復活したアルピーヌが6月に日本に上陸したことはお知らせしました。
そのときフランス大使館でお披露目されたのは、新A110のローンチ限定車であるプルミエール・エディションで50台限定でした。ウェブ申し込みのあと、50人より多い場合は抽選で、と言っていたのですが、申し込みはなんと1,200近くに及び、アルピーヌ・ジャポンも仏アルピ-ヌもびっくりしたらしいです。隠れ(?)アルピーヌ・ファンの私はさほど驚きませんでしたけど。
私の親友(旧A110持ち)も応募したらしいですけど、やはり落選。ちなみに、長期テスト車に加えようとしていたCar Graphicも落選。ずっと以前から購入意思表示をしていたらしいですが、あららです。
で、そのとき、限定車じゃない”ふつうの”A110も暮れまでには販売できます、と言っていましたが、ほんとに予定通り来るそうで、お披露目されました。
PUREとLINEAGEの2グレードでの販売となります。
ピュアは限定車にほとんど近いスペックの軽量モデル。真のアルピーヌとも言えるモデルで、例えばシートはリクラインもしないSabelt製軽量固定式。リネージもSabeltではありますが、調整できるシートでシートヒーターも付いたりしています。
こちらはグレイメタのリネージ。
インテリアはブラック一色のスパルタン・イメージのピュアに比べ、こちらはブラックとブラウンのツートーン。
ブラウン・レザーのシートにはブルーのスティッチでお洒落系。
ボディカラーも、限定車はブルーのみだったのが、他にグレイメタ、白メタ、ソリッド白から選べます。
こちらはブルーと白メタのPURE。
ピュアのホイールは限定車と同じ有名なフックス製鍛造軽量ですが、カラーが黒からシルバーに。
リネージのは同じ18インチですが、鋳造です。でもルックスを以前のA110やA310に使われたものに合わせたそう。
確かにヒストリック・モンテで撮った写真をひっくり返したら、ありました。
こう見てしまうと、こちらのホイールもいいですねぇ。
価格PUREが790万円(メタはプラス21万円!)からで、LINEAGE(全てメタ)が829万円から。
私ならPUREのブルーかしら。でも、”ピュア”とか”リネージ”じゃなく”S"と”L"とか、”S1”と”S2”とか、そんな呼び名にして欲しい。もし自分が買ったのが「ピュア」なんて、なんか恥ずかしい。
明日25(水)から、ウェブサイトで申し込みをすると、こんどは早いもの勝ちで、年末から納車されるそうです。
限定車以外の納車は、日本が世界で最初だそうで、フランスよりも先なんですって。
同じような価格帯のポルシェ・ケイマンあたりを考えていたのに、希少性など考えてついこちらに手が延びてしまうこともあるピーヌ?
スバルを輸出するのを見学したあと、最新フォレスターにちょこっと乗ることができました。
まえに乗ったときは、まだ発売前でナンバーが付いてなく、クローズド・コースでの試乗でしたが、今回は公道を走らせることができました。e-BOXTERのほうです。
まえの時にも書いたと思いますが、フォレスターはかなり洗練されてきていて、”良き定番商品”になってきたな、という感じがします。
ただ、今回ひとつだけ気になったのは、リアヴューミラー。
実際にはミラーではなく、モニターなんです。スバルでは「スマート・リアビューミラー」と呼んでいます。トランクリッドにあるカメラの画像をモニター上に映しています。
でも、角度によっては実際の後ろの景色が反射してダブってしまったり、老眼のせいか”画面”にピントを合わせるのに時間がかかったり、で印象は良くありませんでした。私の場合はミラー角度を微妙に調整して、少し左側のほうを広く見てますが、こういう調整もできません。
前回乗ったときには気にならなかったのになぁ、と思ったら、ミラーにあるスイッチで普通のミラーとモニター映像の切り替えができたよう。これなら問題無し! なーんだ。すみませんでした。
ちなみに、e-BOXTERがXVにも載ったそうですよ。
トランプ大統領になってから、US以外のクルマメーカーがいじめられているのはご存知のとおりです。
従来からUS国内に製造工場を持っていて、USマーケット用の車両のUS工場製造率が高いメーカーと、そうでないメーカーにより、”心配”度合が違うのはもちろんです。
わがスバルは”心配度”が高いほうでしょう。USにも工場はありますが、なんせ一番売れているフォレスターは100%日本生産して輸出しているんですから。
群馬県の太田にある工場で造られたスバル車は、ひたちなか、千葉、川崎、横浜、横須賀の5港から海外へ運ばれます。今回、川崎港にあるスバルの輸出センターを見学するチャンスがありました。
広いです。50,000平米。
SUBARUと書いてあるのは新車を溜めておく倉庫で、1,500台入るそう。以前はその左側にもっと大きなのがあって、なんと8,000台入ったんだとか。現在は倉庫の1,500台と平置きの1,600台がキャパだそうです。
停泊してるのが、NYK日本郵船のHERCULES LEADER丸。(外国名でも丸かしら?)
これもデカい。
全長199.94m。たぶん200mを超えるとなにか不都合みたいのがあると推測します。全高は45m。ビルです。内部は12階建てで、今回は狭い鉄階段でこれを昇り降りするエクササイズ(?)となりました。
プロの手により、スバルが次々と積み込まれていきます。
こういうふうにスロープを使って走って乗り降りさせる船をRoRo船と言います。Roll-on/Roll-offですね。
けっこうなスピードでタイアを鳴らして走ります。自分のクルマを極端なほど丁寧に扱う日本のお客さんが見たら、自分のクルマが納車前に手荒く扱われてるっ、って思っちゃうかもです。
素晴らしく統率された動きで、次々と固定されていきます。
もちろんですが、車間はビッチリ。ドア間10cm、バンパー間30cmが基準だそう。
ここで動かしているかたたち、都会のバレーパーキングからスカウトされること間違いなし!
こうすることによって5,000台レベルを搭載できるそうです。
事故は無いのか、と聞いたら、0.000なんとか%しか起こらないそう。あちらで降ろすときのほうが事故確率高いそうです。やっぱりね。
この船を動かすのがこのエンジン。
直列8気筒645リッターです。ボア600mmでストローク2,300mm。最大出力は21,000馬力。お化けですね。
こちらも巨大なターボ・チャージャー。
バルブはこの大きさ!
バルブをはじめ、ピストンやいろいろ置いてありましたが、別に見学用ではなく、スペアパーツです。場合によっては海上でもリペアしますから。
こちらがブリッジの操縦室。
この巨大なビルを航海させる乗組員は、2名のコックさんを含め20名で、日本人はゼロ。陽気な船長さんはルーマニア人でした。船内の公式語は英語だそう。
20名のみなので、脱出用はこれが2艘だけ。
屋上(?)の甲板から見た岸壁の景色です。
先週の12日に川崎を出港したこの船は、10月1日にパナマ運河を通過予定だそう。その後3週間くらいでUS東部の数か所の港に寄ってスバルを降ろしながら、ボストンまでの航海です。
Bon voyage !!
なぜか始めてしまった、名物飲み食べTV観戦。
先々週のイタリアンGPで今年の欧州戦も終わり、昨夜はシンガポールGPでした。
こりゃカンタン! って思い、シンガポール・スリングを飲みながらの観戦としました。はいベタです。
でも、レシピ確認したら、チェリー・ブランデーが必要。なので買い出しへ。さらにはベースとなるジンも切れていることを発見し、また買い出しへ。
スタート前に作り始めたら、シェイクは必要だわ、チェリー・ブランデーを底に沈めてカラー・グラデイションを作るためにバースプーンに沿わせて注ぐわで、けっこうめんどくさかったです。危うくスタートに間に合わなくなるところでした。(汗)
しっかりマジメに作ったので、そこそこ美味でした。
ひとつだけ、ほんとならレモン・スライスと一緒に飾り付けるマラスキーノ・チェリーなるものはパスしました。あの砂糖漬けみたいになった真っ赤なヤツです。真っ赤だし、食べても不味いし、あれはなに?
シンガポール・スリングといえば、80年代後半に仕事でシンガポール出張があり、親友(オトコです!)と一緒にシンガポール・ヒルトンの屋上のプールサイドバーで飲んだのを思い出しました。はいベタです。それ以降飲んでなかった気が。でもどうせならラッフルズ・ホテルで飲めばよかったと、今になって思います。発祥の場所ですから。
レースはポールスタートのハミルトンが、フェラーリの訳の分からないダメ作戦のおかげもあって、そのまま勝利のつまらないパターン。アルコールも回って、途中で寝ちゃいそうになりました。フェラーリ、なんとかせいっ!!
つまらないので、フィニッシュ後にさらにアルコール給油をし、そのあとぐっスリングと寝ました。
出雲から萩を訪ねた旅は、下関から門司港を経て博多に入って、昨夕終わりました。
昨日はまず、海の中道を通って、例の「漢委奴国王」と彫られた金印が見つかった志賀島へ向かいました。志賀島へ渡る道路は両側が海です。
志賀島ではひっそりとした神社を見つけ、願掛け。
その後、まだ行ったことがなかった大宰府へ行き、学業じゃない願掛け。
最後は福岡空港のトヨタレンタカーにカローラ・フィールダーを返却しました。
596kmを走り、レギュラーガス27.15リッタ-の消費。燃費は21.95km/ℓという成績でした。ハイブリッドとしては、もうちょっと期待しましたが、まあそこそこ飛ばしたのでエンジンを結構酷使しましたから・・・
福岡空港は街の中心から異常に近くて便利です。ふつう、空港のレンタカー屋からはマイクロで送ってもらうのですが、ここは店前の横断歩道を渡ったら空港ロビー。便利。
そのとき、横断歩道で空港ビルを見上げたら・・・
「タタタタタタタマママママママホホホホホーーム」
笑えました。
さあ、これからシンガポールGP観戦です。TVですよ。
森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/01/21 15:23:34 |
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ランドローバー レンジローバースポーツ Velar から Sport へ戻りました。2mの車幅は我慢です。 |
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