朝臣従三位のブログ一覧

「いじめ自殺」の件を巡って調査委員会の報告に納得できないと死亡した生徒の両親がTVに出て怒ってました。

娘さんが自殺してしまったことは誠に気の毒というしかないのですがそれを報じるマスコミ報道には違和感を感じてしまいます。

毎度のことですけどあくまで悪いのはその子をいじめていた側の生徒たちであり学校や教育委員会ではない。

そう言うと「それを防いで、ことが起きたら真相を解明するのが役目だろう」と言うのでしょうけどそれは無い物ねだり。

大津いじめ自殺事件ってありましたが、警察が7月に告訴を受けて加害者を送検したのが12月27日。

捜査能力や強制力を持った警察ですら多数の生徒から聞き取りをし、裏づけをとって送検するのに数ヶ月もかかっているんです。

たとえばよく「アンケート調査」と言いますけどそれも万能じゃない。

「××君が○○しているのを見た」とあって××に確認を取ると「知らんがな」「○○なんて誰でもしてたやん」と言われれば学校はそれ以上何が出来るんでしょう？

それともマスコミや世間に向けて「アンケートにはこれこれの記述があったが、それが事実かどうかは分からなかった」と正直に？公表しろと？

しかも大津の事件で明らかになったようにああいうことをする生徒の後ろには往々にしてアホな親がついていてこれが大騒ぎするんです。

「ウチの子はそんなんしてないと言っている」「何か証拠でもあるのか」「アンケートに書いてあることは嘘だ」....こんな手合いに学校はお手上げなんです。

マスコミ関係者は「加害者」が「へへー、恐れ入りました」だなんて遠山の金さんみたいになると思っているのか？