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赤眼の黒豹のブログ一覧

2024年06月12日 イイね!

回帰

回帰 「雌伏の7年6か月間を経て...みんカラブログ再開!」
 2023年1月に復帰して以降、新たに立ち上げたINSIDEカテゴリーで自らの内面を吐露してきた。まるで毒を吐くように無様な醜態を晒す自分のブログに、きっと「何故、この場所で?」と疑問を抱き不快に感じた方も多いに違いない。

 長い歳月、苦しみ悩み続けていた。長い道程、答えと出口を求めて彷徨い続けていた。自分とて一人の人間、内に秘めていたモノを明かすことで救われたかった。そして結果として、期待を裏切らずみん友の皆さんが手を差し伸べてくれた。



 原点回帰...道に迷った時、人は過去・現在・未来のクロスオーバーで自らを客観視して進む方向を探る。その時何を思っていたか、何を感じていたか、何を信じていたか、何を求めていたか、そして何を愛していたか。

 最終的に己を救ったモノは、やはり一台のクルマだった。Y31セドリックグランツーリスモというネオクラシックの傑作が、この先織り成す物語(ストーリー)を予感させてくれた。走る・曲がる・止まる、全ての挙動が自分の敏感な感性を刺激する。



 失意の内に一度この広場から去り、弟(漆黒の豹)に励まされてブログ「転生」で復帰した2009年5月。あれから15年余り...旬の時期に乗り継いだ愛機達に想いを馳せ、時代を彩る数々のマシンに熱い視線を注いできた。現在(いま)自分を衝き動かすモノとは、やはり幼い頃に画用紙で作った街を縦横無尽に走らせたクルマ。

 「一番乗せてあげたかったお袋は、もう居ない。一度も乗せられなかった後悔から、死ぬまで解放されないだろう」 「果たして、助手席シートを温めてくれる女性(ひと)は現れるかな...」 去来する様々な想いに耽る時間も、まるで母体の中にいた感覚を思い出すように、セドリックは豊かな包容力で満たしてくれる。

 グランツ、俺と疾り続けろ。スポーツセダンという選択は、クルマ(=夢)という願望を叶えて走りを極める現時点の最高の形。令和の時代にあって...旧さより洗練されたスタイリッシュボディで現在もなお新しさを放つ、俺が一途に愛するマシン。

 タイトル「回帰」が意味するモノ、それは時空を超えてみんカラを始めた頃の想いに自分を引き戻すターニングポイントに立ったという事実に他なりません。ID525125:ハンドルネーム赤眼の黒豹に眼差しを向けていただき、皆さんの変わらぬご理解から付けられたイイね!はその度にこの上無い励みと喜びになります。今後もよろしくお願い致します。

♪CYNDI LAUPER/I DROVE ALL NIGHT(1989)
Posted at 2024/06/12 06:15:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | ESSAY | クルマ
2024年05月26日 イイね!

援護

援護 乾いていた風に湿気が混じり始めて肌に纏わり付く感覚は、苦手な梅雨の季節の到来が近いことを予感させます。何故その時期が嫌いかと言えば...クルマが汚れても思うようなタイミングで洗車が出来ないことに加えて、何より厚く暗い雲に覆われた太陽を見ないことで気分が塞ぐから。だから太陽が昇らない時期がある極地(北極・南極)で暮らすことは、そもそも酷寒よりも暗黒の世界が到底"無理"な訳です。

 スピンオフになりますが、昨日は常日頃援護射撃で支えてくれる弟(漆黒の豹)・義妹・甥っ子が「何時も頑張っているお兄さん」にフライングガーデンで爆弾ハンバーグをご馳走してくれました。親父とお袋と訪れた記憶を辿れば、実に数十年ぶりの来店。改めて洗練された作り込みに感嘆すると共に、心も体も満たされたのです。あのね、その心遣いが一番嬉しいのさ。結局のところ、最後は家族だね。

♪紺碧studio/TRIANGLE▽SITUATION(2017)


♪紺碧studio/Bloomin’ Blossom(2019)


 帰宅後、みんなで各々お気に入りのアイスタイム。自分は毎回懲りずに「7プレミアム 練乳の味わい白くま」、A君は大好きなpinoに夢中。ん? 突然思い出したけど、↓このCM良かった~! 何がって、"かしゆか"が♡

 森永pino CM~music by Perfume

Posted at 2024/05/26 12:00:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | DIARY | その他
2024年05月20日 イイね!

東方

東方 昨日から降り始めた雨が、大地を清く洗い流す。余り雪が降らなくなった分、水不足は心配無いかな...。

 でも相川七瀬や及川光博といったアーティストをも起用する東方サウンド&ビジュアルという沼にハマった自分は、最早どっぷりと浸かって水面からは1本の指先を晒すのみ。あくまで個人的見解ですが...拒絶反応を覚える方は、どうぞスルーしてくださいね。

♪Liz Triangle/エーテルの海(2020)


♪Liz Triangle/ハレーション・リモーション(2020)


♪Liz Triangle/フォックスバレット(2022)


♪紺碧studio/ヒロインズルール(2023)


♪玲瓏のHydrangea/夢幻想-MUGENSO-(2024)


♪森羅万象/ハートインワンダーランド(2024)


♪幽閉サテライト/アマリリスの虚栄心(2024)
Posted at 2024/05/20 07:20:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | MUSIC | その他
2024年05月07日 イイね!

黒馬

黒馬 刀折れ矢尽きた時、戦国武将なら次なる一手として何を選択するだろう。此処まで生き抜いてきた道程を紐解くと、実に多くの困難に立ち向かったように思います。無念の敗走を余儀無くされた悔恨もあれば、自分の正義を証明出来た聖戦もありました。




 クルマの世界で繰り広げられる戦(いくさ)もまた勝ち負けが販売台数として判定され、栄光と不遇が入り混じり数々のモデルが出現し消滅していきました。そんな中異彩を放っていたA70スープラ2.5GTツインターボRは、GTとスポーツの顔を併せ持つダークホースとして実は虜になったマシン。


 北方のみん友女性(←謎)も大好きなリトラクタブルヘッドライトで武装する、A60型セリカXXの後継トヨタA70型スープラ。※画像は前期型


 蜘蛛が脚を広げたように見えたテールランプに走る白のラインが、悪(ワル)のイメージを醸し出す。


 迷わずアナログメーターとMTを選びたいスポーティーかつクールなコックピットは、まさに"大人の走り屋"の仕事場。


 ホモロゲモデル"ターボA"をも凌ぐ、ストレート6(直列6気筒)の名機1JZ-GTE(280ps/37.0kgm)。

 一度は乗ってみたいスポーツカーは枚挙に暇がありませんが...A70スープラも例に漏れずアメリカの25年ルールの影響を受けてか、国民的アイドルとして遠い存在になった彼女(←微妙な例え)のように手の届かないクルマになりました。
 南方のみん友女性(←謎)が3台も乗り継いだRPS13型180SXも、それと同時所有を目論んだSW20型MR2も、思い返せばリトラ。やはり戦闘モードのスイッチが入ったことをアピールする隠しライトは、少年の頃に憧れたSA22C型サバンナRX-7のオマージュだ!

 そして走る夢のストーリーは、無限∞に続く...。↓「またアニメ!?」と、漆黒の豹(弟)が呆れている表情が目に浮かぶ。。。(苦笑) てか、相変わらず走りが好きなお姉さんに弱い赤眼の黒豹です♡

♪NATHALIE/HEARTBEAT(1998) ※eX-Driver


♪CaYOCO/IDENTITY CRISIS(1996) ※HIGHSPEED Étoile  
Posted at 2024/05/08 06:00:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | MEMORY | クルマ
2024年05月05日 イイね!

本能

本能 季節がまた一歩進んで夏の日を刻み始めても、真夏日に迫る高い気温に反して低い湿度が心地良い一日が幕を下ろす。花粉の飛散も終息を迎え、たっぷりと天日に当てた寝床で乾いた太陽の香りに包まれて休もう。今夜は是非、走る夢を見たいな。



 ホンダスピリットが宿る大排気量二輪を彷彿とさせるサウンドを奏でて吠えながら、峠のヘアピンカーブのラインを正確にトレースする俺の"頭文字H"ことFF最速(当時)を誇るEF8サイバーCR-X SiR VTEC。藤原拓海のAE86スプリンタートレノGT-APEXにインホイールリフト(溝またぎ)で攻め込まれ抜き去られたら、立ち上がりで前足の爪跡を残しながらリッター100馬力のMAXパワーを掛けて獰猛なサイボーグとして後方から襲い掛かり、アッという間にグイグイ差を縮める。後のインテグラやシビックのTYPE-Rが受け継ぐ走りの遺伝子は、間違いなくコイツの内部で脈打っていた。

♪m.o.v.e/DOGFIGHT(2004)


 近未来を舞台に枯渇したガソリンを求めて荒野を彷徨う「マッドマックス2」のインターセプターのごとく、その時代を生きる自分は本能の赴くままにマシンを操っているだろうか。物心ついた頃から憧れていたクルマという夢は、きっと最期まで覚めないだろう。

♪m.o.v.e/SPEED MASTER(2007)




 「首都高速トライアル2」で黒田アーサーが駆るDR30スカイラインRS-Xターボのバックシャンを捉え、HKSハイパーマフラーから火を吹きながら湾岸線のストレートでピタリと追従し同門対決を挑む俺の赤/黒鉄仮面RS-XターボC(インタークーラー)。その先を疾るマシンは、ミッドナイトブルーのボディに高速で流れる電光を映す貴婦人S30フェアレディZ(悪魔のZ)。対決する相手に比して年式が旧い程に、想定外の速さによる勝利は伝説を誕生させる。

♪TRF/LIGHTS AND ANY MORE(2009)


 ゴールデンウィークの喧騒の波が引いたら、首都高で峠で「待ってました!」とばかりに走り屋が動き出すに違いない。俺も"大人の走り屋"として、再びあのステージに昇りたい。ただ情熱に身を焦がして本能的に走っていた当時と確実に決定的に違うこと、それはスピリットの残り火から起こす炎が絶対的なスピードでなく、正確にマシンの性能を100%引き出すテクニックを追求するという点。あの光の海に浮かぶ首都高が、あの月明かりに照らされた峠が、ホットバージョンの本性を晒す赤眼の黒豹の帰還を待っている。走りの未来図を描く作業は、まさに自分が生きていく道の設計に他ならない。
Posted at 2024/05/05 22:10:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | DIARY | クルマ

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「雌伏の7年6か月間を経て...みんカラブログ再開!」
何シテル?   01/02 15:30
愛車紹介 1号車:NISSAN Y31 CEDRIC 2000 TWINCAM TURBO GranTurismo SV(1990) 2号車:DAIHAT...
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