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森川オサムのブログ一覧

2022年09月20日 イイね!

またチュリニ Rallye de Monte-Carlo 1979 その37

最初の”純正”チュリニを終わって、次のSS-23はこれも当時は有名なSSだった Col de la Couillole クイヨール峠の21kmでした。
ここも続いてストラトスのべルナール・ダルニッシュが16'58"でトップ。我らがRX-7は21'45"でした。

SS-24は Villars-sur-Var 村から Pont de Clans への曲がりくねった13kmでまたダルニッシュが13'01"で最速。我々は16'18"。

SS-25は Loda 村から St. Roch 峠を上がる10kmの短いステージ。やはりトップは9'19"のダルニッシュで我々は12'09"でした。

これでいちどモナコに戻り、モンテカルロ港のパルク・フェルメに入れられ15分のリグループメントがありました。束の間の休息。このころには日付が26日金曜日に変わっていました。

すぐスタートしてSS-26はこの最終ステージで最初に走った狭いバンケット峠の再走ですが、峠の上りで終わっていたSS-21より7km延びて、峠の下りも走りました。 ここもまたダルニッシュがトップで15'07"。我々は21'02"。

そしてSS-27はチュリニ峠の再走でした。

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大勢のギャラリーはそのままでした。
我らが見物隊の話では、峠頂上では例年通り片側にイタリア応援団、片側にフランス応援団が陣取り、SSの合間時間には双方から雪合戦とかやってたそう。いい暇つぶしですね。3年前に私が見た時と一緒です。

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頂上で右折左折で下りました。

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ここもダルニッシュで1回目と全く同タイムの20'06"。我々は1分近く遅くなって25'29"でした。

SS-28はサン=ソヴァール・シュル・ティネ村からブイユ村までのクイヨール峠の再走。またまたダルニッシュがトップで、16'21"と1回目を30秒以上短縮。我らは22'52"と1分以上遅れました。たぶんドライバーがかなり疲れてきていたのと、私が完走を目指して抑えに入ったのかと。

SS-29はヴィラール・シュル・ヴァール村からクラン村の再走。ダルニッシュ絶好調で13'18"で最速。RX-7は16'24"と1回目とほぼ同タイムでした。

そしてついに最終SS-30。この夜3回目のチュリニでした。ただし最後はラ・ボレーヌ・ヴェジュビー村からムリネ村への逆走。ということは下りのヘアピンが連続するコースです。
実はSS-29が終わった時点までフォード・エスコートのワルデガルドがラリーリーダーだったのですが、この最終SSも19'50"で最速で、SS-20から11個所のSSで連続トップをとったダルニッシュが最後でついに逆転したのです。ちなみに我々は24'20"でした。

さあ、あとは山を40数キロ下ってモナコへ戻るだけです。

Posted at 2022/09/20 13:41:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | モンテ | クルマ
2022年09月18日 イイね!

シエンタ売れるんでしょう

Toyota Sienta の続きです。

シエンタの悪口ではありませんよ。
ボディ側面の大きな溝。リアドアがスライド式なのでドアを支持するアームが滑って行く機構上あります。スライド式ではどのクルマでも似たり寄ったりの溝があります。一定の使い方ではスライドドアが便利なのはよくわかります。

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でもスタイリング上では、これなんとかならないんでしょうか。私はこれだけでスライドドアのクルマは買う気が起きません。どちらかのメーカーのデザイナーさんから出ませんかね、ナイス・アイデアが。出来たら自動車業界ノーベル賞もの?

さてこちらは前のドアです。
普通のドアハンドルというものはなく、上端の前半分がどこでも指がひっかかるようになっています。それ自体はナイス・デザイン。
でも、私は最初に座ったときにドア閉めようとしてドアハンドル探しちゃいました。もう少し低い位置にあれば目に入るのかと思いますが、この高さだとあれっと探しちゃいます。

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もちろんオーナーはいいですが、隣に誰か乗せるたびにきょろきょろされて、教えなくてはいけないことになりそうな予感です。さらには子供とか乗るだろうから、ホワイト系だと汚れちゃいそうな予感。

次に気が付いて面白かったのがこちら。助手席ドアの内張りにあったこのサイン。
ポケットの前部窪みに入れられるボトルのサイズが Small/Medium/Large で示されてます。親切・・・なのかな?

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対してドライバー側は下のとおり Small と Medium だけ。安全のためにドライバーはでっかいボトルは飲むな、なのかと思ったら、単にひじ掛けがパワーウィンドウ・スウィッチの関係で長くて入らないだけでした。

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そして、ハイブリッドから純エンジン車に乗り換えて残念だったのがこのA/Tシフトレバー。
ハイブリッド車のはそれらしいイマ風の小さな洒落たレバーなのですが、こちらは旧態依然のこれ。

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なんだかいかにも「エンジン車は時代い遅れ。ハイブリッドに乗れ。」って言われてる感じがしました。

もうひとつエンジン車で気になったのがこちら。

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カーゴルームのフロアが盛り上がっていて使いづらそう。ハイブリッド車は平らです。開けてみたけど、スペアホイールとかが入っているわけでもありませんでした。
メーカーさんに質問するのを忘れてしまったので謎です。ごめんなさい、こんど聞いておきます。

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もうひとつ、これを見せてくれました。ウェルキャブという名の車イス対応の福祉車仕様です。
旧型ではリアゲイトを開けてから長いスロープを設ける仕様でしたが、新型で追加されたのがこちら。
リアがエアサスペンションに交換されていて、車高を60mm下げてからリアゲイトを開けると、ごく短いタラップが下がり、車イスを入れる仕組みです。長いスロープ不要なので、クルマの後ろのスペースがあまり無くても載せ降ろしができます。ただ、これに車イスを載せるのはチカラは要らないけどコツがいるそうで、当面は福祉タクシーとかドライバーさんが車イスの扱いに慣れているところがターゲットだそうです。
ちょっと驚いたのは価格で、補助金のようなものが設定されているので、普通のシエンタより僅か10万円程度で買えるんだとか。

あと、旧型シエンタから派生させた JAPAN TAXI はどうなるのか尋ねたら、そちらはまだそのまま続くそうです。
あ、そう言えば、JAPAN TAXI が登場した後、サイドのスライドドアでしたけど車イス対応がちゃんとされていないって問題になって急遽対応していたような記憶が・・・

さて、ウチでは新型シエンタのTVCFが人気です。

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登場するポメプーのワンコがカワイイ!

なので(?)シエンタ売れるでしょう。

Posted at 2022/09/18 02:37:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2022年09月17日 イイね!

シエンタは進化した?

今回も金子浩久さんと一緒にトヨタの新型シエンタに乗ってきました。

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なんだかひと目で某イタリアのメーカーの大熊猫とかいうのに似てませんか?
顔は可愛くていいと思いますけど。

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走らせたのは赤いハイブリッド版と青い純エンジン版。

最近のクルマにしてはエンジンルームが丸見えでメカメカしいです。私は嫌いではありません。

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走らせてみると、思っていたとおり特に特徴も特長もなく普通の出来。ただし、ハイブリッドの所作はさすが熟成されてきていて、至極自然で好感が持てました。

プロアクティブドライビングアシストなる運転支援をONにしておくと、減速時に一定の条件が重なるとエンジンブレーキがかかったように、これも自然な感じで介入してくれて、運転ビギナーや衰えてきた高齢者には優しいクルマでした。

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シートは薄っぺらくは見えるけど、座り心地はOK。でもなぜか純エンジン版のほうは座面が私のお尻には合いませんでしたけど。

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このサイズで7人乗りなんていらないだろ、と思ったのですが、聞いてみたら6割は7人乗りが売れているんですって。

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でも3列目は2列目がスライドできてもこんなものです。

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その昔、ホンダのなんとかクーペのリアシートが2+2スペックで、メーカーが「One mile seat」って呼んでましたが、私は犬も嫌がる「わん参るシート」って呼んでましたっけ。

それよりも私にとっての最大ネガはこれでした。

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今どきサイドブレーキが足踏み式。
このシエンタのユーザーの多くでもあろう若い素敵なママがその度に膝を持ち上げて「ギギギッ」とペダルを踏む姿は見たくありません。

純エンジン版は2WDのみで5人乗りなら195万円から。ハイブリッド版は238万円からで、雪国用(?)の4WDは258万円から。

次回ももう少しシエンタご紹介予定。

Posted at 2022/09/17 14:07:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2022年09月14日 イイね!

フェラーリよやっぱりおまえもか!

久しぶりの「おまえもか!」シリーズです。

今回のはずうっと噂があり、ちょっと前からはメーカーからもティーザーらしきものが発信されていたモデル。

その名は Ferrari Purosangue。

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ついに最後の砦(?)も崩れてしまいました。

跳ね馬としては初めての4ドア4人乗り。これまでにも古くはモンディアルとか412とか新しくはFF(現在名GTC)とか4人乗りは存在しましたが、4ドアは初めてですね。

N/Aの6.5リッターV型12気筒エンジンで725馬力だそう!!

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Purosangue はイタリア語でサラブレッドだそうで、跳ね馬フェラーリ社内の期待が感じられるネーミングですね。

ついにフェラーリも”売れる”SUVに参入ということですが、今やSUVの生産台数が全体の半分を大きく超えてしまって、スポーツカーではなく”SUVメーカー”と呼ぶに相応しくなってしまったポルシェなどとは一線を画すためか、このプロサングェの生産台数は全体の10%だか20%だかを越えないようにする計画なんだとか。でもそのうち・・・

お値段はおいくらになるのでしょう・・・聞いても仕方ないか・・・

Posted at 2022/09/14 21:58:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2022年09月13日 イイね!

新型X-TRAIL

先週ですが、4代目となった日産エクストレイルに乗りました。

今月あたまに行ったマツダCX-60の試乗会と同じく、今回も金子浩久さんとご一緒しましたが、埼玉県長瀞までの往復には三菱のアウトランダーを借り出して使いました。理由は新型エクストレイルがアウトランダーと同じプラットフォームで作られたモデルだからです。比較用。

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アウトランダーはよくできたプラグイン・ハイブリッドだったので、エクストレイルも最初から期待できました。

アウトランダーがPHEVなのに対し、エクストレイルは日産がウリにするe-POWER。つまり、3気筒1.5リッターのガソリンエンジンは搭載しているのですが、このエンジンは発電用オンリーで直接駆動には繋がっていません。駆動は前後にひとつずつ置かれたモーターでのみです。以前よく呼ばれていた「レンジ・エクステンダー付きEV」のジャンルに入ると言えばいいのでしょうか。

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いざ走らせてみると、期待通りの出来でした。普通に走らせるには全然文句なし。
アウトランダーとどちらを取るかは・・・PHEVとe-POWERの違いも含めて好み次第かな、というレベルでした。

EVはある程度以上の距離を走るには、途中での充電を含めて常に電欠が頭を掠めて私はイヤだけど、e-POWERならその心配がないのでEVの良い点だけが感じられます。静かな点やトルクフルな点など。
ただ、信号待ちなど思わぬ時にエンジンのON/OFFが起きると、結構振動が感じられたのはマイナス点。

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室内の眺めも悪くありません。

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写ってはいませんが、レザーのシートバックにキルト風スティッチが入っているのですが、それがアウトランダーと同じダイア柄でした。アウトランダーに乗ったときは三菱のダイアモンド柄だと思っていたのですが、どうやら違ったみたいです。

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アウトランダーにはありませんでしたが、エクストレイルの後席はちょっとですが前後スライドができるのが便利かなと思いました。

348万円からですが、2WDで良いなら320万円から手に入ります。

Posted at 2022/09/13 21:01:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

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「昨日ジュネーヴが今日東京で! http://cvw.jp/b/951168/39425567/
何シテル?   03/08 16:33
学生時代からラリーやレースのモータースポーツにはまり、WRCモンテカルロラリーには1976年から97年までの間に7回遠征しました。 慶應義塾大学工学部卒業...
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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” 
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2011/01/21 15:23:34
 

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