今年100周年を迎えたスズキからソリオの新型が発表されました。
5年ぶりのフルモデルチェンジで4世代目となるソリオですが、初代はワゴンRソリオと呼ばれていました。世代末期となった昨年でも月平均3,500台売れていて、軽以外のスズキではスウィフトに次ぐ売れ筋になっています。
ボディを少し拡大して、後席や荷室に余裕を持たせたそう。またアダプティブ・クルーズコントロールなどの運転支援も充実しました。
エンジンは1.2リッター4気筒でマイルド・ハイブリッド機能を搭載しています。スズキが呼ぶところのストロング・ハイブリッドは開発面やコスト面で現在のスズキには難しいようです。どうしても、になったらトヨタ製を使いそうな答弁でした。
例によってBANDITなる顔と内装の加飾が異なる”デラックス”版も一緒に出ました。
このBANDIT、資料には「バンディット」となっているのですが、オンライン発表会に登場した司会者を含めた4名が4名ともに「バンデット」と呼んでいたのが気になりました。どちらが正式名?
普通のソリオは158万円からで、「バンデット」は200万円からです。
日産からノートの新型が発表されました。
こんどのノートは電気自動車のみ。NOTE e-POWERのみです。
基本はモーターで走るEVで、それに1.2リッター3気筒で82PSのガソリンエンジンが載っています。これは直接駆動することはなく、モーター用の発電に使われるだけ。
それも今回のは滑らかな路面を走っているような静かな時は極力エンジン始動せず、荒れた路面でロードノイズが大きな時に始動させてせっせと発電させるのだとか。せっかくのEVの静粛さをより出そうということですね。
日産にはBEVのリーフがありますが、こういういわば”過渡的”なモデルのほうが現時点では売れています。これまでに43万台が売れたのだとか。
ちょっと気になった機能に「制限速度支援」なるものがありました。ふつうは道端の制限速度標識をカメラで認識してパネルに表示するだけなのですが、どうやらこちらはそれにオートクルーズを組み合わせてスピードもコントロールするらしい。片側1車線の国道などでずうっと制限速度で走り続けるノートがいたらこれですよ。
日産のロゴが新しくなったはずなのに、グリルのロゴは前のままのような・・・
BMWの新しい4シリーズに乗ることができました。
先月のオンライン発表会でPCの画面で見たときは縦長キドニーにちょっと違和感を覚えましたが、人間の(私の?)感覚なんていいかげんなもので、改めて風景の中でホンモノと対面してみると・・・結構カッコよく感じてしまいました。
ちょっと凶暴な感じの顔つきは悪くないかと。
実車に対面して、ドアを開けて座ったところで、先代から静的クウォリティが上がったことがすぐにわかり、そして100m走ったところで動的にも上がっていることがわかりました。前日に走らせていたのがBセグだったのも原因かもしれませんが、ライド・クウォリティとエンジンフィールが素晴らしい。BMWに乗るといつも感じる”エンジニアリング・クウォリティ”の高さを再確認できました。
走らせたのが最上グレードのM440ixDrive だったせいもあり、余裕があって胸がすくような走りを満喫できました。
まあ1,740kgのボディに387PSと500Nmもある6気筒ターボを積んでいるので、余裕はあたりまえだし、1,000万円を超える価格ですからクウォリティの高さもあたりまえ、と言ってしまえばそのとおりですが、やはりBMWのエンジニアリングには一目置かねばなりません。
キーを持たなくても、iPhoneでロック/アンロックやエンジンスタートもできる便利な機能もプラスされています。スマホ世代にはいいのかと。
先代よりもよりクーペっぽいスタイルになりました。スマート。
車幅は1,850mmで大き過ぎることはないので、キモチよく走らせられる要因でもあります。
2リッター4気筒のふつうのエンジンの 420i でよければ577万円から手に入ります。184PSですが、200kg軽いのがいいかもです。
世界で一番たくさん売れたフランス車って何でしょう? それはここ30年で15,000,000台売れました。
その仏車チャンプたる Renault Clio の5世代目に乗ることができました。 例によって日本でのモデル名は Lutecia。
モデルチェンジした新車に乗ると、いつも感じるのは質感の向上。動的にも静的にもです。今回もそのとおり。しかも今回はエンジンのトルクが大きくてとても活発に走ります。
1.3リッター直噴ターボのTCe130型エンジンはメルセデスと共同開発されたもので、既にあちらのAクラスに載せられているもの。131PSと240Nmとパワフルです。
ルノーでトゥインゴとメガーヌの間のBセグメントに属するルーテシアには有り余るパワーを感じます。これならRSはいらない?
組み合わされるのは7速のデュアルクラッチ・トランスミッション。微速で若干ギクシャク感もありますが、問題無し。それよりもダイレクト感が嬉しいです。
新しいプラットフォームはCMF-Bと呼ぶBセグ用で、日産と三菱を入れたアライアンス用にルノーが中心になって開発したものだそうです。使われるのはこのルーテシアが最初。
インテリアの質感も上がり、運転支援も最新です。
走らせていて、ひとつ上のCセグに乗っている感がしました。
でもゼンが237万円で、今回乗った運転支援など満載のインテンス・テックパックが277万円です。
前にも書きましたが、ルーテシアはパリの旧名らしいので、”新しいルーテシア”はパリですよね。
先に書いたRSは開発予定が無いとのこと。私の予想では今後はスポーツモデルは「アルピーヌ」名が付く・・・?
ウチのヴェラールには、いま走っている道路の制限速度をメーター内に表示してくれる機能があります。今や他のメーカーのクルマにも結構ついていますね。
運転支援に使う前方カメラを使って、写った制限速度標識を認識して表示します。こんなかんじ。
ここは40kph制限道路ですね。
で、最近のことですが、帰宅する直前の道路を走っていてふと見たら・・・
これなんでしょう?
30kph制限が終わったということ? マニュアルには載ってなかったので、試しにディーラーに聞いてみたら、例によってわかりませんでした。
タコメーターのほうにはこれも出ます。
まあ情報をくれるのはいいことではありますが。
森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/01/21 15:23:34 |
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