としぽっちのブログ一覧

いつものように友だちと一緒に下校していると、とつぜん現われたサチに腕をひっぱられて連れてこられたのは、学校近くの路地裏だった。

ここで信じられないことが起こった...

目の前にいるサチがオレの事を好きだという。

「は？なんで？」

混乱のあまり、口にしてしまった言葉。

我ながら間抜けだと思う。

けどさ、おかしいでしょ？

この間のバレンタインだって、サチはノブにチョコあげてたし。

「ノブのこと好きなんだろ？なんでこんなこと言うのさ」

怒りやらなんやら、訳のわからない感情がこみ上げて声が震える。

「す･･････じゃない･･････」

顔を下に向けたまま口ごもるサチにすこしイライラしながら、なるべく昂ぶってくる感情を抑えて問い直す。

「好きなんだろ？からかってるのか？」

人の気持ちも知らないで！！

オレがどんな気持ちでそれを見ていたかわかるのか！！

サチへの特別な感情に気がついたのは半年くらい前からだ。

なにがきっかけかわからないけど、気がついたら好きでたまらなかった。

「･･････好きじゃない･･････あたしが好きなのはシンジ」

涙混じりの声でサチは言う。けど理解ができない。

「じゃぁ、なんでだよ？」

「ミユに頼まれた。
　ノブのこと好きなんだけど、恥ずかしくてわたせないって･･････」

ミユはサチの親友だ。しかし迷惑にもほどがある･･････。

「紛らわしいことするなよ･･････」

両思いだったんだ･･････。

しかしほっとすることができない。よけい心が痛む。

「遅いよ、サチ･･････」

すごく情けない顔をしていたんだと思う。

声に全然力が入らない。

「オレもさ、オマエのこと好きだけど･･････」

今度はサチがオレと同じ表情をする。

「後輩の子に告白されてさ･･････」

笑うしかない。

「へ、返事したの･･････」

サチはまたうつむいてしまった。

そしてオレも･･････。



※名前は仮称です。


以上、昨日ウチの店の窓ガラス越しに繰り広げられた青春の１ページをとしぽっちの脳内変換により紹介させていただきました<(＿ ＿)>



ちょうどここまでしか聞こえなかったんだけど、どうなったのかねぇ・・・・・・

とりあえずｗ

チョコは自分で渡せ(　ﾟДﾟ)ｳﾞｫｹ!!


今時携帯でなく、直接告白出来るなんていい娘だのぅ｡･ﾟ･(ﾉ∀｀)･ﾟ･｡

春眠暁を覚えず。

春が近づくと眠りはさらに深くなる。

いくら寝ても寝足りない。

まぁ、たしかに夜中までため込んだアニメを見ていた。

三十歳独身。

我ながらになんというすさんだ人生だ。

布団の中でぼやいていても仕方がないが、けだるいのは変わらない。

そうこうしていると、ボロアパートの戸が叩かれる。

「なんだよ」

枕元の携帯の時計を確認する。

８時半。

日曜の朝だ。

早すぎる。

回覧板か？

いや、それなら郵便受けに黙って入れておくはずだ。

自分がのそのそとしていると、戸を叩く音は次第に大きくなっていく。

「はい。はい。はい」

寝てても起きてもボヤくオレ。

半ばキレながら戸を開け放つと、その勢いに驚いたような声が聞こえた。

「す、すみません」

驚いたことに、家のボロアパートの戸の前に立っていたのは小学生...それも１０歳くらいの女の子だった。

「へ？」

明らかに驚いていたのは自分の方だったと思う。

「としぽっちさんですよね！？」

女の子は少し興奮気味に口を開いた。

「え？あ、ああ」

戸を開けて、そこに見知らぬ人物がいて、いきなり自分の名前を呼ばれたら、誰でも驚くだろう。

「き、君は？」

そう問いかけると、女の子は少しの間沈黙して、意を決したように大声でこういった。

「わたしはあなたの娘です！」

......。

「は？」

あまりに急なことで頭が真っ白ｗ

チ○毛まで白くなった感じだｗ

「あなたの娘なんです......」

オレの娘？

この子が？

「だから、あなたの娘なんです！！」

沈黙している自分に痺れをきらしのたか、女の子の顔が紅潮している。

「あなたの娘なんです！」

と、また一声。

いや、まて...

そんなわけないだろう...

だってオレは...

「オレは、童貞だっ！娘なんかいるわけがない！！」

としぽっち三十歳。

この春、嵐に巻き込まれる....























と、いう夢を見たｗ

おまｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

「おたくの娘さん」のパクリじゃねーかよｗｗ

なにがしたいんだオレ？

まぁ、春だからな。

うん。

きっとオレの頭の中が膿んでいるんだろう...




ふーｗ

今日もよろ（;´Д｀）