毎回モンテに遠征したとき、欧州の天候を気にしていました。いつも、12月後半か1月前半に寒波のニュースが伝えられ、いざ現地に行ったときにはわりと穏やかな天気だった記憶があります。
でも、今回は出発するときまで、その寒波のニュースが無く、実はちょっとイヤな予感はしていました。そして・・・そのイヤな予感は当たっちゃったんです。ちょうど寒波が到来!
そのおかげ(?)でいろいろタイヘンな経験をした今年のRallye Monte-Carlo Historique。モナコで2日、そして帰国して4日ほどのんびりして、ようやくやる気出てきました! (例の衝撃でもらった首の痛みがまだ僅かに残ってはいますが・・・) 眠い目をこすりながらラリー中にアップしたブログではお伝えしきれなかったエピソードなどなどを、画像とともに時系列に沿ってご紹介していきたいと思いますので、どうぞお付き合いのほど。
さて、成田を発ってヒースロウ経由でニース入りして学生さんベースの宿に入ると、みんな懸命に作業していました。
安宿で食べ物も自分で用意せねばならず、周りで食べられるレストラン等も無く、最初の晩はつい食いっぱぐれて戸惑ったりしましたが、彼らの仕事ぶりを観察するのはけっこう興味が湧きました。
スタート地であるトリノに向けての移動が、スタート前日であるのは正直リスクがあり、自分では選択しませんが、やはりちょっとヤバいことが起きました。早ければ朝9:00のスタートと言われ、早起きして(ほんとだったらラリースタート前日はできるだけ寝ておきたいですよね。)準備万端で出て行ったら・・・「出発は午後に延びました。」って明るく言われました。「ムカッ」とするのを抑えた私は大人ですよね。(笑)
で、結局出発できたのは15:00前。これは出発直後のセリカのウィンドシールド越しに見た雨のニース海岸通り”プロムナード・ザングレ”。でもなんで”英国人の散歩道”?
オートルートに入って、トリップメーターの補正値を見つけるため、全てのタイア&ホイールを付け替えて計測。ほんとはこんなの、日本にいるうちか長靴先端のジョイア・タウロからこちらへの移動でやっておいて欲しいむねのリクエストは出してあったんですが、ま、しかたないですね。
そんなホイール交換作業中にも、ジャッキの掛け方が悪くてセリカが落ちそうになったりとか。
勉強です、勉強です。
そんなことしてるあいだに、トリノでは雪がガンガン降っていたんですね。これは先にトリノ入りしていた松波ドライバーがのんびり撮った写真。ここがスタート地点の広場です。
このあと、雪でオートルート閉鎖の危機があり、やはり前日移動はリスクがあったんです。
そして、遅れに遅れてようやく辿り着いたトリノでは、学生さんがしていたホテル予約のトラブルも出て、私は別のホテルを探してもらって、雪が積もったトリノ市街を徒歩移動。
スタート前から、”なにか”を予感させてくれました。
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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/01/21 15:23:34 |
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