ニコイチの完成品寄せ側であるThinkpadE14Gen1を分解します
前述通りAC給電不良が症状です
電源ボタンは右側になります
オープンした状態
見てのとおりですがメインボードの物理形状はE15と同じとなっております
E15のマザーをこっちに持ってきてニコイチしようということですね
全体的に右側のスペースが狭くなっている
バッテリやCPUクーラーもE15と同じ
サブボードのみ明らかに違うようです
物理形状が同じで故障しているため面倒くさいので識別シールを貼っておきます
こちらのCPUはi3-10110u
2.5インチのスペースにケーブルと枠はありませんが
NVMeのスペースに放熱板が設置されているので
元々はM.2モデルではないかと考えられます
最初から両方おいておいてほしい
HP製も最近は両方つけるようになってきているけどねえ
AC給電不良なので疑惑の部分を眺める
一番ありがちなのはコネクタが甘くなっていることだがそうでもないようです
このコネクタの話はまた今度します
早い話がUSB-Cは強度が不安ということです
板を離脱して裏返すと故障の原因が見えてきました
ボードの向こう側のエッジ沿いに液体がかかった痕跡があります
同じ部分の底板側にも同様の痕跡が確認できました
後ろ側の放熱口から何らかの液体を入れてしまったようですね?
充電できずの原因は間違いなくこれです
前工程で取得していたThinkpadE15gen1のメインボードに交換して組み立てます
M.2とメモリを装備して放熱板の接触部分のゴムを交換しておきます
M.2NVMeの部分は2段になっており銀色の部品は2242を装着するときに設置するものらしく今回は2280を使用したため除去しました
スタッドが2242の位置に立っているので2280を装着する時には不要のようです
黒いほうが上面側のヒートシンクです
はい組み立てました
今回はいつものようにキーボードを交換していませんが
交換はX270よりもさらに大変なようです
これまでの日記通り最近のThinkpadLENOVOはキーボードを交換するために完全分解しなければなりませんが
どうにもこのE14ではキーボードだけの交換はプラをバキバキに折らないとできないとかいう話も
よく探っていないのですがキーボードカバーとキーボードが別部品だけどくっついているみたいです
そのためかキーボードに剛性感がめちゃくちゃあってX270より飛躍的に打鍵の感じがよくなっています
14インチになりピッチが広がっているのでその辺が慣れませんが
あとこのモデル日本語のバックライトキーボードが装着されているうえに使用感が全然なかったので交換を考えなくてよい状態でした
ディスプレイもIPSのようです
ただIPSとTNのオプション価格差は当時4000円だったそうです
i3モデルだとデフォをTNにされていたらしいので盲点となりえたとのこと
もちろん充電もできるようになりました
それにしても今どきのThinkpadには水抜き穴ないよね?
LENOVOになってから明らかなくなったような気もしますが
弁当箱サイズだった時のThinkpadってキーボード側から貫通する位置に
水抜き穴や水導通口が複数あってめちゃ手が込んでいました
キーボードのバックプレートが皿形状になっていて端に水を誘導して裏に落とす構造になってました
2chで有名なきな粉餅落としてあるThinkpad画像もその手のThinkpadだったような
あの程度じゃ壊れねえんだよなあ
排気口からだったらダメだろな
Posted at 2023/03/27 23:25:08 | |
トラックバック(0) | 日記