昨日、いつもの主治医の手で993の12回目の車検を通してもらいました。
車検場に向かうお姿。
私のところに来てからは8回目の車検ということになります。
走行距離は54,100km。前回の車検から僅か2,500kmしか走っていませんでした。いかんいかん。
光軸調整だけで車検をパスし、無事に戻って来ました。
コロナ騒ぎだとかの訳ありで、今回はこのあと整備をしてもらいます。
どうも以前交換したライト・スウィッチが時々またダメなようなので、その時に交換してもらいます。そろそろブレーキ・ディスクも研磨かも・・・
終わったら報告します。
昨年秋から、993を走らせたのは僅か2回ほど。(反省)
でもその2回とも、途中で真っ赤なウォーニングランプが点いてビッッックリしました。
点いたのは5連メーターの一番右にある時計の、ダイアルの一番右下にある小さな「ベルト切れ」ランプ。プラス、空冷911ではどれかひとつのウォーニングランプが点くと、真ん中にある大きな「!」マークも真っ赤に点灯します。それもあって「ドキッッ」具合は結構なもの。
そのまま10~20秒くらいで消えて、ベルトをチェックしても切れても緩んでもないので、接触不良だかなんだかだとは思いましたが、私の"か弱い"心臓にはとても良くない。
なのでいちおう主治医に点検してもらいました。
関係していそうな接触部分やケーブルを見てくれたので、これで症状が出なければ接触不良かと。
993ではベルトが3本。白矢印がクランクシャフトで空冷のファンを回す、一番大切なベルト。なので赤色のところに小さなプーリーをスプリングで押し付けていて、ベルトが切れるとプーリーがより傾くことによりスイッチが押されてウォーニングランプが点きます。
黄色はオルタネーターを回すベルト。こちらは切れるとオルタネーターが回らないので、結果として充電してないウォーニングランプが点きます。
青はエアコンのコンプレッサーを回すベルトで、これは切れても冷えないだけなのでウォーニングは無し。となっています。
いずれにせよ、症状が出てない時の修理ってなんでも難しいですよね。
その大雨のFSWでのポルシェ・イベントの前日の金曜日には、箱根ターンパイクで最新のアルファに乗りました。
それは Giulia に新たに導入されたディーゼルのモデル。
ふつうのガソリン・エンジンは昨年春に経験していましたが、さてディーゼルとの相性は、ということで走らせてみました。はなから思っていたのは「アルファにディーゼルなんてどうなの?」でした。でも走らせてみると、悪くはない。
ガソリンと同じく8速A/Tとの組み合わせで、走り自体は遜色なし。
シフトのパドルはステアリング・コラム固定式ですが、大きくて使い易い。
でも、そのおかげで(?)フラッシャーのレバーが遠くなってしまっていて、ちょっと使いづらし。女性のかわいい手には遠すぎでしょう。
ディーゼル・エンジンが重いせいか、走りはよりしっとりした感じで、いわばオトナのジュリア。
「ただし」が付きます。アルファに”オトナ”が必要なのかな、という点。それが欲しければ別のブランドがいくらでもあるし、鼻の重さのせいか、ジュリア独特の、ステアリングをちょっと切り始めた瞬間からクイッと鼻先が切り込んでいく動きが少し散漫に。
だいいち、アルファのコクピット(あえて”コクピット”と言います)に座って、ステアリングの真ん中に蛇さんがいるのに、目の前のタコメーターが4,500からイエロー(赤破線ですが)なのは寂しくないですか?
てなわけで、私は選ばないアルファでした。
でも、この日乗った他のジュリアにはノックアウトものもありました。こちらは後日。
試乗を終えてから、翌日早朝のFSWにそなえ山中湖で泊まることに。
途中で富士山がキレイだったのでワンショット。現在53,700km。
山中湖ではまたこの子たちに遭遇。
夜から雨になり、翌日は報告したとおり大雨でした。
ウチの993がこんなに長い時間雨に打たれたのは4年ぶりです。その時のブログをチェックしたら、2005年にウチに来てから14年間、ワイパーのラバーをまだ一度も交換してなかったことにまた気がつきました。未だにちゃんと拭いてます。ドイツのラバー(?)おそるべし。
今週、突然の社長交代が発表されたポルシェ・ジャパン。そのポルシェ・ジャパンが初めて開催する PORSCHE SPORTSCAR TOGETHER DAY なる大規模なカスタマーイベントを今日覗いてみました。
せっかくイベントをやるのに、こんな梅雨時期にやるもんだから、FISCOは早朝から大雨。あ、「FISCO」って呼ぶ私は旧いヒトだそうで、今は「FSW」なんだとか。
赤いのは一昨年私がラリー・ニッポンというヒストリックカー・イベントで助手席に座った、吉田匠先輩の356B。黄色いのは昔からの友人で今はCG社員の Cayman GT4。素敵なナロウも持ってるのに、大雨予報にびびったそう。
パドックの一角を占めたCG Clubのみなさんのポルシェたち。(の一部)
SPORTSCAR TOGETHER DAYと謳っているので、背の高いポルシェは皆無。あ、でもポルシェでは背が高いやつとか4ドアのやつもスポーツカーって呼んでるんでしたっけ。
例のポルシェ・クラシックも立派なテントで参加。964の水色がエレガント。
テントの中には356のドンガラも展示してありました。
何か所か継ぎ足しボディでした。
例えばロータス・デイなんかに比べて、日本で走ってるポルシェの台数の割にはそんなに多くの台数が集まっていなかったのは、大雨のせい? けっこうお高い参加料のせい?
一日続きそうな大雨にメゲて、早々に退散。
3台連なって初めての足柄スマートインターから東名に乗り、軽いアクアプレーニングを体験しながら、先ほど無事帰宅しました。
明日は洗車ですね。
先月「ポルシェセンターから突然に」というのをアップしました。
そしたら、その翌日だかにポルシェセンターから突然に電話がかかりました。
以前は新車・中古車の販売と整備をしていたPC世田谷ですが、新車部門は新たにできたPC青山に移り、現在は中古車と整備。
そのPC世田谷では昨年来ポルシェ・クラシック部という部門を立ち上げ、旧いモデルの整備と販売にもチカラを入れ始めたんだとか。電話をいただいたのはその部門のアシスタント・マネージャーのかたで、以前から私のブログの読者であったとのこと。とても熱心なかたで、ご本人も993に乗っているんだそう。
いちど見に来てください、というので、早速その翌日訪ねてみました。
なるほど、工場の奥のほうには空冷が数台。
なんでも、ミツワあたりで空冷を整備していた優秀なメカさんを何名かリクルートできたんだとか。それなら安心ですね。
パーツは純正を使うので少し高いが、工賃は普通です(”普通”のレベルが問題ですが・・・)とのこと。もちろん純正では入手できないパーツについてはサードパーティのも使うらしいです。
こちらのGシリーズのタルガは販売用に整備中でした。エンジンもピッカピカ。
こういうキレイな工場で自分のクルマを触ってもらうのは嬉しいですね。
表の広いショウルームの一部にはクラシック用のスペースも設けてありました。残念ながらこの日置いてあったのはクラシック系モデルではありませんでしたが。
スペースにはしっかり展示物も。
時代ごとのボンネット・エンブレムバッヂ。
こちらは純正復活しているパーツ類。
ならばここで私の漏電治るかしら・・・?
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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/01/21 15:23:34 |
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ランドローバー レンジローバースポーツ Velar から Sport へ戻りました。2mの車幅は我慢です。 |
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ポルシェ 993 カレラ 3台目の911。快調に働いています。 |
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アバルト 500 (ハッチバック) プジョー206のあとがま。ワンぐるまとしても活躍しました。 |
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ランドローバー レンジローバーヴェラール 車幅がちょっと大きすぎるレンジローバー・スポーツから乗り換えました。 |