかも...」
↓次の日
「出勤前にYouTubeで一番再生回数が多い「Pretender」を聴いてみた」
「良いでしょ?」
「凄く良い。その胸に沁みて...響いて」
「うん、うん」
「その瞳から熱いものが溢れ出て...頬を伝う。そんな様子を想像しながら聴き惚れたよ」
「プッ! また始まったね」

♪髭男dism/Pretender(2019)


 ハッ!?と我に返ると、ここはみんカラ。そこで無理矢理関連するクルマのネタとして、時代を先取りしたバーチャル・リアリティ(仮想的現実)を用いた試作車の要らない「フルデジタル設計」で製作されたトヨタ初代bB。ファンキーなサウンドを響かせながら街を流していたまるで積み木を組み立てたようなスクエアボディは、2代目を含めても滅多に見掛けなくなった。何故かしら「これもアリ?」と思ってしまう熱い自分の暴走を、極めて冷静(大人)な漆黒の豹こと弟は止めるだろうか?(謎)


Posted at 2025/04/22 15:35:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | MUSIC | その他
2025年04月17日 イイね!

肥大

肥大 クルマがフルモデルチェンジの度に大きく重く高価になる理由は何かと問われれば、メーカーやディーラーは「衝突安全性を高めた」とか「居住空間を広げた」と常套句で納得させようとする。でも裏を返せば責任は買う側のユーザーにもあり、その欲求を満たすべく不平不満を作る(売る)側に浴びせて自己満足をもぎ取って来たことも原因。無論モビリティへの変革期にクルマが成立するための全ての行程においてコスト(物価)が高騰すると共に、安全・性能・機能において不可欠となった電子デバイスを満載するとなると、当然の帰結と言えよう。

 例えば自分がその傾向が顕著な例として思い浮かぶモデルは、ホンダシビックに他ならない。かつて女子を含めテンロク街道レーサーとして名を馳せたコンパクトなホットハッチEFシビックSiRも、代を重ねた結果FL5シビックTYPE Rへと変貌を遂げた。車格はかつての絶版レジェンドや現行フラッグシップのアコードに匹敵するが、じゃあ万人受け(納得・満足)するシビックの姿かと自分が答えを求められたら、自信を持ってYESとは到底言えないしその気も無い。ただ6速MTしか設定されないシビックRSが、20代の若い層の支持を受けて思いの外売れているらしい。



●全長×全幅×全高:3995×1680×1335mm
●ホイールベース:2500mm
●重量:1010kg
●エンジン型式・種類:B16A型・直4 DOHC VTEC
●排気量:1595cc
●最高出力:160ps/7600rpm
●最大トルク:15.5kgm/7000rpm
●トランスミッション:5速MT
●タイヤサイズ:195/60R14
●価格:145万9000円



●全長×全幅×全高:4595×1890×1405mm
●ホイールベース:2735mm
●重量:1430kg
●エンジン型式・種類:K20C型・直4 DOHC VTEC 直噴ターボ
●排気量:1995cc
●最高出力:330PS/6500rpm
●最大トルク:42.8kgm/2600-4000rpm
●トランスミッション:6速MT
●タイヤサイズ:265/30ZR19
●価格:499万7300円

 一例としてフォルクスワーゲンゴルフもまた、ユーザーに迎合したモデルチェンジを繰り返し肥大化の一途を辿る。ボトムラインにポロやルポといったエントリーモデルを充当してかつてのポジションを埋め合わせ、大きく豪華になり過ぎたがために初代の志とコンセプトを微塵も感じない「よく出来たクルマ」に成り果てた。

 日本の狭い道路事情は変わらない一方で、高齢ドライバーが大柄なボディの取り回しに四苦八苦している光景をよく目にする。決して口に出さないまでも、「小さくても安全なクルマに乗れば良いのに」と余計な想いを巡らす。あれ程運転が上手かった親父でさえ、晩年はKカーの車庫入れも覚束なかったな。人間は例外無く、等しく年を取るもの。

♪ICEHOUSE/CRAZY(1987)
Posted at 2025/04/17 18:30:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | ESSAY | クルマ
2025年04月13日 イイね!

戦意

戦意 自らを奮い立たせる戦意高揚と共に選りすぐりのチューニングパーツをアピールする手段として、最近ではすっかり廃れたフロントフェンダーにデカールを並べて縦貼りした走り屋達。一方現行車においてエンブレムは極力影を潜め、グレード名さえ明かさない淡泊なモデルが増えた。逆に我が愛機は「NISSAN CEDRIC V20 TWINCAM TURBO GranTurismo SV」とメーカー・グレードのオンパレードで自己主張が強過ぎて、これを「単に古臭い」と感じるか「むしろ新鮮」と思うかは各々のクルマに対する価値観で異なるはず。

 先日職場からの帰路で、ST205セリカGT-Fourを目撃した。暗闇から街燈によって突如全貌が出現したそれは、最後のラリーカーとして活躍したトヨタワークスのカストロールカラーを身に纏っている。本物かレプリカかは問題で無く、その型が現在もなお生き残っていることが重要と考えたい。



 記憶に新しいシャア専用オーリスⅡも、ガンダムフリークに限らず強烈なインパクトを与えたモデル。大人しめのⅠから一転して過激なバージョンアップを果たし、「赤い彗星」のザクを彷彿とさせる満足間違い無しの装備を手に入れた。トヨタは優等生でつまらないと油断していたら、水面下で進んでいたMORIZOさんの変革がズゴックのように急浮上した形。



 最後にこの手のトピックとして見逃せない、再生ダイハツが世に問うミライースGR SPORTコンセプト。何の変哲もないベース車のイメージを劇的に変えるD SPORTのパーツ&デカールは、全方位戦闘モードに入ってピタリと照準を合わせている。新車販売の4割をKカー(軽自動車)が占める昨今、高鳴るハートビートを共感したいなら次はコイツかと迷うベビーギャング。



♪THE CARS/HEARTBEAT CITY(1984)


♪森口博子 with TM NETWORK/BEYOND THE TIME~メビウスの宇宙を越えて~(2022)
Posted at 2025/04/13 15:30:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ESSAY | クルマ

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「雌伏の7年6か月間を経て...みんカラブログ再開!」
何シテル?   01/02 15:30
愛車紹介 1号車:NISSAN Y31 CEDRIC 2000 TWINCAM TURBO GranTurismo SV(1990) 2号車:DAIHAT...
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