以前から噂があったメルセデスベンツの直6エンジン、エンジン自体の発表はありましたが
Sクラスに搭載される事が発表されたようですね。
ガソリンエンジンもディーゼルエンジンも1気筒500ccの6気筒になっています。V6からの置き換えになるようですが、Sクラスのエンジンルームなので前後に余裕があるという事でしょうか。
3000ccで400psはなかなかハイパワーですが、最大トルクが500Nmなので、かなり高回転まで回るエンジンの感じです。現行のV6に比べてロングストロークですが、ひょっとしてBMWのB58型直6より気持ち良く回るかもしれません。
エンジン内部を見るとオーソドックスな造りのようですが、何か隠し球でもあるのでしょうか。
こちらは現行V6に変わるこれまた直6のディーゼルエンジンです。
現行V6に比べるとやはりハイパワーでトルクも大きくなっていますね。EURO6はもちろん、RDEに対応している点でも進化していますが、以前に紹介した
新型Eクラスに搭載のOM654エンジンに2気筒足したエンジンのようです。という事はシングルターボでしょうか。
ちなみにこちらはOM654エンジンですが、ボア/ストロークなどの基本的データは共通のようですね。
これらの直4/直6エンジンはシリンダースペースが90mmと共通ですので、エンジンブロックもガソリンとディーゼルで共通かもしれません。BMWのように1気筒当たり500ccでモジュラー化しているようですね。その方が4気筒と6気筒のトータルでコストダウンになるという計算でしょうか。
2030年からはドイツでは内燃エンジンは生産されない路線になっているのにこの時点で新規エンジンというのは気合いが入っていますね。
ガソリンもディーゼルも高性能で気持ち良いエンジンの予感が非常にしますが、SクラスだけでなくEクラスやCクラスにも採用されるのでしょうか。現行のV6に完全置き換えなのかも興味がありますね。エンジンルームの関係で次期モデルからになるのかもしれませんが、是非搭載して欲しいですね。続報を期待したいです。
とりあえずこれで、BMWも直6を引っ込める事は無くなりそうなので(爆)、ライバルの直6デビューは歓迎ですね。
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くるま | 日記
Posted at
2016/11/02 13:12:57