親友の Alpine の話の終わりに今年用のアルピーヌF1 を載せましたが、他にも続々と発表されました。
F1チームのフォース・インディアを買収したカナダ人大富豪のローレンス・ストロール氏が、昨年までレーシング・ポイントという名前でエントリーしていたのを、その後自動車メーカーのアストンマーティンも買収してしまったことで名前を変更し、今年からアストンマーティンF1として走らせるAMR21。
昨年までのレーシング・ポイント時代はメインスポンサーだったスイスの水質管理会社BWTのイメージカラーであるピンクだったのを、BRG(ブリティッシュ・レーシング・グリーン)に一変させました。でもBWTがサブ・スポンサーとして残ったようで、ピンクのラインが。
昨年まではマシンだけじゃなく、レーシングスーツもヘルメットもおピンクでしたから、今年からこれに乗ることになったフェッテルはほっとしたかも。おピンクは似合わなそうだし。
そのストロール氏はお坊ちゃまドライバーのランスのためにチームを買い、さらにはアストンも買ってしまった大富豪ですが、ロシアにもいました。今年からF1に乗るニキータ・マゼピンのパパは唯一のアメリカ・チームであるハースのメイン・スポンサーになってお坊ちゃまを押し込みました。
なので、昨年までの黒・グレイ・赤のハースカラーから今年のマシン HAAS VF-21 はこちらに。
ウラルカリというカリ肥料のメーカーがパパの会社だそうなのですが、いまこのカラーリングでひと悶着起きているようです。
国際ドーピング委員会がロシアを東京オリンピックから追放したのはご存知のとおりですが、この裁定はオリンピックのみならず全てのスポーツに適用され、個人資格での参加はできるが国旗の使用等はままならぬ、というものなんですって。で、このカラーリングがロシア国旗を使った可能性が高いとして調査に入っているそう。でもチームも対抗して、いやいやこれはアメリカ国旗からだ、と言っているようです。あはは、確かに両国旗とも赤白青ですな。でもこれまでのハースは色違ってたじゃない。たぶんハースはできればマゼピン・パパにチームごと買って欲しいので、お坊ちゃまが乗る前から評判悪くても(レース態度とか私生活とかいろいろ)、ロシア色だと言われても手放したくないんでしょう。
因みにお坊ちゃまのチームメイトは、やはり新人のニック・シューマッハお坊ちゃま。
富豪つながりで次はウィリアムズ。昨年途中でついに長年続けてきたウィリアムズ家がチームを手放さざるを得なくなりファンドが買ったのですが、昨年から乗せているニコラス・ラティフィのパパがこれまたカナダの富豪だそうで、ン10億の持参金付きみたいです。
今年用の Williams FW43B がこちら。
大きなメイン・スポンサーのロゴが見当たらないのが前途多難を窺わせます。4年連続最下位になっちゃうのでしょうか・・・
さあ、いよいよ明日からバーレーンでの3日間(昨年までより半減)のテストデイが始まり、26日には同じバーレーンで開幕戦です。今年も週末のTV観戦が始まります。
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F1 | クルマ
Posted at
2021/03/11 23:28:00