2011年05月23日
「タイヤが合わないのなら車体側を合わせればいい」
周りの人は半笑いでした。本人はいたってまじめなんですけどね。
そりゃそうですよね、こんな発想するのは普通はないですから。
というわけで、今乗っているMR-Sはミッション型式C56-Bを搭載して5速MTですが、これをミッション型式C65-01A(MR-S後期)の6速MTにします。まぁ、ミッション本体のサイズがどうのとか、マウントポジションがどうのとか細かいことはあるかもしれません。でも、あのトヨタのことだからわざわざ年式でマウントポジションを変えることはないでしょう、あのトヨタがわざわざね。
これ以外の根拠として以前、車体を探していたときに変な組み合わせを見つけました。それこそ、今回やろうとしている前期の車体(年式)なのに6速MTになっているものです。まぁ、ここら辺からも普通にできるのだろうと思います。手間はかかりますけどね。
まぁ、付かなかったら付かなかったで考えます。
で、先週金曜日に運輸局にも確認をしました。
K:「同じクルマで年式の違うクルマから取ってきたミッションに載せ替えると、構造変更や記載変更って必要なんですか?」
U:「元のやつと変えるやつのミッション構造についての資料ぐらいですかね。あとは、変更届の申請書とかいろいろ書いてもらいます。」
K:「わかりました。」
で、数分後車検を切らなければいけないのか確認のため再度電話・・・。
K:「先ほど聞き忘れていたんですが車検って切らなきゃいけないですか?」
U:「(伝え方が悪かったため混乱)えーっと・・・・?」
K:「具体的に言いますと車体はZZW30で、同じ車体のミッションを今回載せ替えると5段から6段にかわるんですけど・・・。同じ(GHとかTAとか少し違うけど)クルマのミッションですけど、前期のミッションと後期のミッションでは型番と段数が違って変更になるので、記載変更や構造変更になると思うのですが、それによって車検は一度切らなきゃいけないですよね?」
U:「あぁ、それは改造にならないので何もしなくていいですよ。」
K:「記載変更とかしなくていいんですか?車検の時に問題ないですか?」
U:「えぇ、同じ型式のクルマのミッションであれば改造にはならないので、記載変更や構造変更は不要で、車検の時も問題ないですよ。」
K:「わかりました」
というわけで、ミッションの型式は違えど乗っけてるクルマが同じなら問題ないそうです。(ディーラーでツッコミをいれられるかもしれませんが・・・)もちろん、AT→MTや違うクルマから移植した場合は変更が必要なのは明白ですが・・・。
そんなわけで、この夏はカーボンダクトボンネット換装ではなく急遽ミッション6段化になりました。セリカミッションに組み替えても、エンジン特性がまるで違うのであのギア比に1ZZのパワー特性は合わないだろうし、サーキットを走るわけじゃないからいいんです。高速道路で使うクルーズ用の6段目がほしいという目的は達成されるので。
あとは、タイヤサイズを後期の215/45R16にしてもメーターは狂わなくなるだろうなと言う目論みもあります。車速パルスの生成をしているのはミッションなので、そこを取っ替えれば問題ないだろうと思ったわけですが、甘いかもしれません。まぁ、何とかしますよ。
外見でヘッドライトとテールランプ、フォグをくっつければ「外見も駆動系もなんちゃって後期型」が完成です。エンジンはGHのままなので、そこでやっと前期型というのが分かるという変態仕様・・・。まぁ、ここらへんの変更は車検が終わってからかな?ミッション本体以外に、(どうせ入れ替えるなら)クイックシフトとクラッチフルード(ブレーキフルードと同じ)と一応ギアオイルを最低限用意する必要がありますので、一緒に買ってこなければ・・・。
Posted at 2011/05/23 01:49:28 | |
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