その横浜ゴムのプルーヴィング・グラウンドでのイベントの最後に、ちょっとしたドライビング競技というか頭ひねりというかのアトラクションを用意してくれていました。
施設の真ん中に極端な低μの路面が備えられていて、更にはその広いエリアに散水設備が備えられていました。
極端に摩擦抵抗が低い路面は、普通は舗装する際に混ぜられる角のある細かい砂利の代わりにこちらは細かくて丸い砂利を混ぜて作ると聞いたことがあります。たぶん似たような作りです。そこにスプリンクラーで盛大に水を撒いているという状態でした。
その広大な路面にS字やらが入れられたコースが作られていて、そこでタイム・トライアルをやるというものでした。
ただし、ここにトリックが用意されていました。
それは、競技車?が3台用意されていて、まずは自分がどれで走るかを選ばなくてはならないというもの。その3台がこちら。
手前からダイハツの軽自動車キャスト。スポーツクーペのトヨタ86。そしてキャディラックのSUVエスカレード。
ここでのキモはキャストは軽いFWD、86はRWDスポーツ、そしてデカくて重い4WD、というラインナップでした。
さあ、貴方ならどれを選びますか?
私が選んだのはただのキャスト。そして走らせてみました。
コースインしてコントロール・ラインを通過したら2ラップし、各ラップのタイムの速い方を記録するというものでした。
私のベスト・ラップは38.22秒。
果たしてそのタイムはトップにコンマ13秒及ばず10数名中の2位でした。
クルマ選びのトリックの結果といえば、実は非力だけど軽いキャストを選んだ3名がワン・ツー・スリー・フィニッシュ。続いて4WDで重いエスカレードという感じで、86はテイルがあっちこっち行ってやたら楽しそうだけどビリという結果に相成りました。
キャストでは裏のストレイトに入ってスロットルを全開にすると過度のホイール・スピンで全然前に進んでくれないのがわかったので、即スロットルを緩め、優しく優しく踏んでいった結果です。
4WDで重いのと迷ったのですが、ここではどうやら軽いのが正解だったようです。コーナー入り口でオーバーシュートを防げるのが良かったのかもでした。
賞金、賞品は出ませんでした。(笑)
Posted at 2024/07/08 16:34:34 | |
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