間もなく、家で使っているフィットが車検となります。車検前に乗り換えは考えておりませんが(コロナ渦の今はできない)、出来たとしても、大金を払って欲しいとまで思わせる車が無いのが原因ですね。そんな思いを徒然なるままに書いていく、久々の車考察です。
現行車での良いと思うのはスズキジムニ―です。基本的な性能が高いですし、日本の林道を走ったり、河川敷でちょっと楽しむのも最適な大きさですね。パーツも豊富で弄りやすいのも良いです。価格もお手頃で、長く楽しめる車ですね。
僕が選ぶ車の傾向としては、日常だけで終わらない車を選びたいという事ですね。勿論、実用性も大事だけど、遊び心とドライビングファンである事にプライオリティを置きますね。その辺を踏まえ、今後登場するであろう車も考慮して考えていきます。
考え方は以下の2つ
1.週末ドライビング重視の選択
2.実用性+ドライビングファン
1.週末ドライビング重視の選択
第1位はトヨタGRヤリスです。最低限の実用性もあるでしょうが、分類では週末型でしょう。半端ではない開発と、必要な所にたっぷりとお金を掛けたポルシェの様な車ですね。モータースポーツでは早くも走っている姿が見れますね。マシーンを操るという興奮と期待に応えてくれる安心感がありそう。戦闘機のような車ですね。
次は期待を込めて新型スバルBRZ/トヨタ86です。
これも最低限の実用性はありますので、スポーツカーのある暮らしが出来そう。エンジンの排気量アップとアイサイトの装備が目玉ですが、運動性能の更なる向上と走りの質感アップに期待しています。買いやすい金額であって欲しい反面、大人が満足できるスポーツカーであって欲しいですね。エンジンは高回転での伸び感があるといいな(エコだのなんの言ったって、スポーツカーのエンジンは高回転での叫びでしょう。ボクサーエンジンのバランスの良さを活かしてほしい)。スタイルはどうか?11月18日23時にアンベールされるらしいです。
第3位はマツダロードスターです。
実用性はほとんどなく、完全な趣味のクルマですが、だからこそ良いです。バイクっぽい感じというかね。時期ロードスターはハイブリッドエンジンという噂も有りますので、このND型がベストかもしれませんね。僕なら駆動系が強化されたNR-Aにします。装備も悪くありませんし、ナビならスマホで充分です。
2.実用性+ドライビングファン
まさかの1位は出るかどうか解らないトヨタtjクルーザーです。
このスタイル、イケてますね~。大きさも見た目より大きくないんですよね。ミニバン+SUVというコンセプトが最高!ただ、このスタイルは賛否両論ありそうで、結局は大人しい格好になるのかも・・・それなら魅力半減ですけどね。この車にキャンプ道具積み込んで、河川敷でBBQとか、4WDモデルで少しだけ林道に踏み入ったりとか、勿論、サーフィンや、自転車の移動など楽しいこと一杯。エンジンは拘らないのでハイブリッドでOK!ただ4WDにはしたいところ。
実際にはあのホイールはデカすぎるので、この位が良いのでは?
第2位も期待を込めて、マツダ2(デミオ)の次期型(写真は妄想画)
以前より高評価しているデミオですが、新型はマツダ3のスタイリッシュさをコンパクトボディに反映して欲しい。エンジンもいっそスカイアクティブX積んで、トレッド拡大したら、これは💛間違いなし!
必ずしもスポーツカーが欲しい訳ではないです。ただ前にも書いた通り、日常だけで終わらない車ですね。また、せっかくの休日を自動運転で移動する事はしたくないですね。何処へ移動するかは目的で無くて、車と対話するのが目的ですから(しゃべる車という訳ではないですよ)。
自動運転は確かに便利だと思うけど、それはどこまで行っても安全運転補助デバイスでしかない。完全自動運転が可能なら、所有する意味は無くなるし、免許も取らんでしょ?それこそシェアして乗れば良く、販売台数は低下して自動車メーカーはやってられないでしょう。何故、若者の自動車離れが進んだのか?自分たちが若い頃、車の何に魅力を感じたのか?そこに普遍性はあるのか等、もう一度考えてみると良いと思いますね。新日産フェアレディZのブログでも書きましたが、車の良し悪しを決めるのはジャーナリストではないです。誤解を恐れずに言えば、ジャーナリストも公平に判断している訳も無く、だからこそスポーツ性能に拘るジャーナリストや、アウトドアの使用を考慮してのインプレがある訳です。そして、その車の販売上での成功は何人の人がその車を購入したかですよね。
僕は長年モータースポーツを通して車を感じて来ましたが、まずはその車をノーマルで半年位乗ってみます。半年もしない内に変えたパーツもありますが、正直それは我慢ならぬ程、気に入らないパーツだった訳です。製造側の甘さや、製造工程上の合理化や時短化であり、良い製品になり得たのに、結果的に量産化される及第点の製品としてユーザーに手渡される訳です。市販化された車に、直ぐにボディ剛性向上を謳うパーツが併売されたら変でないですか?ボディのしなりを感じたい方の為の配慮ですか?僕なら剛性不足だと感じますけど。剛性不足のボディでは足回りのセッティングは非常に困難です。でも全てでバランスが取れてる車もあり、こういった車はバランスを変えるべきでないですね。
でも車は結局のところ、何をするかは購入者の自由です。弄るのならそれなりの知識と経験が必要ですね。若い人は車以外にも魅力的な趣味も有るでしょうし、車好きな大人は、電化製品の様な車が嫌いなのかもしれません。車好きな大人は外車へ流れれば良く、国産のクルマは燃費が良くて、走るのが楽で苦労しないクルマが良いのかもしれません。気をつけたいのは楽での部分で、クルマがアシストしてくれる。だから事故になっても、クルマが悪いとかなりそうな点。また、クルマが勝手に暴走し始めたら、冷静にシステムをカットするか、ブレーキを踏めば良い訳ですが、それがドライバーに出来るのか?車を楽に走らせるのと、未熟なドライバーでも結果的に事故無く走らせる安全デバイス、もしくは自動運転デバイス。何かあった時の責任の所在はドライバーであるはずです。システムの不具合は考えられますが、事前に警告は無かったか等を感じられるドライバーであったかも大事ですよね。
話を整理すると、楽で安全、クルマがほとんどやってくれると思っているドライバーのドライビングスキルが高いとは思えず、何かあれば、クルマのせいにするのはおかしいです。昔のクルマは一切安全デバイスはありませんから、全て自分が感じ取って動かしていた筈です。現代のクルマは電気仕掛けで、なかなか感じ取り難い事も多いです(補助デバイスは否定していません)。あのエンジンに拘りの強いホンダでもモーターへ積極的に移行しようとしている現在、クルマとは何かとはほんの一握りの人達だけが感じる事でしかないのでしょうね。
でも車に乗れば楽しいと思う人がいる限り、クルマを所有する意味は有るでしょうし、カーシェアリングで終わったりはしないでしょう。スポーツカーなど売れないから造らないという考えは有りですが、そんなメーカーか!じゃあ、きっと熱いハートのある車や、ドライバーの手応え感までは考えてないのだろうな。と思いますので絶対に選択しません。それはスポーツカーを造った事ないメーカーがやれば出来るよ!と言ってるのと同じですからね。加速や最高速だけで造ったと思うなよ!という事です。
長文、お読みいただきありがとうございました。
Posted at 2020/11/14 13:29:32 | |
トラックバック(0) |
車考察 | クルマ