ウチの Range Rover Velar の1年前の納車から続いていた各所のトラブルがようやく落ち着いて、ちょっと気になっている残りはアイドルストップだとお伝えしました。
もうひとつ、これはトラブルではありませんが、なんだかなーと思ったところ。
今や冊子になったユーザーズマニュアルが全くありません。新車時に付属してこないし、買うこともできません。唯一参照できるのがウェブ版の iGUIDE あるいは Land Roverオーナー情報というサイト。そこを開くとユーザーズマニュアルが載っています。
ですが、これがとても内容を見つけづらいし情報が少ない使えないしろもの。
例えばこんなこともありました。
ワイパーをONにしたらすぐに止まってしまったことがあります。それからウンともスンともいわないのでまずはフューズを疑いました。(昨今フューズが飛ぶっていうのもあまり聞きませんが。)
iGUIDEを開いてみたら、フューズのページは見つかったのですが、表の中にワイパーのフューズが見つかりません。リアワイパーはあったのですが。
仕方ないのでディーラーに電話して教えてもらいました。
iGUIDEにある表のその場所にはやはり記載無し。これまでだったら、マニュアルのそこに書き入れておきますよね。でもウェブ上のマニュアルではそんなことできません。
これ不便ですよね。コストダウンやら環境配慮はわかりますが、ユーザーの利便性を下げている好例です。
どこの誰が日本語に訳したのかは知りませんが、シートベルトの記載が「しとべると」になっているのが笑えます。それもずっとそのまま。紙版とちがってすぐに改訂できるのがウェブ版の大きな利点のひとつだと思うのですが。
フランスのアルピーヌ本社からオンラインで日本向けプレスイベントがありました。
2018年の新A110の発表から、日本で600台が売れたそうで、日本はナンバー2マーケットなんだそう。また、現在の14店舗という数も2番目だそうです。そんなわけで彼等にとって日本は大切なマーケットなので、今回新たに日本向けにオーダー時の選択肢を増やし、本国と同じレベルにしたようです。
これからのA110はパワーアップなどでよりスポーツ性を高くしたSと、装備と洗練のGTと、もうひとつインディヴィジュアルなA110を作れる方向性を打ち出しました。
それはまず Build To Order と呼ぶもので、カーボンルーフの有無を始め、ホイール4種それぞれ4色、ブレーキ・キャリパーの色4色などが選べるようになりました。
ただし納期は8か月だそう。また、一時無くなっていたLHDも復活です。
それともうひとつは Atelier Alpine と呼ばれるボディカラー・スキーム。こちらは昔のA110時代に塗られたヘリテージカラー29色から選べるというもの。
この話のときに担当者が、昔は工場で職人が適当に色を調合して塗っていたので、ひとつの名前の色でもいろいろ違っていたと笑ってましたけど。
こちらは各色110台のみのオファーだそう。
日本でのマイナーなブランド(失礼)が好きな顧客にはブランドのヘリテージを始めとしたエモーショナルな部分も重要なので、ルノーのリストラクチャリングで噂が出ていたアルピーヌのオリジンであるディエップ工場の閉鎖なんかを跳ね除けてがんばって欲しいですね。
ちなみに、来年はルノーF1がアルピーヌF1となりますし、WECのほうではトップカテゴリーのLMP1をやるようです。ようやくトヨタのライバルが出てきますね。こちらもガンバレ!
後ろに下がることはなくなり、キーーーーー音もしなくなったレンジですが、もうひとつと気になっているのが、アイドルストップです。
信号待ちなどで止まってフットブレーキをある基準以上の圧でかけていれば、すぐにエンジンが停止します。いわゆるアイドリングストップという機能ですね。環境に対する対応であり、同時に燃費に対する対策でもあります。
ウチのヴェラールもエンジン停止します。(上)
でも、毎回25秒を経過するとエンジンが再始動します。(下)
もちろん、クルマのどこかからか要求があれば、アイドルストップを解除してエンジンが再始動するようになっているはずです。主にバッテリーの電圧低下を防ぐため。
エアコンをONにしてあるので、夏のあいだは酷使してますからバッテリーへの懸念か室温維持のためにエンジン再始動なんだろうなと思っていました。でも100%毎回なのがちょっと気になりましたけど。
でも10月になってエアコンの負荷はほとんど無いだろうなという気温になっても再始動します。25秒ではなく35秒ですけど。
エアコンをOFFしてみると、ずっとストップしたままにもなったりします。かなり長くストップ。
前回の入院時にバッテリーの状態などなどチェックしてくれて問題無しとのことだったのですが、状態は続いています。これがほんとにヴェラールのアイドルストップのスペックなのか気になっているところです。
ブレーキ音での入院から戻って来た我がレンジですが、納車からこれまでに他にもいくつかの不具合がありました。
そのうちのひとつは、上り坂での発進で後ろに下がるというもの。オートマなのに。
例えば上り坂で赤信号になり停車。アイドリング・ストップでエンジンが停止。
青信号になりブレーキペダルから足を放したとたんに後ろに下がります。
坂の勾配には関係なく、緩くても急でも同じ。
下がる量は僅かで、たぶん5~10cmくらい。でもとてもキモチワルイ。
ブレーキペダルから足を放した瞬間からエンジンが再始動する間の短い間に下がる感じです。ヒルホールドという機能が付いているので、そんなことは起こらないはずなのに、50%くらいの確率で下がりました。
この症状は6月に入院させたときに、ABSのコントロールソフトを書き替えたとかで治まったようです。
それ以降は発生していませんが、原因のはっきりした詳細な説明がない限り、100%は信用できません。再発しなければいいのですが。
金曜日の朝から昨夜まで京都と長浜に行ってきました。
京都で電車に乗っていたら、窓の外に広い駐車場が見えたのですが、そこで気がつきました。
走っていたのでなかなか良いタイミングで写真が巧く撮れなかったのですが、どうですか?
ほとんどのクルマがモノトーンではないですか?
上の画像では手前中央あたりにピンクベージュっぽいのが1台ありますが、あとは全て白黒銀。
ここ、ずうっと駐車場が続いていたのですが、ほんとに白黒銀でした。
気になったので、歩いていた時もきょろきょろしていましたが、やはり白黒銀が他よりだいぶ多い気がしました。
京都のかたは、クルマのカラー選びではどうやら超が付くコンサバのように思えました。実際にはどうなんでしょうね。
森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/01/21 15:23:34 |
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