最近ネタが無いので同じ話題になりますが、先日効果を試してみた「1ウェイバルブの再調整をさせていただきたい」とショップさんから連絡があったので行ってみました。
ボルトオンで調整不要の完成品が装着しにくい、との返事がユーザーさんからあったらしく、純正の新品ホースをまたまた外して、プロトタイプを装着してみました。
前回装着時には普通に組み込め、200Km走っても問題無かったので気にしていませんでしたが、そう言われてみるとパイピングが微妙に曲がって角度が付いており、動作上は問題なさそうですがちょっと格好悪いです(爆)。
上側のパイプと下側のパイプの長さを微妙に調節したりして、最終的に落ち着いた状態が上の写真です。これなら1ウェイバルブとの角度もほぼ自然で良さそうです。
1ウェイバルブの本体とエンジンのクリアランスもぎりぎりで保たれ、こちらもOKでしょうか。この仕様で対策品を送りバージョンアップ?する、との事でした。
という事で新たに調整した完成品を装着してみる事にしました。
以前に装着した時と印象は一緒ですが、気持ち振動が減った感じがあります。適正な角度で装着されて当たりが良くなったせいでしょうか。エンジン音は純正の新品ホースとは微妙に違ってやや低音が強めですが、音量そのものは変わらない感じなので好みの範囲でしょうか。
やはり吹け上がりは軽やかで、普段と同じ加速だとアクセルの踏み込みは少なめで済みます。坂道でシフトダウンしそうな場面でもそのまま加速していくのでちょっとパワフルな印象があります。
燃費は明らかに向上していて、ちょっと走り始めても航続距離が1000Kmを超えました。空いている国道を巡航していると合計の航続可能距離は1200Kmを超え、燃料メーターの最初の区切り(1と1/2の間)までで300Km走ってしまいました。最近では経験した事が無い燃費の良さです。これなら高速道路を巡航すると1200Kmは楽勝かもしれません。
エンジンブレーキの効きが弱いのは相変わらずですが、ブローバイガス減圧によるフリクション低減のメリットとの引換えと考えれば許容範囲でしょうか。
そこそこ気に入ったので結局購入してみました。エンジンの耐久性にもメリットがあるようなら、17万Km走ったエンジンを労る結果になるのかもしれません。
Posted at 2016/06/06 18:01:12 | |
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ALPINA D3 Biturbo | 日記