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2018年10月11日 イイね!

日本最後の定期夜行列車「サンライズ」号研究(その2)

日本最後の定期夜行列車「サンライズ」号研究(その2)

サンライズ瀬戸号の琴平延長運転の日は、宇多津駅から直接予讃線・土讃線を経由するのではなく、一旦、高松駅まで運転してそこから折り返すという運用が組まれています。。

即ち、琴平方面へ行く旅客は、宇多津~高松間を約1時間20分かけて往復したのち向かうことになります。



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しかも高松駅では27分間もの折り返し時間が有りますので、この時間を利用して「サンライズ」号のB個室寝台の全てを探検してみることにしました。



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先ずは私自身が乗車中のB個室「シングル」の車端部「平屋部屋」・・・・



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スイッチ類も枕元にコンパクトにまとめられています。。



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大きな窓と、左右・天地共に広大なスペースは個室A寝台よりも居住性が良く、最もコストパフォーマンスに優れているという点は誰しもが納得されると思われますし、実際にこの部屋から予約が埋まりますので、この部屋を希望される場合は1ヵ月前の10時打ちでの購入が必要となります。



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こちらはそれまで私が好んでチョイスしていたダブルデッカー部の2階個室です。



上部に向かって大きく湾曲した窓から見る景色は抜群なのですが。。



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如何に、ご覧の様な室内断面ですので、これではベッドの上で直立はおろか、三角座りするのが精一杯なんですよね~。。



でも2階からの展望に誘惑されて、今まではずっとこのタイプの部屋をチョイスしていました。。



では次に、2階があるのならその1階はという事ですが・・・



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こんな感じのお部屋になり、ホームとすれすれのところに窓が設けられる造りとなり、なんだか落ち着きません。。



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不謹慎にも、ホームに居る女性のパンチラが見える部屋との悪名が有りますが、むしろ逆にホームに居る人から覗き込まれるリスクも大な訳ですので、精神衛生上良くなく、落ち着けない部屋であることは否めません。。



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尚、部屋の断面は、やはり2階部屋同様、ベッドの上で三角座りしかできませんが、天井に向かって空間が広くなっていますので、2階ほど圧迫感を感じることはありません。。



さて、「サンライズ」号では上記の部屋は全て7,560円の寝台料金で設定される最多数派の「シングル」というカテゴリーですが、実はもうワンランク低く、6,480円の寝台料金で設定されている「ソロ」というカテゴリーも存在します。。



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これがその「ソロ」の2階席入口。。。。



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寝台スペースはなんだかとても狭そうです。。。



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2階部屋を実際に覗いてみると、やはり部屋の壁面に凸凹があり、かなり窮屈そう。。



しかも。。。



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ある意味恐怖感さえ覚える昇降階段。。。



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狭い、きつい、怖いで、あまり利点が無さげなお部屋です。。



そしてこちらの階下部屋も。。。



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上段部分の出っ張りで、かなり狭いお部屋。。。。



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圧迫感が半端ではないです。。



そしてなぜこの様な構造になってしまったのかと言うと、床下に駆動用電装機器を積んだことに起因するもので、即ち、走行しだすと床下からパルス電磁波まみれのVVVFインバータモーター音が鳴り響き、寝苦しい夜を迎えることになってしまいますので、僅か1,000円強の出資の差なら「ソロ」よりも「シングル」をチョイスされたほうが賢明だと思われます。。



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そしてサンライズには2階にA個室寝台(シングルデラックス)を備える車両の階下部屋のに2人用個室(サンライズツイン)が用意されています。。



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生憎、1階「シングル」室同様、ホームすれすれの窓となり、窓を開けておくとプライバシーが守れませんが、夫婦やカップルで過ごすには最適の個室だと思います。。

ちなみにこちらの寝台料金は1室15,120円です。。



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一方、車両の車端部にはまた違う種類の2人用個室が設けられていて。。。



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見た目はこんな感じで「シングルツイン」と屋ばれるお部屋です。。



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こちらは1人でも2人でも使用でき、1人使用の場合は1室9,430円、2人使用の場合は14,830円となり、先程紹介の「ツイン」とほぼ同等の金額となりますので、1階部屋でホームから覗き込まれるのが嫌ならこちらを選ぶのも手ですね。。

但し、同じフロアで枕を並べて眠れませんので、私たち夫婦のような中年カップルならいいですが、お若いラブラブカップルには不向きかもしれませんね~。



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そしてこちらが共用スペースのラウンジです。。



さて、これが全てのB寝台個室ですが、皆様ならどのお部屋にされますか??



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高松駅での長時間停車の後は、進行方向を変えて、一路琴平駅を目指して走ります。。



この列車の高松駅~琴平駅間のみの利用は禁止されていますので、高松で殆どの旅客がげしゃしてしまった後の車内はガラガラです。。



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そして定刻の8時52分に琴平駅に到着。。。


東京駅を出てから10時間52分の旅でした。。



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琴平駅では先頭車の半分がホームから飛び出しての停車となります。



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この琴平までの運転は不定期運用ですので、この様に「サンライズ」車両と琴平駅の駅名板とのショットは非常に貴重なワンシーンです。。



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どちらかというと小窓が上下にズラリと並ぶ「のびのび座席」の方が好みです。。



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そして四国の駅にはよく残されている、SL時代の煤煙対策としての洗顔台が哀愁を漂わせています。。。



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さてさて、琴平駅到着後は、さらにさらに「乗り鉄」を続けます。。



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この日は、旅行ガイドブックに影響されて、琴平電鉄さん沿線のうどん店を徘徊することにしました。。。



電車は京浜急行電鉄さんの中古車両ですが、綺麗な黄色に塗り替えられていました。。



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1日乗り放題の「ことでん・JRくるり~んきっぷ」ですが、JRさんの窓口で購入すると感熱磁気券が出てきますが、もしやと思い琴電さんの駅で購入すると、期待通り、案の定手売りのエンコードレス券を購入することが出来ました。。



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車内はほぼ原形のまま。。。



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昭和45年に製造されてからの改造遍歴が解るプレート類を見ているだけでワクワクしますね。。



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電留線にはツートンカラーの電車が止まっています。。



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列車は定刻に琴平駅を発車。。。


線路状態があまり良くなく、ピッチング&ヨーイングが激しいです。。



しかも制動時は電気制動を使用せず、空気制動のみで停車。。


空転によるロック現象を極度に嫌う地方私鉄に多い運転方です。。



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車内はこんな感じで、元関東私鉄特有の無機質な造り。。。



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そして、列車は最初の目的地・栗熊駅に到着しました。。。



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去っていく列車の向こう側にオッパイ山が。。。


                                     つづく。。

プロフィール

「長谷宮夏祭 息子の村興し (*´▽`*) http://cvw.jp/b/860472/48604392/
何シテル?   08/18 06:09
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