鉛電池を購入するというハードルと
サーバラックをずらしてオンラインで交換するという
面倒くさいイベントを乗り越えてUPSの電池を交換しました
前回の交換が2015年なので8年ぶりとなりますがこのことについての考察はさいごに
面倒くさいUPSを維持する理由はちょくちょく書いているのですが
2009年ぐらいに導入後2011年にあの地震が来て
その時にめちゃくちゃ役立ったんですよね維持に執着し始めたのはそれ以来です
まあ発電機持ってたらそっちのほうがよさそうですが
オンラインで交換します
この時分のAPCは黄色いコネクタです
これをばっつり抜いてバッテリートレーを引っ張り出します
前回の初交換時はAPC純正から天翔に送ってもらったやつに交換しましたが
今回はバッテリートレーを流用して自前で調達したものに交換します
APC製はメキシコ製の意味不明な奴でした
この図の天翔製は新神戸電機製です
今頼むと古川電機に変更されたらしくどうも適性がある鉛電池の入手が難しいみたいなんですよね
新神戸は日立に吸収されて消えてしまったので今買うとCSB?になるのかな
あれ基本的にベトナム製でオムロンのUPSにも入っているのだが良くない
APC純正もいまやほぼクーロンバッテリだし金出して三流品は勘弁ならん
このへんの12V7.2Ah鉛電池の入手性に不満を抱いていたのですが
最近調べていたところGSユアサのポータラック(PXL12072J)という高耐性電池が
お手頃価格で入手できることを知ってGW前に発注しておいたのです
GSユアサのポータラックPXL12072Jに換装しました
12V7.2Ahなのですが日本製です
ユアサのカタログでは12V7.2Ahは台湾製に移管と書いてあったのですが
秋月で買う分には4月の段階では日本製でした
製造日もばっちり書いてあり結構前でしたが残量もバリバリで能力を予感させます
7月に値上げするそうですがこのバッテリー秋月だと6600円で買えるんですよね…
4個分の値段でモノタロウだと1個しか買えませんそんな値段
4セル48Vの交換用UPSバッテリは大体10万弱が相場ですので法人ではそんなものなのですが
間違ってF1端子のを買ってしまったためそうなったのかも(日本製)
CLONGバッテリーの低電位でのヘタレっぷりを見るに
日本製鉛蓄電池の粘りは見事なものがありますのでやはりどうしても欲しいといえばほしいのです
このとおりKOBEはスタンバイ用途としては8年も絶好調ですし…
鉛蓄電池の評価としては
CLONG<SUPERNATTO<YUASA<YUASA(J)=KOBEという感じですね
バッチーンと戻して作業完了です
電源断も特になし
ところでUPSは電池交換3回するぐらいには本体寿命だから交換しようぜ
という定説でしたが
シュナイダーのサイトに以下の文言が
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Smart-UPS 1500 RM ブラックモデル (型番: SUA1500RMJ2UB) は、
2006年~2012年まで販売された製品でサポートは終了させていただきました。
なお、本モデルは販売終了から10年以上経過しており、サポートを終了させていただきました。
UPS本体の耐用年数は日本電機工業会による指針にて約5~6年と定義されており、
耐用年数が経過している機器は正常に動作しているものであっても
今後の安定性や信頼性の低下が懸念される時期であることから、
次回バッテリー交換の際には、機器を安全に保護していただくためバッテリー交換ではなく
本体をお買い替えくださるようお願いいたします。
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「日本電機工業会による指針にて約5~6年」
1サイクル(笑)
運よく新品を導入できたとはいえ次新品買えるかなあ?
まあスタンバイユースとサイクルユースでは天地ほど差があるとはいえ
ガチ企業では4年ぐらいで電池交換するでしょうねえ
ヤフオク見てたら大体サイクルもわかってしまいますし
Posted at 2023/06/26 23:31:04 | |
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