昨日、マツダの新しいフラッグシップが発売になりました。
そして昨日と今日、そのニューモデルを走らせることができました。
その名は MAZDA CX-80。
全長は5mに達しようという4.99mの立派なラージボディ。車幅は1.89mですが車内はたっぷりスペースです。シートは3列で6人乗り仕様と7人乗り仕様あり。
Bピラーから前とテイルゲイトはCX-60と共通だそうですが、例えばフロントグリルには新たに”グリル・インシグニア”と呼ぶ煌めく”アクセサリー”を追加して差別化を図ったりしています。
まず昨日走らせたのはPHEVモデル。
CX-5やCX-8に使われている2.5リッター直4ガソリン・エンジンをベースにしたエンジンにバッテリーとモーターを組み合わせたハイブリッドで、PHEVの名前通り外部からの充電もできます。
走らせてみると、動力性能に関しては必要充分以上。でも急加速しようとするとやはり4気筒エンジンのサウンドと振動で、今マツダが進んで行こうとしているプレミアム・ブランドにはちょっと届かない感じです。
これはライド・フィーリングについても一緒で、スムースな路面を走っている限りはそこそこなのですが、荒れた路面に遭遇するとちょっと残念。ダンパーだかのクウォリティをもう少しレベルアップする必要がありそうです。
でももちろん普通のドライビングでは問題無しと言いましょう。一番いいのはヘンはクセとか尖がりが無く、誰でも普通に運転できそうなところでしょうか。
室内は3列目シートを立ててもリアにこれだけのスペースが残ります。もう少し小さなボディだとほとんどスペースが残らないこともあり、6人とか7人乗って、その人数の分の荷物はどこに置くのよ、と気になってしまうクルマもありますよね。
3列目を畳めばこれだけのスペースになります。
2列目のシートですが、2列目が電動シートの仕様だとここまで。マニュアルシートだと畳めるので広大になります。でも、電動といっても動かせるのはバックレストだけ。そんなのだったらマニュアルで畳める方を全員が選ぶと思うんですが・・・
小さなことですが、ひとつ使い勝手で気になったのはエアコンの温度スウィッチ。
まだ物理スウィッチを結構残してあるのは私は賛成。でも、画像左上にあるエアコン・スウィッチがトグル・スウィッチ(ミニみたいなやつ)になっているのはいいのですが、温度の上げ下げが別々の二つのスウィッチをそれぞれ押し下げるようになっていること。これってどうみてもひとつを上下に動かしたほうが分かりやすいし操作しやすい。
まあオートにしておけばあまり操作はしないのですが、今回走らせていて、エアコンの能力のせいなのか結構動かしたので気になりました。
次回は今日走らせたもうひとつのほうのエンジン仕様車についてです。
Posted at 2024/10/12 18:34:28 | |
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