F1より一足先に開幕した2輪のMotoGP、開幕戦からなかなか楽しい展開でしたね。開幕前のテストで好調だったドゥカティ、復調してきたHONDAに昨年チャンピオンのYAMAHA、スズキにKTMも好タイムで好レースが期待出来ましたが、予想通りでしたね。
結局優勝したのはサテライトチームのドゥカティでしたが、HONDAのマルケスは序盤トップを走っており、チームメイトのエスパロガロ選手も終盤までトップ争いをしていたのでHONDAの復活は確かかもしれませんね。
今までは「マルケススペシャル」と言われたマシン作りを大変更した?のが功を奏したのでしょうか。ただ、二人とも第一コーナーでオーバーランして順位を落としたのが気になるところですが(爆)。
ここ2シーズンは優勝数が少ないのに取りこぼしをしなかった選手がチャンピオンを獲得している結果からも分かるように、日替わりのように優勝する選手が変わってどのメーカーにもチャンスがあるのが素晴らしいですね。優勝マシンもYAMAHA、ドゥカティ、HONDA、スズキ、KTMとほとんどのメーカーです。今年は優遇処置を受けたアプリリアもパワーアップしてきて優勝戦線に絡むかもしれません。
これに比べるとF1は今まで「1強1中8番外地」風だったのが昨年はメルセデスとレッドブルががっぷり四つになって楽しいシーズンになりましたし、今年の開幕前テストでもフェラーリとマクラーレンが好調なので普段と違うシーズンになるかもしれませんね。アルピーヌも新型ルノーエンジンが完全刷新のスプリットターボになって好調らしく、侮れないですね。
明後日からのバーレーンテストで本番に近いマシンが登場してくるのでしょうが、事前の「真っ黒に塗ったらどのチームのマシンも見分けが付かない」との予想に反して本当に多彩なボディワークの違いを見せているので、果たしたどの空力処理が正解なのか非常に興味があるところですね。
本当の実力は3月20日からの本番の予選まで分からないかもしれないですが、結構面白いシーズンになりそうですね。今年こそ鈴鹿でGP開催して欲しいです。
Posted at 2022/03/08 12:35:28 | |
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