メルセデス・ベンツのセダンの中核を成すEクラスが新しくなり、乗ってみるチャンスがありました。
メルセデスのミディアムサイズのセダンとしては110年に渡る歴史があり、1993年から「E-Class」と呼ばれてきました。10代目となる今回のEクラスの社内コードは「213型」となります。
乗れたのは2リッター直4ターボのガソリンエンジン搭載のE200アバンギャルド・スポーツ。184PSと300Nmを発生し、9速A/Tと組み合わされています。
その走りはパワーもじゅうぶんで、トランスミッションのシフトも非常に滑らかで、多段なこともあり、いつシフトアップされてるのかわからないほど。
足回りを通した感触も前モデルより明らかに滑らかで、エアサスかと疑ってしまったほどライド感に優れています。
運転席前には横長のディスプレイ・パネルがあり、メーターもナビも全てそこに表示されます。
先代まであった、いかにもドイツノベンツッポイ、電卓のような押しづらい小さなボタン類は一掃されました。
”マルチビームLEDヘッドライト”は片目で84個のLEDが備えられ、センサーで前方を監視して、対向車への減光やら、コーナー先への配光やら、反射が強い道路標識への配慮やらを自動的にこなしてくれます。私みたいな年寄りにはとても助かる機能なので、是非こんど夜間に試してみたいもの。
これはライトの後ろにあるそのコントロール・ユニットです。
ライトといえば、室内にはアンビエント・ライトがそこかしこに怪しい明かりを。これ、なんと64色から選べるそうで、昼間運転中も点いています。あまり見えませんが。
今回は東京から
金子浩久さんと同行し、ふたりで試乗しました。なので男ふたりに合うようにこんなカラーにしてみました! 名付けて「ラブホ風」。(笑)
後ろのブレーキランプも、走行中にブレーキを踏んだ時と、交差点等でブレーキを踏んで停まっている時とは明るさを変えるなど、芸コマ。
安全運転支援システムも最新のものが満載。考えられるものはほとんど装備されています。
675万円からのE200アバンギャルドとアバンギャルド・スポーツが先月末から発売されていて、4MATICとディーゼルとE250とE400は来月からだそう。
今回は、主に弟が使っている先代Eクラス(ワゴン)で行ってきました。
この角度だと、あまり代わってないようにも見えますが、実はけっこう新しいラインで、Cクラスを膨らませたルックス、と言えばいいでしょうか。遠くからだとちょっと見分けがつきづらいかもです。
Posted at 2016/08/16 16:47:11 | |
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