モデルカーコレクション、夏頃から何となくフォーミュラカーの傾向が続いていたんですが、先週ウチの弟から「こんなん買ったよ~」って連絡が。
90年のJSPC菅生500㌔のフロムAポルシェ962C。
車体名は「962C」ですが、フロント周りやリヤウイングの辺りの造作がオリジナル962Cと随分違います。
そして今年の初めに「ポルシェのレースカーを調べた(モデルカーとは直接関係なく笑)」ってブログを書きましたが、「だったら今のこの時間がある時期に目ぼしいモデルをリストアップしておくか…」なーんて思ってたところ、うってつけの本が一昨日発売だったんで当日速攻買って来ました(笑)。
乗っけからポルシェ956/962Cの記事、しかも120ページ中24ページを割いての扱い!当時もとんでもない車だと思ってましたが、記事を読み進めると「やっぱり凄いわ~」って。
で、「モデルカーコレクションしてみたいなぁ」とリストアップ?したのは…
84年のル・マンを制したヨーストポルシェ956。
ワークス車は好きじゃない(笑)んで敢えて外しました。
コレはJSPC初年度の83年のシリーズを席巻したトラストポルシェ956です。
ル・マン仕様と同じくロングノーズ+ロングテールです。
ハイウイング仕様の83年ニュルのキャノンポルシェ956
キャノンカラーは外せないッス(笑)。
で、今回調べて気付いたのは自分が一番好きなショートノーズ+ハイウイングの956は83年ワークス仕様で、このモデルが「956B」という名称で84年にプライベーターに市販されたって形になってたようです。
そう言えば前半のプライベートポルシェはフロントノーズは分厚いタイプしか無かったような?と思い出しました(笑)。
ネット徘徊中に「956K」って名称のモデルカーがあったんですが
「レーすべ」には記載ナシ。「K」が付いてるって事はクレマーが絡んでる?いや917もKが付いていたなぁ?とよくわからんのですが(苦笑)。
ちなみにこの写真のモデルカーは85年のホッケンハイムでベロフが乗ってファステストをマークした車みたいです。
※調べたところ「K」はドイツ語で「短い」(Kurz)=なんでショートテール仕様って事で、反対後は「LH」(Langhek)…なるほどねー
その他バリエーションとしてフロント部分に小さなウイングが付いたモデルもありました。
この仕様ってWECの富士でも結構目にしたし、日産のCカーにもフロントウイングが付いたバージョンありましたよね。
962CのベースとなったのはIMSAの962。って事は85年だけどデイトナを勝った車はCの無い962?
リヤカウルの真ん中の大きなエアイントレットからするとシングルターボエンジン搭載車だから962のようですが。
純然たる?962Cというと…87年JSPC富士500㌔のアドバン962Cとかを選んじゃいますかねぇ。
この車はバリエーション追加モデルだと思ってたら、88年にワークス活動終了しヨーストに開発を託した「実質89年ワークス仕様」の962Cだったんですね。
一番最初に紹介したフロムエー962Cに似てますが、フロントオイルクーラー、角型ヘッドランプが違いみたいです。
プライベーターモデルとしてこの2台は是非確保したい、リチャードロイドのポルシェ962GTiと
クレマーポルシェCK6
クレマーは95年のデイトナで優勝したK8なんてのも有り、モデル化されてるんですね。
ネット徘徊中に91年デイトナ出走の966なんてのを見つけたんですが、
966なんて聞いた事なかったし、ネットで検索しても出て来ないけど…ポルシェとして正式な車なのかな…?
そして956前…って言うか、956が市販される前にプライベーターが936をベースに造ったCカーがモデル化されてたのも発見しました。
クレマーが造ったCK5と、
ヨーストポルシェ936C
あ、「全部買い」ってわけではありませんので(笑)。
Posted at 2020/11/09 18:55:17 | |
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