新型7シリーズ乗りました

X1に続いて新型7シリーズにも乗りました(^^ゞ

従来型から7シリーズと5シリーズが兄弟関係の色が濃くなり
来る次期5シリーズへの「予習」に持ってこいです(^-^;

さて、試乗車は740iの標準車にOPTをテンコ盛りのクルマでした。
写真で見ると従来型とあまり変わらないじゃんと思えたのですが
実物は新しさがあり、質感も圧倒的に上がっており
Sクラスに引けを取らないレベルにあると言えます。

内装写真のクルマは展示車の740iMスポです(^-^;


特に電子装備の進化が大きく、エアコン操作パネルにも液晶画面が配置される点や
全方位から見ることのできるカメラシステムなども「進んでる」と言えます。
他社に比べて残念なことが多かったオーディオの音も質感に沿ったレベルに
向上しており、BMWの煩悩が一つ減ったと思います。


外装も、窓枠のフレームにドアミラーのマウントを一体化させたデザイン等
今までコンセプトカーでしか見られなかったエッセンスが取り入れられており
さりげなく進んでいます。


早速試乗車に乗り込んでエンジン始動すると、直6エンジンとは思えないくらい静かです。
軽くブリッピングさせると6気筒エンジンの音なんですが「聞かせる」演出がされているのか
V8エンジンから移行しても「寂しさ」を感じないレベルにあると言えます。

あ、試乗車は素の740iにOPT多数の車両でした(^^ゞ

走り出してみるとリアタイヤが操舵するために相変わらず小回りが利きます(^-^;
もちろん乗り心地はいたって快適です。
Sクラスのねっとりしたフィーリングに対して7シリーズは爽快感があり
車体の大きさはほぼ同じにも関わらず、5シリーズの感覚で運転できます。
「カーボン化」で軽くなった車体も貢献していると思います。

途中少し踏み込んでみたら思ったよりも鋭い加速をするのにビックリしました。
エンジンの出力は326馬力ですが、400馬力以上の迫力があります。
誰もが「速い！」と感じるレベルの鋭さです。
これも軽くなったボディの恩恵でしょうか。


ゼロ加速では上記ほどの勢いは感じられなかったので
（そういうことするクルマではありませんが）
スロットル制御の味付けかもしれません。

他にも書ききれないくらい目新しい装備のオンパレードで
目立たないけど乗ると凄いクルマだと思います。

なかなか試乗車が無いとは思いますが、これは一度乗ってみる価値のある車だと思います。

Sクラスもそうですが、これだけ進化するとレクサスLSはどうにも時代遅れに感じてしまいます。
モーターショーでFCVの次期LSと思わしきクルマが出品されていますが
すぐにでも市販モデルを出さないと置いてきぼりにされると強い危機感を覚えました。