
次男のクルマのスタッドレスタイヤがパンクしたという。
最近はスペアタイヤが無いのでレッカーを呼び、最寄のスーパーオートバックスに運んで修理を頼んだら、スタッドレスタイヤのサイドウォールの擦れた痕を見て、即座にこれは修理不能です、と言われて、タイヤを交換することになった。
左右の2本だけ交換しようとしたら、特売なので2本交換しても4本交換してもほとんど値段は変わりませんと言われ、4本交換して10万近く払ったという。
外したタイヤは我が家の別の車のサイズと一緒なので、予備に貰って来るように伝えた。廃タイヤ処理料(2000円)も節約できると考えた。
次男が持ち帰ったスタッドレスタイヤを調べると、確かにサイドに擦った痕はあるが、リムガードのあるタイヤで表面的な擦れだけでダメージは無い。その代わり釘がトレッドの真ん中を中まで突き抜けていた。(画像の真ん中に釘が見える)
この画像を見てもサイドウォールに問題がないことが明らかである。
パンクの原因はサイドウォールの擦れが原因ではなく、トレッドに刺さった釘が原因で簡単に修理できるはず。
どうもスーパーオートバックスでは釘が刺さったのに気付いていなかったようで、サイドウォールから空気が漏れたと思っていたようだ。
余り知らないユーザーにオートバックスで安全のためとか、生産年が旧いとかヒビが入っているとか上手く騙して売りつけたらしい。
そんなに旧いタイヤではないし山も十分ある。タイヤの細かいヒビなど新しいタイヤでもすぐに現れる。
次男をしっかりと教育しなければ。(苦笑)
なお、このスーパーオートバックスに苦情を言ったところ、ここではタイヤのパンクの修理はコードを差し込んで穴を塞ぐ簡易修理しか出来ない(タイヤ専門店のように内部からの修理は出来ない)ので、特にスタッドレスタイヤの場合は安全性(耐久性)などからタイヤの交換を推奨しているという。実に巧いセールストークだ。
●追記
その後タイヤ専門店でコメントを聞いたところ、パンクは内部からパッチを貼って修理可能であるが、パンクしてからの走行状態によってはサイドウォールの内部が痛んでいる可能性があり、パンク修理後高速走行時にバーストする恐れがあり、再使用はお勧めできないという説明だった。
一方、某ショップに来ていた水冷ポルシェの後輪のサイドにはパンク後相当走った痕跡があったが、パンクはコードで外部から修理してそのまま何の問題もなく走行しているらしい。
タイヤ屋さんは買い替えを推奨するが、自動車屋さんは現実的な判断だと思う。
●追記 その2
ラッキーなことに同じミシェランの同じサイズと同じパターンの新品のタイヤをヤフオクで1000円で入手することができた。
Posted at 2017/01/14 18:39:27 | |
トラックバック(0) |
タイヤ | クルマ