続けてきた食べ飲み観戦。昨晩のハンガリアンGP、やっぱり食べ飲みが難しいグランプリでした。
ドイツが終わったときに、次のハンガリーは難しい、と書いたら、コメントでアドバイスをいただきました。
それで、飲み物はハンガリー産ワインをトライ。ハンガリーのワインって、スズキ自動車の関連会社が輸入をしてるんですね。スズキはけっこう前からハンガリーに工場を持っているので、その関連なんだろうと思います。
でも、これがけっこうタイヘンでした。いつもワインを買ってる、近所のワイン専門店には無し。他でも無し。ようやく見つけましたが、アドバイスいただいた”エグリビカヴェール赤”は無く、あったのはトカイ白。ウチは白好きなので購入。
これがアタリでした。とってもドライで、しかもきちんと味もあり。納得。
近所の友人、今宮純さんから、日本の鰻みたいなハンガリーの夏はフォアグラ・ステーキ、とのアドバイスがあり、ちょっと調べてみたら、ブダペストのあるドナウ河流域はフォアグラの大産地のよう。なのでフォアグラにしようと思ったのですが、紀伊国屋に行ったのに無し。暑さでうろちょろする気にもなれずに、ここはDNS。スタート前リタイアに終わりました。
これでF1は1か月の夏休みに入り、ベルギーはスパ・フランコルシャンで再開です。
ブリジストン、じゃなくてブリヂストンのタイア・ラインナップのなかで、スポーツタイア・ブランドがPOTENZA。そのポテンザ・シリーズのなかで、プレミアムスポーツ車用タイアのフラッグシップがS001です。
サーキットを走ったり、競技をするのに適したRE-71Rなどを除いて、ふつうの道路を走るのに適したポテンザのなかでのフラッグシップとも言えます。
そのS001が8年ぶりにモデルチェンジして、S007Aとして発売されました。
今月あたまのことでしたが、その新タイアに乗ってみることができました。
場所は那須黒磯にあるブリヂストンのプルービング・グラウンド。広大なテストコースです。
S007Aの特徴をひとことで言えば、ドライグリップを向上させて、同時にウェットグリップも失わないようにしたもの、と言えるようです。一般的にはドライを上げるとウェットは下がりますから、うまくバランスをとった、というところでしょうね。
コーナリング時のグリップを向上させるために、舵角が小さいとき用にはトレッドのブロックの剛性を上げ、舵角大のとき用にはケース全体の剛性アップで対応したそうです。またその開発時には、社内でアルティメット・アイと呼ぶ、タイアを実際にドラムで回転させ、接地面の細かな応力分布を計測できる装置を使って、より実態に近い状態でのチェックをしながら進めたそう。
ドライ路面のコーナリング測定では、ある周回路で、S001に比較して2.4%のラップタイム向上がみられたとか。
当日はドライとウェットの両路面で、S001とS007Aの両方を同じクルマで試すことができました。
タイア専門家ではないので、こうやって同じクルマで続けて比べてみないと、なかなか違いはわかりません。
明らかにS007Aのほうが、ドライでもウェットでもグリップが上でした。
特にドライでは、切り始めの応答が向上していたように思います。
また、このあと、施設外の一般道路でも走行テストをすることができ、タイアノイズや乗り心地も問題無いことを確認できました。
サイズは16から21インチまで80サイズあり、私の993の前205/50-17、後255/40-17というヘンな前後サイズも揃うようなので(揃うの少ないんです)、次期タイア候補に浮上です。実際に履かせて走ってみタイヤ・・・?
また、会場にはこんなのも置かれていました。
マツダが始めた、NAロードスターのレストアサービス用のSF325という純正タイアだそうです。
ル・マンからF1初の3連戦を、その場所ちなみのものを飲み食べしながら楽しんだTV観戦。
1週飛んで昨日は、復活のジャーマンGPでした。
ドイツっていえばこれしかありません、ってことで、ビールとヴルストで観戦しました。
ヴルストは、ドイツ定番のカリーとはいかなかったですが、宮内庁御用達(旧い)の麻布十番のニッシンで買っておいたスパイシーなやつ。
ポールスタートの、フェラーリに乗るドイツ人フェッテルのホーム勝ち、と思ったら、降りだした雨に足をすくわれて真っすぐ行ってしまい、ガッチャン! ありゃりゃ、と思ってるうちに、14番グリッドからスタートしたハミルトンが優勝。笑えるレースでした。
まあ陽が差してるのに、ひとつかふたつのコーナーだけ雨が降り出す、というかなり難しいコンディションでしたが、完全にフェッテルのちょんぼでしたね。わかってたのに。
片やハミルトンも、フェッテルのクラッシュによるセイフティカー中にピットインしようとした際に、ピットとの連携がムチャクチャで、ピットイン・レーンに入ってから中止し、芝生を横切ってコース復帰。これ、絶対にペナルティをくらうと思ってたのに、譴責処分だけ、っておかしい。
ドイツ人フェッテルの優勝が消えたからといって、ドイツのためにメルセデスのワンツーさせるために、こんな”最低な裁定”下したのはどいつだっ?
来週はハンガリアンGP。何飲んだらいいの? 何食べたらいいの? お手上げです。
一昨日の BMW 640i GT のなかで、インテリアの妖艶な(?)イルミネーションについて書きました。
メルセデスのEも今回のBMWも同じような照明ギミックをやっています。
そんなとき、BMWのとある資料を見ていたらこんなのが載っていました。
いわく、近未来に運転支援が進んで、自動運転のレベル3か4あたりになった時に、自動運転モードが終わり、ドライバーにステアリング操作に戻るのを促す時のひとつのサインとして、ステアリングホイールをある色で光らせる、というもの。
こんな機能の準備ということでも今からやっているのかもしれませんね。
X2に乗ったとき、もう1台乗ることができました。それは BMW 640i xDrive Gran Tourismo M Sport って長い名前の新型です。
6シリーズってことは、5シリーズから派生させた、セダン(ドイツではリムジンって言いますけど)ではないクーペですけど、そこにクーペではないファストバックの5ドアボディを載せたのが、リアに「GT」バッジをつけるグラン・ツーリスモということになります。あぁややこしい。
この6GTを始めとして、いろいろニッチなボディを追加した結果、今やBMWのラインナップはもの凄い数になっています。よく自動車専門誌の巻末ページにある、全メーカー価格表を見てみると、そのモデルXグレード数がもの凄いことになっているのがおわかりになりと思います。BMWのみならずメルセデスも一緒です。ひょっとしたらトヨタよりも多かったりするかも? こんど数えてみましょう。
「640」といえば、昔なら6シリーズに4リッターエンジンでしたが、今は搭載されているエンジンは3リッターターボ。直6です。
そこそこ大きなボディですが、340PSと450Nmもあるので、8A/Tとからめて軽々と気持ちよく前へ進んでくれます。脚がカタイX2から乗り換えたこともあり、実にしっとりとしたオトナの乗り心地です。もちろんBMWですから、スポーティな味付けにはしてあるのに、です。
でも価格を見ると、1,081万円もするので、こんな上質な乗り心地も当たり前田のクラッカー。(あ、これ旧すぎ、わからないですよね。反省。)
現在のBMW定番のインテリアです。見慣れました。
ですが、エンジンをかけると、なにやら妖艶な世界に!
うーん、メルセデスのEと同じく、どこかの夜のお店に入ったみたい。ネオン(?)の色も変えられます。紫とか。でも選べるのは数色だったので、これは64色のメルセデスの勝ち。って何が?
これってホントにBMWに必要ですか・・・?
でもイチバンわからないのは、1,000万円以上出して5でもなく、5ツーリングでもなく、6クーペでもなく、X5でもなく、このGTを買う理由。
あ、でも、こんなのを買うヒトが一番スゴイヒトなのかも、ですね。たいした理由が無くても、ひょいと買っちゃうんでしょうから。
森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/01/21 15:23:34 |
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