《米・IMSAウェザーテックスポーツカー選手権 第10戦 VIRバージニア・インターナショナル・レースウェイ (予選:8月18日、決勝:19日》
《米・IMSAウェザーテックスポーツカー選手権 第11戦 ラグナ・セカ (予選:9月8日、決勝:9日》
第2戦・第4戦は予選でクラスP.Pを獲得するも、決勝では宿敵・ポルシェに先行を許し2位、第9戦はレース途中からクラス首位に立つもチェッカー目前でガス欠ストップと、初優勝のチャンスを逃す場面もあったチームRLLのM8(GTLM)25号車が…
VIR、ラグナ・セカでの2連戦で、
見事なクラス2連勝を達成しました!
第8戦に続くGTLM・GTDクラス限定ラウンドの2戦目でもあった第10戦を予選3位からスタートした25号車(A.シムス/C-D.フィリッピ組)は、開始と同時に2位まで順位を上げ、その後は前方を走っていたフォード67号車の脱落などで首位に浮上すると、追いすがるライバルの猛攻を何とか振り切り、今季初優勝のトップチェッカーを受けました。また、予選は5位スタートだった24号車(J.エドワーズ/J.クローン組)も、25号車に続けと言わぬばかりの快走を見せ、終わってみればクラス・総合ともに3位表彰台をゲットし、チームとして今季初の1-3フィニッシュも成し遂げました。
続く第11戦、25号車は予選をクラス5位で終えたものの、ライバル勢の混乱やピット2回作戦も成功するなどしてトップに立つと、最後は2位を走るポルシェ912号車に2秒差まで詰め寄られるも辛勝し、結果VIR戦に続くクラス2連勝で最終戦のプチル・マン
(現地時間:10月13日にジョージア州ロードアトランタで決勝レース開催)へ向かう格好になりました。
シーズンも終盤に差し掛かったタイミングで見せた25号車の2連勝は、開幕戦でメーカー側からクレームが付いたBoP(性能調整)等に苦しめられたうえ、“勝ちたくても勝てないスパイラル”に陥り続けてしまっていたM8にとって、これまで得た収穫が上手く働いたことに加え、BoPの緩和措置も相まって今後のレースを左右する大事な結果になったのではないでしょうか。
私は2連戦ともIMSAのサイトやBMWモータースポーツの公式Twitter等で情報を知り、ファン冥利に尽きるほど感激しました。何せM8は今シーズンを戦うGTLM(LMGTE)車両のなかで最も活躍を期待していたマシンなので、ずっと応援してきた甲斐があったなぁという思いでいっぱいです。
先述した次戦:プチル・マンでは、ライバル勢の動向もあって可能性は難しいと思いますが、25号車の3連勝あるいは(いまだ勝利の無い)24号車の初優勝を見てみたいところです。
Posted at 2018/10/12 20:16:24 |
ドイツ車(BMW/BMWアルピナ)&BMWミニ | スポーツ