ゴードン・マレーが以前の傑作マクラーレンF1の後継車として出した
T50ですが、そのサーキット走行バージョンが発表されましたね。その名も「
T50s ニキ・ラウダ」です。T50はあくまでも走りを楽しむ、とのコンセプトで0-100Km/h加速や最高速は発表されていませんが、このモデルも同様です。
ただでさえ1tを割っていた車重は更に軽量化されて852Kgです。燃料タンク容量も50Lに減らされているので、満タンでドライバーが乗った状態でも1tを切るのは凄いです。
車内もシートが更に軽量バージョンになった上で右側のシートは外されて2人乗りになっています。
フロントサイドも完全に空力優先の感じですね。
リア周りもシャークフィンと巨大なウイング、ディフューザーでダウンフォースが大きそうです。例のファンは残されているのでこちらも空力にもっと寄与しているのでしょうか。
その結果、ダウンフォースはなんと1500kg!!これだとトンネルの天井を上下逆に走って落ちてこない、というとんでもない数値です。
限定25台でいったいいくらするのか分かりませんが、もう売り切れているのかもしれないですね。コレクションにするだけではなくて実際にサーキットを走らないともったいない気がするのは私だけでしょうか。
先代のマクラーレンF1はほぼ市販状態(パワーはリストラクター装着のためレースバージョンの方が低下していました)でルマン24時間で総合優勝を飾ってしまいましたが、この車が参戦したらどうなるのでしょうね。
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くるま | 日記
Posted at
2021/02/24 12:11:23