としぽっちのブログ一覧

おはようございます。

わが町もようやっと桜の季節。

軒並み八分咲き以上かな？



今週末は気温が20℃を超えるそうなんで、花見に最適ですなぁ～(´∇｀) 

うちのお客様から数回しか使っていない

Coleman(コールマン) スポーツスターII(プラスチックケース付) 0508A700J

をいただいちゃいました～。

ホワイトガソリンを使うスタンダードモデルです。
コールマンではこの他に緊急時にレギュラーガソリンを燃料として使えるものがあります。

Coleman(コールマン) フェザーストーブ 442-726J

↑こちらもあるんですが、タンク容量が508Aの方が約520cc、フェザーストーブが330ccと違い、大容量。家族でキャンプするには容量が大きいほうが良いので、よいもの頂きました。

ツーリングで使っている方も多いようですが、山歩きとなるとちょっと大きすぎます。そうなるとガスモデルのほうが軽量コンパクトが良いと思います。
 


ホワイトガソリンモデルは、燃料を入れてからポンピングという作業があります。
 
タンク内の圧力を高めて気化させないと着火できないので必須作業なんですが、これを煩わしいと思うのかどうか。

我が家には、これまたいただきもののガソリンモデルのツーバーナーがあるので、苦はありません^^

ランタンもホワイトガソリンモデルを使っているんで、燃料を統一できるのも嬉しいひとつ。

ちょっとしたピクニックに持っていくのにもいいかも♪

使ってみた感想は、非常に使いやすい！

燃料を入れればタンクがズシッと重くなるので安定感があります。
ポンピングはツーバーナーとくらべて、タンクが小さい分回数が少なくて楽！

火力を安定させるためのポンピングもツーバーナーより回数少なくて楽ですね～。

火力は申し分ない強さで、ガスコンロ使うのと大差ないですね。そして、こういうモデルには苦手な弱火ですが、そこそこの火力調節はできます。
しかし、ワンバーナーの主な用途は湯沸かしにあると思うので、これもなんら問題ないかな？

あとは実際にアウトドアで使ってみたいですね！

昨日、「小学校の授業でＥＭ菌が取り上げられることに対し疑問を感じ、学校に問い合わせた」という内容のブログをあげましたが、早速回答がありました。

夜に担任の先生から電話があり、内容は以下のとおり。
 
・EM菌を用いての環境学習は前々から行っており、いつからどのような経緯で始まったのか、分かる人がいない。

・以前勤務していた町内の別小学校でも取り上げられていて、盛岡市の小学校に勤務した際も環境学習のひとつで教材として使った。
　しかし、毎年ＥＭを使用はしているがどの程度の効果があるのかは調査したことがないようだ。

・指摘されて学校長とともに調べてみたら、批判的な内容が多く驚いた。土壌、水質改善はともかく、飛躍しすぎている内容は理解できない。

・今回の授業では、昨年使用したままの藻が生えたプールにＥＭ菌を投入し、水質改善を行ってから夏のプール開き前に排水する。
　毎年このように行っているが、どの程度水質改善が行われているのか測定をしたことはない。

・このような指摘は初めてで、勉強不足を反省。今後学校全体で協議する。


という返答がありました。


事の発端がわからないということですが、善意で「環境によいこのようなものがあります」との紹介を受けて教材として使うようになったのだと思います。

で、その授業が本日あるのですが、６年生生徒の祖父がＥＭ菌を作っている会社で働いており（近隣にその会社あり）、その方がＥＭの説明、解説を行ってくれるそうです。

喧嘩をする気は毛頭ないのですが、「不確かなものを子どもたちに伝えるよりも確かなものをを子どもたちに伝えて欲しい」というのがわたしの単純な思いです。

環境学習はなにもEMを使わなくてもできるのですから。
 

今週木曜日に小６の娘が「米のとぎ汁1.5L」を学校に持っていくという。

「何に使うの？」と聞いてみれば、一枚のプリントを渡されました。

プリントは6年生の月報で、最後に「EM菌学習。米のとぎ汁でプール清掃を行います」と書いてありました。

ＥＭ菌？

聞いたことがたしかにありましたが、どんなものか思い出せず、かみさんに尋ねるも初めて聞いたとの返答。

となれば、検索。

Wikipediaで検索して、思い出した。

あれですよ。光合堀菌のようなオカルト科学です。


以下、Wikipediaより

＜EM菌＞とは、1982年に琉球大学農学部教授 比嘉照夫が開発した微生物資材およびその関連商品の商標である。有用微生物群である。

EMは、人間や環境にとって有用といわれている乳酸菌・酵母・光合成細菌といった複数の微生物を自然界から採種し、抽出、培養させた微生物資材である。

ここまででは「ふーん」といった感じ。

では、＜EMの原理＞

「常識的な概念では説明が困難であり、理解することは不可能な、エントロピーの法則に従わない波動」である「重力波と想定される縦波」が「低レベルのエネルギーを集約」し「エネルギーの物質化を促進」する、この「魔法やオカルトの法則に類似する、物質に対する反物質的な存在」である「蘇生の法則」ことシントロピー現象がEMの本質的な効果であると比嘉は推定している。
 
また、EMに結界(聖なるものを守るためのバリア)を作る性質があることはEM関係者の間では広く知られていると比嘉は語る。


なんのことか、さっぱりわかりません！！

一気に話しがぶっ飛びましたｗ
まず、「常識的な概念では説明が困難であり、理解することが不可能な、エントロピーの法則に従わない波動」・・・・・・

まず、エントロピーとはおおまかに「何をすることができて、何をすることができないのかを表す数値」だそうです。
でも、そのエントロピーの法則に従わず、常識的な概念では説明も理解もできないらしい。

じゃあ、なんでこの人は発見、開発できたんですかね？ 

で、もっと怪しい話があります。

用途として、土壌改良や水質の改善に用いたりするのですが、セラミックスを製造する際にこれを混入させ、800℃以上で焼成するらしいです。
普通、そんな高温で焼けば微生物なんて死滅するんですが、「ＥＭの情報は残留している」とか「EMは蘇生する」とかわけのわからないことをいいます。

で、わたしの中の結論としては

「こんな訳の分からないものを
　　　　　子どもたちに教える必要あるの？」

ということです。

以下、用途一覧

用途[編集]

• 有機栽培。…堆肥、ボカシ肥の製造過程にEMを添加したものを、EMの増殖と定着のために使用する。
• 畜産…EMを畜舎に散布し、飼料、飲水に混入させることによって、家畜を密飼いするための成長促進剤、抗生物質の代用とする。
• セラミックス…EMを混入させ800℃以上で焼成する。製造過程の高温で滅菌され微生物は死滅するが、「EMの情報は残留している」「EMは蘇生する」。
• 水処理…EMの生息に適した自然の環境に投入する。
• 結界…聖なるものを守るためのバリアをつくり、カラス、ヒヨドリ、口蹄疫、鳥インフルエンザを退ける。
• 放射能対策…滅亡の法則エントロピーの極限である放射性物質を、その対極にある蘇生の法則シントロピーの力を備えたEMによって消滅させる。
• 交通安全
• 地震被害をなくす
• 電磁波障害の低減
• 電気代削減
• 電気製品の機能向上、寿命延長
• 雷除け
• 天災がおこらなくなる
• 健康になる
• 人間関係が改善する
• イジメがなくなる
• 動物が仲良くなる
• 生命の息吹が感じられるようになる
• 病人がいなくなる
• 体調が良くなり、頭も良くなる
• 人類の抱えるほとんどの難問をすべて解決する

 
まったく意味がわかりません！！

元は土壌改善に開発されたようですが、その範ちゅうを超えたものが羅列しています。

で、水質改善に関してですがこれに関しては福島県が実際に実験して「効果なし。ＥＭの使用を禁ずる」という判断を下していますし、事実、水質汚染が進んだところに大量の有機物を投入したらますます汚染が進むだけです。

これらを踏まえて
「わたしはあんなオカルト的なものを信じていないのだが」
・科学的根拠の無いものをなぜ授業に取り入れるのか？

・県や、町、教育委員会で教育カリキュラムに「ＥＭ菌」が組み込まれているのか？

という二点を子どもの連絡帳に書き、担任に渡すようお願いしました。

どんな答えが返ってくるか楽しみですが、調べてみるとＥＭって産業的にけっこう広がっているんですよね。

なんでそこまで広がったのかわかりませんが、わたしの地元にはＥＭ使ったクリーニング店までありますよ・・・・・・。

さて、長くなりましたが皆さんはＥＭ菌って知っていますか？
わたしは否定的なんですが、「いや、違います！」という意見もあれば聞いてみたいです。

ですが、1982年以来、科学的根拠が全くないというのも事実としてあるんです。

これからクラスごとの写真でございます。