こうみえて私、
クラシック音楽も好きなんです。
と言っても、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入している
ミーハーファンです😅
ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです<(_ _;)>
あぁ聴いたことある!でも曲名が分からなーい!というのを解決したい😊
今回紹介するのは
E.エルガー作曲
「愛の挨拶」 です。
ヴァイオリン:五嶋みどり。
クラシック作曲家というとイギリス人は少数派ですが、
エルガーはイギリスの国民的作曲家として敬愛されています。
エドワード・ウィリアム・エルガー(1857-1934)
エルガーはイギリス・ウースター近郊のブロードヒースに庶民の子として生まれました。ピアノの調律師の父と音楽教育に熱心な母のもと、10代の頃から有名な音楽少年でした。音楽学校に留学するほど裕福ではなく、イギリスの田舎町で成長し地道に演奏活動や作曲を行っていました。
「愛の挨拶」は1888年に
キャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に彼女に贈った曲です。アリスは音楽教室の生徒でしたが、エルガーより8歳も年上でした。
楽譜の表紙。Salut d'Amourとフランス語の題名。
当初エルガーはドイツ語の得意なアリスのために
”Liebesgruss”というドイツ語題名を付けるつもりでした。が、出版社にフランス語のほうが響きが優しいからと押し切られ、フランス語題名で出版されたそうです。
しかしアリスの両親に献呈された自筆の浄書スコアには、Liebesgrussと手書きされていました😊
当時エルガーは
無名の音楽家、一方アリスは陸軍少将の娘という
上位中流階級。階級制度が厳しい社会において、二人の結婚はアリスの親族から厳しく反対されました。最終的には勘当同然で、1889年結婚しました。
アリスとの結婚はエルガーの才能を開花させました。1900年頃から名声が高まり、1904年には
ナイトの称号を得るほどに。以後、1920年に彼女が亡くなるまでの間、エルガーは代表作を生み出し続けました。
五嶋みどり(1971-)は日本を代表する世界的ヴァイオリニスト。同じく女性ヴァイオリニストだった母から英才教育を受け、6歳で初ステージ、11歳にしてズービン・メータ指揮ニューヨークフィルと共演してアメリカデビュー、天才少女の名をほしいままにしました。
例によって、YouTubeの動画を貼り付けました。
これから伴侶となる女性に捧げる、愛に満ちた名曲です。
時代を超えて愛されるクラシック、
やはり本物はすばらしい\(^o^)/
エルガー 「威風堂々」
Posted at 2021/03/24 22:31:02 | |
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