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森川オサムのブログ一覧

2018年03月29日 イイね!

4年ぶりの新車

三菱から発売されたECLIPSE CROSSに乗りました。


なんと三菱から新車が出るのは4年ぶりです。例のなんとか隠し事件とかがあり、新車が発表できない自粛時期もあり、のことですね。新車が無いディーラーさんはさぞかし辛かったこととお察しします。


エクリプスっていう名前からは、以前アメリカでそこそこ売れたりした、スポーティ・クーペが思い浮かびますが、今回のエクリプス・クロスはSUVっぽさが入ったクロスオーバー。まあ、いま流行りのジャンルといえます。


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スタイリングがひどくコンサバなアウトランダーに比べると、かなりアグレッシブな外観です。でもトヨタのC-HRに比べればコンサバですね。顔つきはアウトランダー似でしょうか。


リアエンドはプリウスみたいに、リアグラスが上下で分かれていて、リアビューミラーで見る景色は真ん中に水平に桟が入るタイプです。


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エンジンは1.5リッターターボで、トランスミッションは8段ステップ付きCVTです。


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フルタイム4WDで、通常状態では80/20で前輪にトルクがかけられています。これが最大で40/60くらいまで後輪にかけられる状態に変化できるそう。


走らせてみると、パワーのかけられかたなどがなかなかスムーズで、乗り味はいいほうです。CVTもラバーバンド感も少なくまずまず。

ただ、段差があったときなどに、リアのサスペンションからちょっと安っぽい音が出て、さらに横方向のGがかかっていると、ちょっとムズムズします。残念ながらプラットフォームは新しくなく、アウトランダーのものにちょっと強化部材を増したもので、リアの剛性が低いのか、それともサスペンション自体の剛性が低いのか、取り付け部の問題か、気になりました。


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ナビなどのコントロールは、シフトレバー横のタッチパネルでやれるタイプですが、私は苦手です。


カーゴスペースは、前後と角度を調整できるリアシートをめいっぱい前にすれば、ゴルフバッグを横に4つ積めるそうで、これはすごい。


253万から手に入ります。

Posted at 2018/03/29 12:46:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2018年03月24日 イイね!

丸儲け?

昨日はクルマに積まれるオーディオメーカーとして有名なBOSEを訪ねるチャンスがありました。


ボーズといえば、MITマサチューセッツ工科大学の教授だったヒトが設立したメーカーで、けっこう高額な店舗用スピーカーで有名になりました。日本車でも「ボーズ装着オプション」なんかが一時流行ったこともありましたね。


初めてクルマにシステムで組み込まれたのは、1983年のこれだったそうです。


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因みに、私の993の現在のオーディオ・ヘッドユニットは、日本には今や亡きNakamichi製。スピーカーがヘタってきてるので、BOSEので合うのがあれば・・・


クルマに乗り始めたころ、カーオーディオっていえば、リアトレイに置かれた左右ふたつのスピーカーで聴いていたものですが、現在、キャディラックのCT6にオプションで用意されているボーズのプレミアムシステムでは、なんと34スピーカーですって!


プレミアム系の試作システムの音を体験することができました。ボルボに組み込まれていました。


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ヘッドレストにもスピーカーが仕込まれていましたが、いかにも「試作」ルックスで笑えました。


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ひとことで言ってしまえば、素晴らしい音で、しかも室内の座る位置や聴こえる方向を調整でき、凄いです。ただ、私は走る車内でそこまでのクウォリティは不要なほうです。


こちらは日産ジュークに組み込まれていた廉価版の試作。


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たしかに前者のあとだと、ちょっと寂しい感じがしてしまいますが、私にはじゅうぶん過ぎです。

こちらもヘッドレストにスピーカーが。


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興味深かった体験はこちらでした。

車内でのナビからの音声や、いろいろな警告音を、その場、その目的によって、聞こえる方向を適切にコントロールする、という技術です。


例えば、ナビが右折を指示する音声は前方右方向から聞こえ、


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左に曲がらせる音声は左前方から聞こえます。


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同じ技術で一番いいな、と思ったのは、ブラインド・スポット・ワーニングの警告音。

例えば右側後方から2輪車が追い越してくる時の、警告音はちゃんと右後方から聞こえます。

これはとても判りやすい! これなんかはすぐにでもメーカーに組み込んでほしい機能です。


このほかにも、車内でのボイス・コントロールを受けやすくする音響技術などなど。近い将来に向けての研究がもりだくさん。

これらが次々に完成、採用されれば、はい、BOSEまるもうけ。


Posted at 2018/03/24 15:30:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2018年03月20日 イイね!

993 バイキセノン化 つづき

993のヘッドライトの上向きもHID化してやろうという作業が続きます。

右と同様に左目も外しました。奥はこんな構造です。

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右側に見えるコネクターにヘッドライトユニットのコネクターが刺さります。

その左目の後ろ側にある、シルバーの薄いボックス型ユニットが、前回ご説明した小糸製作所製のトヨタ車用バラストです。

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今回はこれをダブルにして装着です。

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外したヘッドライトユニットから、上向き用H1ハロゲン球を取り外して、バーナーを取り付けました。

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こちらが取り付けたバーナーです。目立ちますね。

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そして、左右の目を元に戻して作業は終了しました。
早速の点灯テストです。

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上から順に、ロワービーム、アッパービーム(993ではロワービームも同時点灯です。)、そしてパッシングです。

これで暗い夜道が少しは楽になります。
Posted at 2018/03/20 16:25:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 911 | クルマ
2018年03月17日 イイね!

993 バイキセノン化

わが愛する993。光り物のを色合わせするために、各所の小さなランプを少しずつLED化してきましたが、今回は色合わせのおおもとになったヘッドライトのお話です。


1993年にローンチした993ですが、私のは1995年式。翌96年に、エンジンにバリオラムが組み込まれ15PSのパワーアップとなったのに加え、あるオプションが加わりました。それが「リトロニック」と呼ばれたHID式のヘッドライトでした。ボッシュ製のこれ、私の記憶では、市販車にHIDが使われた世界初でした。


現在ではマジョリティとなったHIDですが、従来の自動車用ランプがフィラメントを発光させる電球式だったのに対し、アーク放電による発光で、いわば蛍光灯のようなもの。消費電力に比べて明るいし、遥かに長寿命というものですね。ちなみに、バーナーと呼ばれる発光管に封じ込められている気体がキセノンなどなので「キセノンランプ」とも呼ばれています。


私のは1年前だったので、普通のハロゲン球式のヘッドライトが装着されていました。上向き下向きそれぞれH1球です。

993は10数年前に私のもとに来たのですが、既にその頃には私の眼はHIDの明るさ(見え易さ)に慣れてしまっていて、ヘッドライトの暗さを感じてしまいました。それでリトロニックに換装することを考えたのですが、純正パーツでやろうとすると超高価で手が出ませんでした。

そこで見つけたのがこれ

個人で993のヘッドライトのHID化をやっているかた。ここで改造してもらいました。下向きのみのHID化でした。

氏が使用するのは、光るバーナーはフィリップス製ですが、駆動するバラストはトヨタ純正パーツで、小糸製作所製。パーツにはTOYOTAロゴが。これが信頼のもと。(笑)


おかげで夜もバッチリにはなったのですが、なんせ下向きだけだったので、暗いところになって上向きにしたとたんに「あれ、あまり下向きと変わらない」状態でした。

上向きはパッシングライトにも使うわけで、蛍光灯タイプのHIDはパッパッと点けるのには向いてなく、クルマによってはパッシング用のランプを別に装備してたのもありました。なので上向き改造は諦めていたのですが、やはり暗い。

で、久しぶりに氏に連絡をとってみたら・・・使っているバラストの容量に余裕があるので、パッパッができるんですって!


それで10数年ぶりに再訪して上向きもHID化してもらいました。


993のヘッドランプ・ユニットは、ボンネット内側のヘッドライト部後方にあるレバーを回すと、ぬるっと飛び出してきます。


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指で差しているレバーです。


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これを180°近く回せばOKです。


右側のユニットの奥にはクラクションの2連ホーンが。


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こんなところにあるんですね。たしかにフロントにエンジンルームが無いので、でしょうね。

その右側に見えるのはオイルクーラーへのホースですね。


ここで次回へ続きます。


Posted at 2018/03/17 15:18:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 911 | クルマ
2018年03月14日 イイね!

エンジンのバルブ・バイ・ワイア

今日は、有楽町の外国特派員クラブへ行って、興味深い話を聞いてきました。


イギリスにあるCAMCON AUTOという会社が開発した、Intelligent Valve Actuationというエンジン技術です。

ひとことで言ってしまえば”デジタル・カムシャフト”です。


皆さんご存知のように、普通のエンジンの燃焼室には吸気と排気のバルブがあり、シリンダーヘッドに組み込まれてクランクシャフトの回転がチャーンやベルトで伝えられて回転する”カムシャフト”により動かされます。それにより、燃焼室の吸排気がなされますね。


今回の新技術は、このバルブの駆動を、従来のカムシャフトではなく、電子制御されたモーターで行うというものです。各シリンダーに配置されたバルブの上部にシリンダー毎の短いカムシャフトがあり、そのカムシャフトの回転を、これまた各シリンダー毎に配置されたモーターで行います。

そのモーターの回転角度はソフトウェアで制御されるので、クランクシャフトの回転に対して自由なカムタイミングと開閉ができる、というものです。極端には1サイクル中に2回も3回もバルブを開け閉めさせることだって可能。


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これにより、より自由なエミッション・コントロール(例えばCO2削減)と燃費向上が達成できる、ということです。スロットル・レスポンスも向上するらしい。そのうえ、普通のメカ式のカムシャフト駆動より静かでもあるらしい。


いわゆるアトキンソン・サイクルやミラー・サイクルも自由自在ということになります。


既に4年も前から英ジャガー・ランドローバーのエンジン開発部門と協働していて、試作エンジン搭載の実働車もあるとのこと。

日本のホンダ、日産、トヨタには売り込み済で、今週には三菱とマツダにもプレゼンするんですって。


そのプレゼンに使う動く模型も持参していました。


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が、パソコンとの連携がなかなか巧くいかず・・・


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苦労していました。


キャムコン・オート社としては、4~5年以内に市販車搭載エンジンに使われることを目論んでいます。

特に機構上のウィークポイントは無く、コストだけだそう。私が質問したところ、製造上のコストとパテント料は同じくくらいなんだとか。

社としては、日本のメーカーでは、最近新思想のガソリン・エンジンを鋭意開発試作したりしているマツダが有望だとのこと。

さあ、実用化なるか?!


Posted at 2018/03/14 22:27:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

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何シテル?   03/08 16:33
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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/01/21 15:23:34
 

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