奥多摩湖で紅葉狩りに行きました。
その時、徘徊老人を保護しました。
老人がいた場所は、崖っぷちの小道。足を踏み外すと奈落の底。
それでなくても、夜は0度付近に温度が下がってしまう。
加えて、小道に隣接する国道411号は、紅葉の時期で交通量が多い。
警察に通報し、指示に従い老人を確保し、引渡し。
下手しなくてもまぢ命に関わる中。最悪の事態を避けることができて
マジよかったです。
老人を見かけた当初、紅葉を愛でながら日向ぼっこかな?と思ったのですが、
いるのが崖の上、容姿もうす汚れていて観光客に見えない。なんか違和感が。
声をかけましたが、全く会話が噛み合わない。
今までの経験上、認知症での徘徊が即座に連想されました。
でも、その後110番に通報するか悩みましたよ。
本当に認知症の徘徊と断定していいのだろうか?
本人の地元での周りの目もあるだろうし、警察官が来て本当にいいのだろうか?等。
satokoにも相談し、自分の判断を信じて勇気を出して110番。
警察の指示に従い、歩道がなく交通量が多い国道411号を歩く老人を、
私が走って追いかけて確保。
satokoが機転を利かせて運転してきた車に老人を乗せドアロック。
これで一安心。そうして、車を停められる場所まで走り、警察を待ちました。
警察官到着時、本人から、「なんで警察を呼んだんだ!」等のお叱りが来るのを
恐れていましたが、そんなことは全くなく、素直に警察車両に乗ってくれました。
警察官に聞いてみたら、該当する服装の人が行方不明になっているとのことでした。
ただ、意思疎通ができないので、今すぐ本人かは確定できません。と。
でも、その人は幾度も徘徊を繰り返しているとのことでした。
多分本人。
徘徊老人を見かけたら110番。
その事態に遭遇したとき、こんなに判断に悩むとは思いませんでした。
でも、気になる人を見かけたら、とりあえず110番した方が良いと思います。
警察に状況を話して。
そう、大切な命を守るため。
今回、私が、勇気を出して通報しなかったら、間違いなく大きな後悔をしていた。
最悪では、新聞などに奥多摩湖で老人が死亡した記事が掲載されてしまったり、
それでなくても、行方不明者のチラシに載っていたかもしれない。
老人を警察に引渡しするとき、私、警察官の指示に従い免許証を見せて事情聴取され。
周りから見ると、取り締まりを受けてしまったように見えていたでしょうね。
Posted at 2013/11/24 01:01:27 | |
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