さて
「 60時間 行き当たりばったりの信州・飛騨ドライブ(前編:信州)^^」
のつづき、9月25日です^^
伊那のホテルを早朝に飛び出し、何でまた走ってんだ?と疑問を抱きつつ権兵衛トンネルを越え国道19号の「道の駅木曽福島」に到着
休憩しているとだいぶ空が明るくなってきました♪ | |
国道19号を木曽川沿いに上松宿まで南下。
すると現れるこちらの風景
本日最初の目的地、国の名勝
「寝覚の床」です。
木曽川にある花崗岩が侵食された景観地なんですが、なんでもここは浦島太郎が目覚めた場所だとかの伝説の場所らしいです。
名古屋から電車で信州に向かう場合、JR特急「しなの」に乗ってるとココ寝覚の床を通過する際にはアナウンスが入り毎度起こされます(>_<)
寝覚の床付近には旨そうな蕎麦屋さんがあるのですが、あまりの早朝で開いていないのですごすごと退散・・・
(因みにこの後訪問された
漆黒のピンポイント爆撃機さんによるとヤハリ美味しいようです! んー、食せず残念)
それにしても国道19号は美しい木曽川に沿った素晴らしい道♪
そして、寝覚の床の次の目的地は?
御嶽山に決定^^
再び国道19号を北上し、長野県道20号で「道の駅三岳」へ
これから先は休憩ポイントもないので、休憩先取りです。 | |
県道20号から県道256号に入り、御岳湖沿いの超快走路の湖岸道路を経由して御岳スカイラインへ!
(御岳湖北岸の県道より南岸の道の方が快走路です)
途中、いい雰囲気の清滝を発見。
マイナスイオンを補充♪
というか、近づくと傘が必要なレベルの水蒸気が立ちこめてて、寒いです(>_<)
そのままグングンと御岳スカイラインを駆け上がると!
おー、雲海ですよ♪
これぞ正真正銘の「雲の上の人」^^
それにしても絶景です^^
御岳スカイラインはおんたけ2240スキー場あたりまで登ってくると、ごらんの通り景色が素晴らしいヘアピン続きの楽しい道♪
雲海もあって気持ちいい!
普段やらないですが、早朝ドライブっていいですね^^
そしてそして、御岳スカイラインを登り続け、ついに終点の田の原に到着
もちろん後ろに写っているのが御嶽山
でも何か山が雲に隠れていまひとつですよね?
という訳で数分後
全然雲が流れません・・・
そこで、パンパンに膨らんだパン朝食を食べていると!
おー、いいねぇいいねぇ♪
でも頂上付近の雲がちょっと(ーー;)
もうちょい粘るか・・・
またまた隠れてしまった・・・
と、上空の雲で日光が遮られ御嶽山に朝日が届かなかったり、日光は届いても今度は御嶽山自体が雲に遮られたりの繰り返しでしたが・・・
そして待つこと1時間!
(#^.^#)
ようやく、まずまずの御嶽山に出会えました^^
そうだ、車入りシーンがまだだったと場所をレストハウス近くに移してると、あっという間に雲隠れ(>_<)
なので再び待ちぼうけ
見えた♪
これでヨシとしておくか^^;
といいつつ最後にもう1枚。
何だかんだで1時間半ほど田の原で滞留。
なかなかいいコンディションで写真を撮るは苦労しますね。
そうこうしているうちに御嶽山への登山者の車で埋まり始めましたので退散。
次の目的地は
御岳ロープウェイ乗り場に決定!
田の原からは、来るときと逆の御岳スカイライン~御岳湖南岸道路~県道256号~県道20号を通り、御岳ブルーラインを通って御岳ロープウェイ乗り場の鹿ノ瀬駅に到着。
しっかし、ここはさっきの田の原からは直線だと5kmほどなんですが、車だと50kmほどの迂回(>_<)
かなり疲れました・・・ | |
しかも、ロープウェイに乗ろうかと思うも、周りを見渡しても御嶽山登山に向かうため老若男女を問わず、もちろん山ガールも含め完全な登山ルック。
あまりにも場違い感たっぷりの軽装のKUROYONは、乗り場の散歩で我慢です^^;
そうそう、御嶽山なんですが、天気がよいと
のようなまぼろしの巨大滝」ってのが見えるみたいです。
で、どうだったかと言うと
幸運なことに巨大滝をこの目で見ることが出来ました^^
素晴らしく順調&幸運な旅だなぁ^^
(と、この時は思っていたのでした)
幻の滝を見たところで次の目的地決定タイム!
信州に来て蕎麦を食わねば蕎麦blogerの名折れだな^^
てことで、目的地は前から気になっていた
富山県は
利賀のそばの郷に決定^^
ちっとも景色が良くない御岳ブルーラインを下り県道20号経由で国道361号へ再突入
途中、高くて怖い割には大した景色でもない高根第一ダムの展望台に登ったり | |
「道の駅飛騨たかね工房」に立ち寄ったりしながら | |
「道の駅ひだ朝日村」に到着
朝が早くお腹が空いていたので、このエリアの名物らしい「よもぎうどん」をいただきます^^ | |
この日の「道の駅ひだ朝日村」にはクラシックカーがずらり
よもぎうどんで空腹を満たしたあとは、旧R361の酷道361号、美女のいない美女峠経由で高山へ | |
いよいよ利賀のそばの郷を目指すわけですが、高山から利賀に行くには国道360号と国道471号を通って行くのが王道でしょう^^
「道の駅アルプ飛騨古川」で休憩と同時に道路情報をチェック!
よし^^
道の駅の道路情報も、JARTIC情報でも通行規制もなくオールクリア♪ | |
帰宅直後に再確認した、9月26日の0時の岐阜と富山の道路情報はご覧のとおり
そういう訳で満を持して道の駅を出てから国道41号を北上すると、すぐに国道471号へ左折。
すると現れたのが
日本最強のお団子標識
酷道マニア必見!
かの高名な酷道、R471とR472の2連団子おにぎりです♪
そんな最強区間もすぐさま国道360号が合流し、
R360とR471のお団子に変わり、R472は蚊帳の外(^_^;)
そんなR360&R471&R472号の三酷道重複区間をしばらく走るとすると、
ん?
んんん?
何ぃ~!
「富山県方面 通行止め」
聞いてねぇしー(>_<)
おそるおそる、酷道R360と酷道R471との分岐点にやってきました。
しっかし、
案内看板に至っては、酷道R471の行き先すらマスクされてます・・・
通行止めっていっても過去の経験上で色々あるからねー。
実は通れるんじゃないの?
と酷道R471に踏み込むことにし、KUROYON下道ロングドライブでのお約束、酷道アタックに突入です^^
<酷道アタック R471楢峠へ>
さて、酷道に詳しくない方のために、ここから先の酷道R471を簡単に解説。
この分岐点より北は酷道R471とR472で富山県へと続くんですが、国道界では超有名処でして、別名「開かずの国道」、場所では「楢峠」と呼ばれる酷道界の聖地。
開かずの国道の由来ですが、豪雪地帯の峠を抜けるルートなので、1年の殆どが雪に覆われたりで道路損壊が激しく、結局1年中通行出来なかったり、開いたとしても夏場の数ヶ月ほどで、通れること自体が奇跡です。
そういう場所なので、今回の旅の出発前にもJARTICでしっかり確認し、さらに現地の道の駅でも情報を仕入れたわけです。
そんな酷道界の鬼門、楢峠ですが、まあ、行けるところまで行ってみよう^^
と思った矢先に現れた通せんぼ(>_<)
でも、ゲートの看板をよーく確認すると
「富山県への通り抜けはできません。県境までは通行できます」
の文字と、ゲート横の隙間。
これは県境まで行きたい方はどうぞ、っと直訳できますね^^
じゃあ、お言葉に甘えて、進め!電波少年(懐
と元気よく進むとすぐにこの開かずの酷道が敵意むき出しで待ち構えておりました
何じゃ~、このダート路は・・・
一応舗装路ですが、どう見ても砂利道。
豪雪の自然の力恐るべしです(>_<)
酷道の楢峠区間にある、R471とR472の最強お団子セット。
ひしゃげた看板は、酷道157温見峠と同じく雪で押しつぶされたと推測できます(^_^;)
しばらくすると、すすきの密集帯。
酷道続きなので、こういう景色には少し癒されます♪
そしてさらに進むと、久々に現れた青看板と分岐点。
左は富山・岐阜県道34号。
正真正銘の開かずの険道。
ここ数年は全く通行できる噂を聞いたことがありませんので、迷わず右の酷道R471&R472方向へ^^
順調だ♪ 順調だ♪
と思った矢先に驚愕の光景!
ごろごろと尖った岩が路面に散乱しています(>_<)
100mまでは頑張りましたが、このまま進むとタイヤが危うい状況。
そして携帯に目をやると、当然の通話圏外・・・
しかもこんな通行止めの場所にわざわざやってくる人などそういる訳もなく、何かあったら発見されるのは来年?
悩みぬいた末下した決断は、
「てったい、撤退じゃぁ!」
と勇気ある撤退です(^_^;)
で、また悪路を引き返すこと2kmほど、
さきほどの、富山・岐阜県道34号との分岐点に戻ってきて地図を開きます。
もうずいぶん楢峠を奥深く来てしまっています。
とは言え、県道34号はここ数年通れる情報を聞かないのでおそらく行っても無駄・・・
そうなると選択は1つしかありません。
ここはイチかバチかの大勝負、先ほどの岩散乱の悪路を通りぬけ、奇跡の富山抜けに賭けるしかないでしょ?
「引き返して応戦じゃー!」
再び最強のお団子標識を抜け、先ほどの悪路を抜けて進んで行くと♪
ぐはっ(>_<)
正真正銘の通行止め!万事休す・・・
ゲートの向こうが気になります。
ちょっと車を置いて探検
あー、完全に道路が崩落しています。
しかも復旧工事のための固定具が道路を塞いでいて、全く通行できる隙間がありません
酷道アタック楢峠、↑白旗
完敗です(>_<)
一応工事進捗状況を説明すると、国道崩落の復旧工事と同時に、横に見える川沿いに応急の迂回路を建設中でした。
この迂回路があともう少し早く出来てたら通り抜け出来たんだけどなあ(T_T)
この工事、平成23年12月2日で終わるようです。
が、当然その頃は冬季通行止めシーズンに入っているので、通れるのは早くても来年夏ですね(^_^;)
もう応急の迂回路はほとんど出来ていたのですが、ご覧の通り迂回路への入口は重機で通せんぼ。
どうにもなりません(^_^;)
いよいよ、本当に撤退しか選択肢がなくなってしまいました(>_<)
またあの悪路を通りながら酷道を引き返すことを考えるとゾッとしましたが、これしか下界に続く道はないので、頑張って進みます
酷道を独占快走し
ようやく下界との境界線、国道360号との交点に戻ってきました^^
ヤレヤレ(^_^;)
お馬鹿な酷道アタックをしていたので、かなり時間を浪費してしまいました。
ここで利賀のそばの郷にナビを再セット&検索^^
すると出てきた到着時間は午後6時。そばの郷、撃沈の瞬間でした(T_T)
どうやら目的地を変更しないといけません。
しかも翌日からの仕事のことを考えると、あまり寄り道もできません。
そういう訳もあって、この日のドライブの最後の目的地として選んだのは、
7月の飛騨ドライブで行けなかった
白川郷リベンジに決定♪
またまたちょっとした酷道のR360号天生峠を経由するのですが、楢峠を走ったあとでは快走路でしかありません^^ | |
で、やって来ました!
「白川郷」
おー、素晴らしい♪
パンフレットで見たことのあるあの光景が、すぐそこに広がっていますよ^^
さすが世界遺産。いいところです^^
ちょっと集落の方にも入ってみましょう♪
世界遺産 荻町合掌造り集落にやってきました♪
古き良き日本がココに残ってます^^
いやぁ、白川郷に来て良かった^^
さて、利賀のそばの郷は行けなかったけど、ここの蕎麦で我慢しておこうか・・・
と向かった先は
建物が合掌造りの「道の駅 白川郷」
が、道の駅の蕎麦屋は閉店(>_<)
白川郷のメインストリーののお店も午後5時にはどの店も閉まるようで、
まさかの蕎麦食い損ね・・・
蕎麦を求めて国道158号を南下するも、
どこもかしこも閉店オンパレード(T_T)
結局、国道158号を美並まで下ったところで、蕎麦を諦め帰宅を決意し、東海北陸道~名神へ。
昼前の、よもぎうどんから何も食べておらずお腹が空いたので、堪らず名神 多賀SAにピットイン。 | |
ここは蕎麦屋がないので、ご当地グルメの近江ちゃんぽんで代用(T_T)
あとは、もくもくと退屈な高速をちんたら走って帰宅。
高速を300kmほど使いましたが、九州に行くつもりが、どういうわけか迷走して行き着いた、全1500km、時間にして60時間の行き当たりばったりの信州・飛騨ドライブは終了。
今回は絶景地ハシゴだけのはずが、ついつい酷道アタックハシゴのおまけ付き(^_^;)
大満足の気ままなドライブでした♪
皆様もこんな感じの思いつきドライブ、いかがでしょうか?^^
【ルート全容】
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