MAG-X　1月号

１）中古車流通の裏話

身に摘まされる話。

こんなのが、軽より安い。
当然軽より性能は良い。
で、売れるのであろう。(そういう価格)
が、適度に壊れる。
で、3年後に手放すと下取り価格は15万円。
軽なら、3年後の下取り価格は100万円は残る。
だから、安いんですって。
安物買いの銭失いです。

私のB7/RS4セダンもフロントサスのOH以外はトラブル知らずです。　運が良い。
RS4は、今でも200～300万円で売られていますが、あちこち壊れて下取り価格は100万円位なんかな。
400万円で買ったんで、6年間で300万円の値落ちは辛い。
この辺は、国産車の方が断然有利。
外車は覚悟を持って、選んでくださいな。

２）CR-VとXVのハイブリッドカー対決。
どちらもNA2Lのハイブリッド。
CR-V：145ps/17.8kgm＋モーター(184ps/32.1kgm)　車重：1700kg　WLTC：20.2km/L　価格：436万円
XV：145ps/19.2 kgm＋モーター(14ps/6.6kgm)　車重：1550kg　WLTC：15.0km/L　価格：280万円
価格を除くとCR-Vの圧勝。
価格差の幾許かは、モーターと電池

ハイブリッドと言っても、ピンから切りまで。
CR-Vはエンジンよりもモーターの方が出力が高い。
モーターって難しい。
ICEは一定トルク、馬力が回転に略比例。
モーターは、一定馬力、トルクが回転に略反比例。
XVの14psのモーターってあえてエンジンに読み替えると。
140ccのエンジンの8000rpmの出力。
1000rpmなら、8倍の1220ccのエンジンの出力。
ターボディーゼルの極端な奴です。　って、街中専用じゃん。

３）西川淳の試乗記　MCしたMBのC180アバンギャルド
・40km/h以下と80km/h以上で、心地よく走る。
　→にんまりですな。
・路面、天候が変化しても、路面からのインフォメーションが変わらない。
　→にんまりですな。
・真っ赤なMC直後のCクラスだが、Cクラスのオーナーですら振り返らない。
それはAMGでも変わらない。　目立ちたいならAMG GTが必要。
高機能がウリ。それでいいのだ。
　→オチたね。
・安定感が素晴らしい。　レーンの真ん中を楽々キープ。
　運転支援もばっちり決まる。
　真っ直ぐ走れない車は制御を入れても走れない。
　面白みは無いけれど、移動の質は極上。
・MCで全域にわたり上質になった。　外観の変更は少なく中身重視のMC。
　素晴らしいことだが、新鮮味に欠けるのもまた事実。

西川淳いいなあ。　なんか、合うぞ、新しいCに乗ったことないけど(笑)。
ベンツ渋いなぁ。　やっぱり最期はロドスタじゃなくて、ベンツかなぁ。

怖くて飛ばせないのでスピードを出せないト○タ。
飛ばせるんだけど、ゆっくり走ると心地よいので、ゆっくり走るベンツ。
車版、北風と太陽。
恐るべし、Hey メルセデス。

4)ざ・総括　スバルフォレスター
・常用速度域で車は作られる。　速度無制限区間のあるアウトバーンはドイツ車の性能の拠り所になっている。
　日本ならせいぜい120km/hまで面倒をみれば良い。
　第二東名の速度制限緩和を120km/hで検討していたところに横やりを入れたのは、○ヨタ。
　速度制限120km/hだと、140km/まで面倒みないといけないが保証できないと言ったそう。
→酷いと言うなかれ。　凄い技術。
　ビッツ（118万円）から、LFA（3750万円）まで、ちゃんと性能を作り分けている。と思う。
　300万円以下の車は、走れたもんじゃないんだが、内装や装備がマーケットのど真ん中。なんでしょうなぁ。
　デミオやフィットなど、走りにお金を掛けても、ここ日本では売れないのであった。
　走りなんで興味無いんだな。みんな。